三重県に対応している弁護士の解決事例
三重県に対応している弁護士の解決事例をいくつか紹介します。詳しい解決事例は「解決事例」よりご確認ください。
事故による持病の悪化で後遺障害等級が認定され約180万円増額したケース
事故状況
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車×自転車
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後遺障害等級
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なし→14級
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損害賠償
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約70万円→約250万円
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自転車で走行中に駐車場から出てきた自動車に衝突され、怪我を負った事故です。事故後、通院慰謝料の示談は成立しましたが、後遺障害非該当とされ、この判断に不服だったので弁護士に相談。
相談者の方は、4ヶ月前にも事故に遭っており腰椎捻挫を負っていました。今回の事故で腰痛が悪化したため、腰痛での後遺障害認定の可能性がありました。
そこで、腰のMRIを撮って診断書を作成し、現状の症状と事故前の症状とを比べた陳述書も作り、後遺障害認定について異議申し立てを行い
後遺障害14級の認定を受けることに成功。慰謝料も70万円から250万円まで増額しました。
横断歩道を歩行中に自動車に衝突された事故で損害賠償を約500万円増額できたケース
事故状況
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車×人
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後遺障害等級
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10級
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損害賠償
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約500万円→約1,000万円
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横断歩道を横断中、気づかず走行してきた自動車に衝突され、左手首骨折、第一腰椎圧迫骨折を負った事故です。約10ヵ月の治療後、脊柱の変形や痛み、左手首の痛みといった症状が残り、後遺障害合わせて10級が認定。保険会社が賠償額を提示しましたが、妥当とは思えず弁護士に相談。
被害者は介護が必要な夫と2人暮らしで、家事をすべて行っていましたが、事故後、それができず親族に頼んでいることから逸失利益が払われるべきと主張。
その結果、逸失利益が認められ、休業損害等についても増額することができました。
保険会社から一方的に治療を打ち切られたものの後遺障害等級12級を獲得し約10倍の損害賠償獲得に成功したケース
事故状況
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車×車
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後遺障害等級
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なし→12級
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損害賠償
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約100万円→約1,050万円
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信号待ちで停車中、後方からの車に追突され、負傷した事故です。通院半年後も痛みが残っているのにも関わらず、保険会社から一方的に治療を打ち切られたため弁護士に相談。
被害者にいまだ痛みが残っているため再検査したところ、当初の傷病名の頸椎捻挫ではなく、頸椎損傷と診断されました。その後、後遺障害申請のサポートを行ったことで後遺障害12級の認定を受けることに成功。また、損害賠償を100万円から約10倍の1,050万円まで増額できました。
三重県の弁護士へ相談する流れ

弁護士への相談を決めた方は、まず地域と相談したい内容から自分の都合にピッタリな弁護士を探しましょう。
どのような基準で弁護士を選べばいいのかわからない人は、まず弁護士の対応日時と地域から、無理なく相談できそうかで判断してみてください。例えば、仕事で18時以降にしか相談できない、休日にしか相談できない人は、19時以降も対応してくれる事務所や土日祝日対応可能な事務所への相談がおすすめです。
事務所が決まったら、電話もしくはメールで弁護士に現在状況やどうしたいのかについて簡単に説明します。説明時で必ず以下の5つは伝えるようにしましょう。
- 加害者か被害者か
- 怪我の程度(後遺障害が残っているか)
- 現在の状況(通院中・保険会社と示談している)
- 何を希望するか(提示された金額が妥当なのか知りたい、損害賠償に納得できない など)
- 弁護士費用特約に加入しているか
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上記5つは、弁護士が受任できるかどうかの判断基準にもなります。また、面談相談した時にもある程度事情を把握してもらっておくとスムーズな相談が可能です。
弁護士費用特約は、自分が加入していなくても以下の続柄の方が加入しているのであれば利用できます。

弁護士費用特約は、ご加入の任意保険に付帯しているオプションですので、自分が利用できるかわからない人は弁護士もしくは保険会社に確認しましょう。
面談日程が決まったら、実際に面談相談を行います。面談相談では、弁護士や事務所の雰囲気を確認してください。
信頼できると思った場合はそのまま弁護士に依頼できますし、もし少しでも不安があるようであれば、相談のみにとどめ別の事務所に再度相談してみるのも可能です。
弁護士が契約を迫ることはありませんので、ご安心ください。
三重県で弁護士を選ぶ際のポイント
弁護士を選ぶポイントは、主に以下の5つです。

