累計相談数
90,200
件超
累計サイト訪問数
3,598
万件超
※2024年02月時点
無料法律相談Q&A

黄色信号は止まれ!注意して進めは間違いなので注意

~いざという時の備えに~交通事故マガジン

ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故マガジン > 交通違反 > 黄色信号は止まれ!注意して進めは間違いなので注意
キーワードからマガジンを探す
交通事故マガジン
公開日:2020.7.7  更新日:2023.6.16
交通違反 弁護士監修記事

黄色信号は止まれ!注意して進めは間違いなので注意

弁護士費用特約に関するアンケート実施中

実質0円で弁護士に依頼できる「弁護士費用特約」について知っていますか?

 

知ってる?知らない?あなたの意見をお聞かせください!回答後に他の人のアンケート結果を見ることができます。

 

【最短10秒】アンケートに回答する!

青信号と赤信号の意味は、それぞれ道路交通法によって、以下のように定められています(道路交通法施行令)。

  • 青信号:進行できる
  • 赤信号:進行してはならない(横断してはならない)

しかし、黄色信号の意味を誤解している人は意外と多いです。

黄色信号の意味は注意して進めではなく、赤信号と同じく止まれが原則です。黄色信号なのに無視して進めば、交通違反として扱われるので注意しましょう。

この記事では黄色信号の正しいルールと無視した場合の罰則をご紹介します。

黄色信号で進めるのは安全に止まれないときだけ

道路交通法上では黄色信号の意味は以下のように定められています。

 

第二条 黄色の灯火

二 車両及び路面電車(以下この表において「車両等」という。)は、停止位置をこえて進行してはならないこと。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。

引用:道路交通法施行令 第二条 黄色の灯火

 

要約すると、黄色信号は安全に停止できない場合を除いて、必ず停止線の前で止まらなければいけないという内容です。

 

黄色信号での進行が認められるのは「急ブレーキをかけなきゃ停止が間に合わない」などただちに停止することが交通の安全を害するような状況だけというのが法の建前なのですね。

 

黄色信号を無視した場合の罰金

黄色信号の罰金(罰金)は信号無視が故意か過失かによって内容が変わります。当然ですが、故意に無視した方が重い罰則を科されます。

 

  • 故意の無視:懲役3ヶ月以下または5万円以下の罰金
  • 過失の無視:罰金10万円以下

 

ただし、上記の罰則(刑事罰)は反則金を納めれば免れることが可能です。取締りの際に警官から反則金の支払いを命じられた場合は、車種に応じて以下の反則金を支払うことになるでしょう。

 

黄色信号無視の反則金

大型車

1万2,000円

普通車

9,000円

二輪車

7,000円

小型特殊車

6,000円

原付

6,000円

【参考】警視庁|反則行為の種別及び反則金一覧表

 

注意して進めは点滅している黄色信号の場合

黄色信号がチカチカと点滅している場合は、注意して進むことが認められています。『黄色信号は注意して進め』と誤解されがちなのは、恐らく点滅信号と一緒だと勘違いされている可能性が高いでしょう。

 

左右の見通しの悪い交差点では徐行する必要がありますが、見通しのよい道路であれば通常走行でも問題ありません。

 

信号の色の意味は交通ルールの基本中の基本です。間違って覚えていると事故を起こしてしまう可能性が非常に高いので、確実に正しい知識を把握しておきましょう。

あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

交通違反に関する新着マガジン

交通違反に関する人気のマガジン


交通違反マガジン一覧へ戻る
弁護士の方はこちら