事故の状況
交差点をバイクで走行していたところ、一時停止線を無視して左から直進してきた乗用車と衝突してしまいました。
依頼内容
約8ヵ月の通院を経て、ようやく症状固定を迎えましたが、残念ながら右手の親指に痛みが残ってしまいました。
そこで、後遺障害の等級認定申請を行ったところ、「局部に頑固な神経症状を残すもの」として、12級13号が認定されました。
ほどなくして、加害者側の保険会社から示談金の提示がありましたが、ご相談者の方は、初めて交通事故に遭ってこのような提示を受けたため、妥当な金額であるか疑問を持ちました。
そこで、交通事故の被害に詳しい弁護士に話を聞きたいと思い、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
弁護士は、いただいた資料を確認し、入通院慰謝料、後遺症慰謝料については増額できる可能性があると判断しました。
弁護士の話を聞いた相談者の方は、依頼しようと考えましたが、弁護士費用特約に未加入のため弁護士費用のことが気がかりでした。
そこで弁護士は、「損はさせない保証(弁護士に依頼した後の、示談金の増加額が報酬金を下回った場合、その不足分の弁護士費用はいただかない制度)」が適用されるとご案内したところ、正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後、弁護士はさっそく加害者側の保険会社との示談交渉を開始しました。
生活するうえで、今後も後遺症が大きな影響をおよぼすことから、後遺症慰謝料は増額されるべきと強く主張したところ、裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額が認められました。
また、入通院慰謝料についても、2.3倍以上の増額となり、最終的に賠償金は245万以上が増額されて、920万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。