交通事故による後遺障害の慰謝料相場は？

交通事故による後遺障害の慰謝料相場は？｜簡単60秒で診断

むちうちなどの後遺障害が残った場合、どれくらい慰謝料がもらえるか気になりますよね。

『ベンナビ交通事故』では、後遺障害がある場合の交通事故の慰謝料相場を解説します。

また、後遺障害の慰謝料を簡単に計算できるツールもご紹介します。

できるだけ多くの慰謝料を獲得したい方は、ぜひ記事を最後までお読みください。

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後遺障害とは、交通事故の怪我が治癒した後も、身体や精神に残る障害のことを指します。

たとえば、交通事故によって骨折後に体の一部が動きにくくなったり、視力や聴力が低下してしまうことが考えられます。

後遺障害が認められると、加害者側に対して「後遺障害慰謝料」や「逸失利益」などの賠償請求が可能となります。

後遺障害の慰謝料を計算する際の計算基準として、

の3種類があります。

どの基準を用いるかによって、獲得できる慰謝料が大きく変わってきます。

交通事故が起きた場合の最低限の補償をするもので、最も低い基準になります。

各保険会社が独自のマニュアルを用いて計算する方法となります。

過去の裁判例に基づいて法的に正当な金額を計算するため、支払いの基準が最も高額となっています。

そもそも、相手の保険会社はできる限り支払う慰謝料を少なくしようとするため、弁護士基準で計算・交渉することで獲得できる慰謝料が増えるというわけです。

それぞれの計算基準に基づいて、後遺障害の等級別の慰謝料を見ていきましょう。

後遺障害には、障害の重さや影響に応じて、1級から14級までの等級が設けられています。

等級が上がるほど、後遺障害が重いと判断され、支払われる慰謝料も高額になります。

表：後遺障害等級による慰謝料の相場