新型コロナウイルスで弁護士相談を迷っている方へ
新型コロナウイルスにあたり、弁護士へ相談したいものの面談相談を迷っている人も多いかと思います。
事務所ごとに対応は異なりますが、メールやオンラインで対応している事務所もありますので、まずはメールや電話でどのような対応が可能かお聞きください。
大阪府で交通事故被害に遭った方へ
大阪府で交通事故被害に遭ったものの、どこの弁護士事務所に相談していいのかわからない人も多いでしょう。
大阪府の弁護士人数や、弁護士の選ぶ際の注意点について紹介します。
大阪府には4,719名の弁護士がいます!
2020年4月1日現在、大阪府には4,719名の弁護士が在籍しており、外国特別会員も8名在籍しています。
お住まいの地域に弁護士事務所があっても、弁護士を選ぶ際は注意しなければならないことがあります。
弁護士を選ぶ際の注意点
弁護士を選ぶ際は、「交通事故に注力している弁護士」に依頼することが重要です。
弁護士には、それぞれ注力分野があります。交通事故に注力していない弁護士の中には、一度も対応したことがない先生もいますので、相談前には必ず注力しているのか確認しましょう。
その上で、以下のポイントも踏まえて検討してみてください。

弁護士へ相談し、最大限のメリットを受けるには「信用できるか」が重要です。
弁護士ランキングや口コミを信じ込まず、まずは直接話してみることをおすすめします。実際に相談した上で、少しでも不安があるようであれば、他の弁護士に相談した方が良いでしょう。
市区町村別|大阪府の弁護士対応地域
大阪市・堺市・岸和田市・豊中市・池田市・吹田市・泉大津市・高槻市・貝塚市・守口市・枚方市・茨木市・八尾市・泉佐野市・富田林市・寝屋川市・河内長野市・松原市・大東市・和泉市・箕面市・柏原市・羽曳野市・門真市・摂津市・高石市・藤井寺市・東大阪市・泉南市・四條畷市・交野市・大阪狭山市・阪南市
大阪府の交通事故発生の推移
大阪府の交通事故発生件数は以下のように推移しています。
大阪府の交通事故発生数の推移
大阪府の交通事故発生件数は年々減少しており、2018年からの5年間で、およそ1万件の交通事故を減らすことに成功しました。
また、事故件数と負傷者数も15年連続で減少しています。

事故発生件数の多い大阪市では、2020年に入ってから交通事故が減少し続けています。1月では664件と比較すると約80件近く減少し、交通事故が特に少ない月となりました。
大阪府の交通事故発生件数は全国で1位
大阪府は、2015年からの5年間で約1万件交通事故が減少しましたが、発生件数は30,194件で、全国第1位となりました。
交通事故の減少率は大きいですが、年間3万件以上の事故が発生してしまっているのが現状です。
都道府県別事故発生件数ランキング
|
1位
|
大阪
|
30,914
|
2位
|
愛知
|
30,836
|
3位
|
東京
|
30,467
|
4位
|
福岡
|
26,936
|
5位
|
静岡
|
25,102
|
6位
|
神奈川
|
23,294
|
7位
|
兵庫
|
22,896
|
8位
|
埼玉
|
21,359
|
9位
|
千葉
|
16,476
|
10位
|
群馬
|
11,831
|
大阪は、東京・神奈川に次いで人口が多い地域です。また交通量や観光客も多いため、他県と比較して事故が多発しやすいのかもしれません。
大阪府で交通事故発生が多いのは大阪市の難波交差点
大阪府で最も交通事故が多く発生しているのは交通の集中する大阪市でした。その中でも、難波交差点で発進時の追突事故や左折時に自転車を巻き込む事故が多発しています。
付近は繁華街であることから、自転車や歩行者が多いことも要因のひとつです。
大阪市の交差点事故発生件数ランキング
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1位
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難波交差点 国道23号
|
23件
|
2位
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法円坂交差点 線江深港築
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16件
|
2位
|
東天満交差点 国道1号
|
16件
|
4位
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湊町南交差点 難波境川線
|
15件
|
4位
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弁天町駅前 国道43号
|
15件
|
4位
|
上本町6丁目交差点 赤川天王寺線
|
15件
|
7位
|
平野馬場交差点 国道25号
|
14件
|
8位
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森之宮公団住宅前交差点 築港深江線
|
13件
|
8位
|
天王寺公園交差点 国道25号
|
13件
|
8位
|
梅田新道交差点 国道1号
|
13件
|
上本町6丁目交差点は、四差路交差点で車線数が多く、中央分離帯もある大きな交差点です。近くにはバス停があり、駅近のため車だけでなく歩行者の通行も多く、ドライバーは安全確認すべき点が多いことから事故が発生してしまっていると考えられます。
また、路線別では、大阪中央環状線での発生件数が最多となりました。
大阪府の交通事故の死亡者数の推移
大阪府の死亡事故は以下のように推移しています。
大阪府の交通事故での死亡者数の推移
大阪では、2015年からの5年間で交通事故による死亡者を66人減らすことに成功しました。また、2019年の130人という数字は1948年以降、最小です。
しかし、依然として3日に1人以上のペースで死亡に繋がる事故が発生しています。

