新型コロナウイルスで弁護士相談を迷っている方へ
新型コロナウイルスにあたり、弁護士へ相談したいものの面談相談を迷っている人も多いかと思います。
事務所ごとに対応は異なりますが、メールやオンラインで対応している事務所もありますので、まずはメールや電話でどのような対応が可能かお聞きください。
埼玉県で交通事故被害に遭った方へ
埼玉県で交通事故被害に遭ったものの、どこの弁護士事務所に相談していいのかわからない人も多いでしょう。
埼玉県の弁護士人数や、弁護士の選ぶ際の注意点について紹介します。
埼玉県には903名の弁護士がいます!
2020年4月1日現在、埼玉県には903名の弁護士が在籍しております(男性747名、女性156名)。
地域ごとにみると、1番在籍人数が多いのは浦和区です。浦和区は、さいたま市を構成する10区のうちの1つで、16万5千人の人々が暮らしています。歴史ある神社や桜の名所、自然豊かな公園など多くの観光スポットがあります。
- 浦和:336名
- 大宮:176名
- 川口:39名
- 久喜:9名
- 越谷:109名
- 川越:106名
- 飯能:4名
- 所沢:46名
- 熊谷:73名
- 秩父:5名
|
お住まいの地域に弁護士事務所があっても、弁護士を選ぶ際は注意しなければならないことがあります。
弁護士を選ぶ際の注意点
弁護士を選ぶ際は、「交通事故に注力している弁護士」に依頼することが重要です。
弁護士には、それぞれ注力分野があります。交通事故に注力していない弁護士の中には、一度も対応したことがない先生もいますので、相談前には必ず注力しているのか確認しましょう。
その上で、以下のポイントも踏まえて検討してみてください。

弁護士へ相談し、最大限のメリットを受けるには「信用できるか」が重要です。
弁護士ランキングや口コミを信じ込まず、まずは直接話してみることをおすすめします。実際に相談した上で、少しでも不安があるようであれば、他の弁護士に相談した方が良いでしょう。
【市区町別】埼玉県の弁護士対応地域
さいたま市・川越市・熊谷市・川口市・行田市・秩父市・所沢市・飯能市・加須市・本庄市・東松山市・春日部市・狭山市・羽生市・鴻巣市・深谷市・上尾市・草加市・越谷市・蕨市・戸田市・入間市・朝霞市・志木市・和光市・新座市・桶川市・久喜市・北本市・八潮市・富士見市・三郷市・蓮田市・坂戸市・幸手市・鶴ヶ島市・日高市・吉川市・ふじみ野市・白岡市
埼玉県の交通事故発生の推移
埼玉県県の交通事故発生件数は以下のように推移しています。
埼玉県の交通事故発生数の推移
埼玉県の交通事故発生件数は、減少傾向にあります。
過去5年間で約81件/日⇒約59件/日程度まで減少しました。
しかし、依然として1日に約60件の交通事故が発生しているという数値は高いといえます。

埼玉県の交通事故発生件数は全国で8位
埼玉県の交通事故発生件数は21,359件で、全国第8位です。
埼玉県は自家用自動車保有数が、軽自動車数も含め全国3位となっており、交通事故発生件数も必然的に高い傾向にあると言えるでしょう。
都道府県別事故発生件数ランキング
|
1位
|
大阪
|
30,914
|
2位
|
愛知
|
30,836
|
3位
|
東京
|
30,467
|
4位
|
福岡
|
26,936
|
5位
|
静岡
|
25,102
|
6位
|
神奈川
|
23,294
|
7位
|
兵庫
|
22,896
|
8位
|
埼玉
|
21,359
|
9位
|
千葉
|
16,476
|
10位
|
群馬
|
11,831
|
2020年の1月から3月の事故発生件数を前年と比べると、2019年は5,378件、2020年は4,712件、と約600件も少ない結果となりました。
埼玉県で交通事故発生が多いのはさいたま市
埼玉県で最も交通事故が発生しているのはさいたま市です。
下のランキングの上位4つの地域の事故発生件数を合わせると、県内の約3分の1にも上ります。
地域県別事故発生件数ランキング
|
1位
|
さいたま市
|
3,309
|
2位
|
川口市
|
1,707
|
3位
|
川越市
|
1,272
|
4位
|
所沢市
|
1,020
|
5位
|
越谷市
|
893
|
6位
|
熊谷市
|
730
|
7位
|
春日部市
|
718
|
8位
|
草加市
|
708
|
9位
|
上尾市
|
683
|
10位
|
深谷市
|
529
|
埼玉県の交通事故の死亡者数の推移
埼玉県の死亡事故は以下のように推移しています。
埼玉県の交通事故での死亡者数の推移
交通事故死亡者数は、2017年から増加し始め、2018年まで横ばいだったのですが、2019年に大きく減少しました。
過去5年間で約0.48人/日⇒0.35人/日程度まで減少しています。