弁護士へ相談し、最大限のメリットを受けるには「信用できるか」が重要です。実際に相談してみて少しでも不安があるようであれば、他の弁護士に相談した方が良いでしょう。
三重県の交通事故の発生数・死亡者数(2019年統計)
三重県の交通事故発生件数は減少傾向にあり、2015年から平均して毎年約800件減少しています。
過去5年間で約20件/日⇒約13件/日程度まで減少しました。

また、死亡者数は2015年から3年間、87人を下回ることはありませんでしたが、2018年で10人以上少なくなった75人となりました。
過去5年間で約0.24人/日⇒約0.21人/日程度まで減少しています。

三重県の高齢者(65歳以上)の死者数(令和3年)
交通事故統計月報によると、三重県の高齢者(65歳以上)の死者数(令和3年)数は40人で、全年齢の約65%を占めています。
また、三重県の高齢者人口は529,000人で高齢者構成率は全国で31位ですが、高齢者の死亡割合は全国で14位になっています。
死亡数
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高齢者構成割合
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全年齢
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高齢者
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62
|
40 |
65%
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参考:道路の交通に関する統計
三重県の交通事故の発生数・死亡者数は全国で何位?
三重県の交通事故発生件数(2019年時点)は、3,647件で全国第29位となりました。
また、死亡者数は75人で広島、岡山と並んで全国第15位です。
交通死亡事故の高齢者が占める割合は42人、56%と高いですが、前年と比べると15人減少しています。
都道府県別事故発生件数ランキング
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1位
|
大阪
|
30,914
|
2位
|
愛知
|
30,836
|
3位
|
東京
|
30,467
|
4位
|
福岡
|
26,936
|
5位
|
静岡
|
25,102
|
.............
|
.............
|
.............
|
27位
|
長崎
|
3,959
|
28位
|
福島
|
3,919
|
29位
|
三重
|
3,647
|
30位
|
滋賀
|
3,647
|
19位
|
新潟
|
3,484
|
都道府県別事故死亡者数ランキング
|
1位
|
千葉
|
172
|
2位
|
愛知
|
156
|
3位
|
北海道
|
152
|
4位
|
兵庫
|
138
|
5位
|
東京
|
133
|
.............
|
.............
|
.............
|
15位
|
広島
|
75
|
15位
|
岡山
|
75
|
15位
|
三重
|
75
|
18位
|
熊本
|
69
|
19位
|
長野
|
65
|
三重県で交通事故が多いのは四日市市
三重県で最も事故が発生している地域は、730件で四日市市でした。
しかし、死者数でみると発生件数1位の四日市市が5人であるのに対し、下のランキングで5位となっている松阪市が四日市市の3倍である15人で1位なりました。
地域別事故発生件数ランキング
|
1位
|
四 日 市 市
|
730
|
2位
|
津 市
|
680
|
3位
|
鈴 鹿 市
|
417
|
4位
|
伊勢市
|
290
|
5位
|
松阪市
|
281
|
6位
|
桑名市
|
267
|
7位
|
伊賀市
|
122
|
8位
|
名 張 市
|
103
|
9位
|
亀山市
|
83
|
10位
|
志摩市
|
75
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三重県で事故の多い曜日や時間
昼夜別では、昼間のほうが多く発生しており、人身事故は2,643件(72.5%)、死亡事故は41件(55.4%)が昼間に発生しています。

また、曜日別にみると木曜日に最も死亡事故が多く発生しており、火曜日が最も少ないようです。

三重県で「交通事故証明書」を発行してくれる場所
交通事故証明書は、事故の発生を公的に証明する書類で、保険金請求に必要です。郵便局・センター事務所窓口・公式HPから申請できます。
三重県で交通事故証明書を発行してくれる場所は以下の通りです。
住所
〒514-0821
津市垂水2566(三重県運転免許センター内東ウイング4F)
電話番号
059-223-1231
三重県で供述調書・実況見分調書を確認できる場所
過失割合や意見が食い違う場合は、供述調書や実況見分調書を確認しましょう。
三重県で供述調書・実況見分調書を発行してくれる場所は以下の通りです。
津地方検察庁
住所
〒514-8512
津市中央3番12号 津法務総合庁舎
電話番号
059-228-4121(代表)