事故発生件数の多い大阪市では、発生件数の減少とは逆に、死亡者数が増加しています。
1月は前年より1人多い3人、2月も前年より1人多い5人となりました。
大阪府の交通事故での死亡者数は全国で7位
大阪府は、交通事故による死亡者が130人で、全国第7位です。
大阪では自転車による事故が多く、死傷者の約2割が自転車乗車中による死傷事故の全国平均であるのに対し、大阪では約3割となっています。また、子どもの事故も多くなっており、全国平均の約5割対し、大阪は約6割となっています。
都道府県別事故死亡者数ランキング
|
1位
|
千葉
|
172
|
2位
|
愛知
|
156
|
3位
|
北海道
|
152
|
4位
|
兵庫
|
138
|
5位
|
東京
|
133
|
6位
|
神奈川
|
132
|
7位
|
大阪
|
130
|
8位
|
埼玉
|
129
|
9位
|
茨城
|
107
|
10位
|
静岡
|
101
|
大阪府で死亡事故が多いのは大阪市
大阪府で死亡事故が最も多いのは大阪市で、高速道路を除くと大阪臨海線の路線で死亡事故が多発しています。
大阪市の死亡事故の特徴として、死亡事故の4割が65歳以上の方で、そのほとんどが歩行者・自転車利用者でした。その多くが信号無視などの危険な横断が原因のようです。
地域別事故発生件数ランキング(2017年から2019年の記録)
|
1位
|
大阪市
|
128
|
2位
|
東大阪市
|
38
|
3位
|
堺市
|
33
|
4位
|
枚方市
|
20
|
5位
|
吹田市
|
17
|
6位
|
茨木市
|
15
|
6位
|
豊中市
|
15
|
8位
|
八尾市
|
14
|
9位
|
寝屋川市
|
10
|
9位
|
高槻市
|
10
|
大阪府で発生する交通事故の特徴と原因
大阪府で発生する交通事故の特徴や原因を紹介します。
大阪府で発生する交通事故の特徴
大阪では、50歳以上の交通事故死亡者が全体の約7割を占めています。また、その中でも65歳以上の割合は全体の約57%に当たります。
65歳以上になると身体機能や注意力が徐々に衰え始め、ハンドルやブレーキの操作ミスを起こしてしまい、それが事故につながっているのではないのでしょうか。

時間帯別にみると最も多いのが8~10時、18時~20時といった、通勤・通学時間です。死亡者数も、この時間が最多となっております。
また、6~8時や22~24時といった早朝・夜間帯にも死亡事故が発生しており、これらの時間帯では早朝の散歩や飲酒した後の人が町中を歩く時間帯だと考えられます。

大阪府で発生する交通事故の原因
大阪で最も多い死亡者は歩行者で、次いで自転車となっています。
65歳以上の方が夜間の歩行中に事故被害に遭うケースや、65歳以上の男性が昼間に自転車乗車中に事故に遭うケースが多いようです。車なら骨折程度で済んだ事故でも、守るものの少ない自転車や歩行中の事故では死亡に直結しやすくなります。

大阪に掲載している弁護士の解決事例
大阪に掲載している弁護士の解決事例をいくつか紹介します。詳しい解決事例は「解決事例」よりご確認ください。
訴訟提起を行わず賠償金が約2倍になったケース
事故状況
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車×車
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後遺障害等級
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なし→14級
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慰謝料
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約150万円→約300万円
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一方通行の道をバイクで直進中、信号無視した車両が衝突してきたため、怪我を負った事故です。保険会社の対応が不誠実であったため、弁護士に相談。
弁護士は被害者の症状固定後、自賠責保険に対し被害者請求を行いました。問題なく後遺障害等級14級を獲得した上で、入通院慰謝料と保険会社提示額の金額の差についても言及しました。
その結果、当初の賠償額の約2倍の金額を受け取ることに成功しました。
車がガードレールに衝突し助手席の方が負傷したケース
事故状況
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車×バイク
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後遺障害等級
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12級
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慰謝料
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約200万円→約1,400万円
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友人の車に同乗中、運転手がノーブレーキでガードレールへ衝突したことにより、親指を負傷し後遺障害12級の認定を受けました。保険会社から200万円で示談しないかと言われましたが、金額が妥当か分からなかったため弁護士に相談。
提示金額は逸失利益を含めておらず、明らかに低い金額だったため逸失利益の請求を行いました。
その結果、1,200万円増額の1,400万円で示談することに成功しました。
バイク運転中車と衝突し慰謝料約2000万円獲得したケース
事故状況
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車×バイク
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後遺障害等級
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なし→11級
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慰謝料
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約2,000万円
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バイクを運転中、交差点で自動車と衝突し腰椎を骨折した事故です。事故直後、被害者は休業損害や損害賠償を適切に補償してもたいたとの気持ちから弁護士に相談。
弁護士は速やかに休業損害の請求をし、通院方法や後遺障害診断書の作成等アドバイスを行い、事故直後から後遺障害申請のサポートをしました。
その結果、後遺障害11級の認定を受け、賠償金約2,000万円を受け取りました。