埼玉県の交通事故での死亡者数は全国で8位
埼玉県の交通事故死者数は129人で、全国第8位となりました。
交通事故発生件数の減少率に比べると、死亡者数の減少率が低いことから考えると、軽度の事故については減少している一方で重度の事故については依然としてあまり発生数が減っていないと想定されます。
都道府県別事故死亡者数ランキング
|
1位
|
千葉
|
172
|
2位
|
愛知
|
156
|
3位
|
北海道
|
152
|
4位
|
兵庫
|
138
|
5位
|
東京
|
133
|
6位
|
神奈川
|
132
|
7位
|
大阪
|
130
|
8位
|
埼玉
|
129
|
9位
|
茨城
|
107
|
10位
|
静岡
|
101
|
2020年の1月から3月までの交通事故死亡者数は、昨年と全く同じ33人となりました。事故発生件数は減らすことに成功しましたが、死亡者数は減らすことができなかったようです。
埼玉県で死亡事故が多いのはさいたま市
埼玉県では、さいたま市が交通事故死亡事故死者数20人で1位となりました。
埼玉県内の人口約6分の1を占めるさいたま市で、多く事故が発生しています。また、さいたま市の内訳を見ると自動車教習所のある「岩槻区」が発生率・死亡者数ともに1位になります。
地域別死亡事故発生件数ランキング
|
1位
|
さいたま市
|
20
|
2位
|
川口市
|
9
|
2位
|
越谷市
|
9
|
4位
|
草加市
|
8
|
5位
|
深谷市
|
7
|
6位
|
熊谷市
|
5
|
6位
|
加須市
|
5
|
8位
|
川越市
|
4
|
8位
|
行田市
|
4
|
8位
|
所沢市
|
4
|
高齢者の死亡事故発生率に絞った場合、秩父郡にふくまれる横瀬町が最も高い地域となりました。
埼玉県で発生する交通事故の特徴と原因
埼玉県で発生する交通事故の特徴や原因を紹介します。
埼玉県で発生する交通事故の特徴
埼玉県で発生する死亡事故の約63%が50歳以上となっています。
その中でも、65歳以上の高齢者が63人と全体の48.8%をしめています。

高齢者が事故に至る最大の原因は「安全不確認」です。また、この他にもわき見運転による前方不注意や、動静不注視など安全運転義務違反がほとんどを占めていました。
また、死亡に至る理由のうち「違反なし」の事故が多いのも埼玉県の事故の特徴のひとつです。このほかにも、酩酊徘徊や寝そべりが死亡原因として多いのも特徴になります。
埼玉県で交通事故の多い時間帯
埼玉県では18時から20時に死亡事故が多発しています。
下の表を見ると、夕方以降に事故が多く発生する傾向があることがわかります。
原因として、埼玉では街灯が少ない地域も多く、夕方になると急に視界が悪くなりやすいです。また、都内から埼玉県など通勤に車を使うケースが多く事故が発生しやすいことが考えられます。

埼玉県で発生する交通事故の原因
埼玉県では、歩行者の死亡事故が33%と最も高い数値となっています。
次いで、自転車の死亡事故が多くなっています。
歩行者や自転車は、自動車と比べて安全装置等の装備が少なく、無防備である状態が多いため、死亡事故に繋がってしまうケースが多いのかもしれません。

埼玉県に対応している弁護士の解決事例
埼玉県に掲載している弁護士の解決事例をいくつか紹介します。詳しい解決事例は「解決事例」よりご確認ください。
過失割合を20%から5%に引き下げ賠償金1,050万円受け取ったケース
事故状況
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車×車
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後遺障害等級
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12級
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損害賠償
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約460万円→約1,050万円
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タクシーの後部座席乗車中、そのタクシーが事故を起こし負傷した事故です。その後、保険会社から賠償金が提示され、適正かどうか分からず弁護士に相談。
その提示額は、裁判基準(左伴令をもとに算出する方法)よりかなり低い金額で、弁護士が介入すれば増額の見込みがありました。
弁護士が示談交渉に協力した結果、過失割合が20%から5%に下がり、損害賠償1,050万円を受け取りました。
過失割合をゼロにし損害賠償金も690万円増額させたケース
事故状況
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車×人
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後遺障害等級
|
8級
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損害賠償
|
約1,110万円→約1,800万円
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横断歩道を歩行中、前方からの右折車に轢かれ重傷を負った事故です。治療後、高次脳機能障害により後遺障害8級が認められ、その後の示談交渉が不安だったため弁護士に相談。
保険会社が提示してきた内容は賠償金1,110万円、過失割合25%を主張していました。
弁護士のサポートの結果、被害者の過失割合はゼロに。そして、賠償金は当初の賠償額に690万円増額させた金額を受け取ることに成功しました。
バイク同乗中に事故に遭い賠償金2,900万円を受け取ったケース
事故状況
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車×バイク
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後遺障害等級
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10級
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損害賠償
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約1,300万円→約2,900万円
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友人のバイクに乗車していたところ、交差点の出会い頭で衝突し、骨折を含む重傷を負った事故です。後遺障害10級は認定されたが、少しでも賠償金を増加させたかったため弁護士に相談。
弁護士が保険会社に対して、入念な準備を行って交渉を行った結果、当初の金額に1,600万円上乗せした2,900万円を受け取ることができました。