事故の状況
乗用車を運転中に信号待ちをしていたところ、前方不注意の乗用車から追突されてしまいました。
依頼内容
痛みは相当ひどいもので、2~3日に1度の割合での整形外科への通院を余儀なくされました。
しかし、そんな状態が1年以上続いた頃、保険会社から治療費の打ち切りの打診がありました。
「まだ痛むのに、なぜ打ち切りになるのだろう?」と疑問に思われ、当事務所へご相談くださいました。
対応と結果
当事務所は、症状固定の時期については、主治医とよく話し合い、最終的には主治医の判断に従うようにとお答えしました。
また後遺障害の等級については、症状と治療経過を踏まえ、14級の認定可能性が高いとお伝えしたところ、正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後、弁護士は、後遺障害等級の認定のために有利な検査方法をお伝えしました。また等級認定に有益な書類をお渡しして、症状固定後に主治医に記載していただくようにご案内しました。
やがて、主治医が症状固定と判断すると、当事務所は後遺障害等級認定の申請を行いました。
その結果、頸部と腰部の両方について14級9号の認定を受け、併合14級が認定されました。
当初、保険会社が提示した示談金額は極めて低い金額でしたが、粘り強い交渉の結果、大幅な増額に成功。
特に、依頼者の方は専業主婦のため、休業損害は不当に低い金額が提示されていましたが、弁護士の交渉によって、最終的には実に6.5倍以上もの増額に成功しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。