事故の状況
乗用車を運転中、赤信号で停車していると、後方から走行してきた乗用車に追突されてしまいました。
依頼内容
約10ヵ月間の治療を行い、ようやく症状固定を迎えましたが、残念なことに脊柱と骨盤骨の変形や、指の痛み、しびれなどが残ってしまいました。
そこで、交通事故に詳しい弁護士に、一度相談してみようと思い、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
ご依頼後、弁護士はさっそく後遺障害の等級認定申請を行った結果、併合11級との認定を受けました。
しかし、弁護士は認定結果を精査したところ、依頼者の方の症状は異議申立を行うことで、今よりも上位の等級が認定される可能性が高いと判断しました。
弁護士より異議申立を行い、今よりも上位の等級が認められた場合には、後遺症慰謝料および逸失利益について賠償金が増額することをご案内し、等級認定の異議申し立てを行うことになりました。
弁護士は、すぐに異議申立の準備を始めました。初回の認定では非該当とされた骨盤骨の変形障害に関して、必要な書類の精査や、症状の詳細を分かりやすく伝えるための写真やレントゲンデータなどを用意し申請したところ、異議申立が認められ、併合10級が認定されました。
つぎに、後遺障害の等級認定の結果を踏まえて、相手方の保険会社と示談交渉を開始しました。
後遺障害が残っていることから、逸失利益と後遺症慰謝料の支払を主張したところ、1,100万円以上の逸失利益、360万円の後遺症慰謝料が認められました。
最終的に賠償金の総額は、1,800万円以上となりました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。