弁護士 古山 隼也 (古山綜合法律事務所)

交通事故の損害賠償を適切な金額で請求するために重要なポイント

交通事故の損害賠償請求を適切な金額で請求するためには、以下の2点が重要です。

• 適切な治療計画の立案が出来る医師に治療してもらう
• 保険会社とのやり取りを適切に行う

上記2点についてまずは弁護活動を通じて、依頼者にアドバイスを行います。

これらを適切に行うことで、治療に専念できる環境作りを行うことが非常に重要であると認識しております。

適切な治療計画の立案が出来る医師に治療してもらう

交通事故の損害賠償金額として適切な金額を得るためには、適切な治療計画を立案することが非常に重要です。

適切な治療計画を立案できるような医師に治療を担当してもらうことが大切なのです。

治療にあたる医師によって、適切な治療計画に基づく治療を行ってくれないケースもこれまで私が携わってきた案件の中にもいくつか存在しました。

十分な治療を受けていないにもかかわらず、保険会社からの一方的な治療費の打ち切りがあった時点で、門前払いを受けるケースもあります。

このような場合、転院されることが今後の損害賠償請求を行うことを考慮しても、賢明だと言えるでしょう。

弁護活動を行う際に、症状固定までの治療期間や医師が記載する後遺障害等級診断書等、医師の治療方針に一部依存する内容があり、適切な損害賠償金額を得るためには、転院を視野に入れる必要があることも少なくありません。

早い段階であればあるほど転院できる可能性も高まるため、事故に遭ったら出来るだけ早くご相談頂くことをお勧めしております。

保険会社とのやり取りを適切に行う

保険会社とのやり取りを、弁護士として適切に行うことも重要です。

過失割合に関する取り決めや、慰謝料及びその他損害賠償金額に関する算出に基づく交渉が必要です。

交通事故により受傷した場合、相手方の加入している保険会社の担当者とのやり取りを行うこと自体精神的苦痛を伴います。

場合によっては理不尽ともとれる対応を保険会社の担当者から受けることもあるでしょう。

保険会社とのやり取りによる精神的な2次被害を防ぐ観点からも、私が弁護士として保険会社との交渉も全て代行しております。

損害賠償請求金額を0円⇒1590万円まで増額出来た事例

状況

高齢者の女性が歩行中にバックしてきた自動車と接触した事故でした。

ご相談を受けた際、くも膜下出血に加え、複雑骨折が見られた状態でした。

しかし、ご相談時に持参された医師が記載した後遺障害診断書の記載が非常に簡易的な記載で到底実情を十分に説明できる内容ではありませんでした。

他にも、嗅覚脱失や視野狭窄も自覚症状がありましたが、医師に取り合っても相手にされていなかった状態でした。

解決方法

そこで耳鼻咽喉科で診察を受けて、アリナミンテストによる検査を行ってもらうよう指示いたしました。

その後、神経内科も受診した末に、嗅覚脱失も認めてもらいました。

他にも自覚症状を感じている症状について、検査を実施してもらい、視野狭窄や高次脳機能障害についても医療機関に認めてもらうことが出来ました。

医療機関に認めてもらった内容をもとに、事実に基づいた適切な後遺障害等級認定を受けられるよう、弁護士である私から後遺障害診断書の記載についてもチェックいたしました。

結果

後遺障害診断書の加筆・修正を医師に行ってもらった結果、後遺障害等級6級認定を受けることが出来、後遺障害慰謝料として300万円を請求できました。

トータルで損害賠償金額は1590万円に増額することができました。

解決までの流れをまずは丁寧にご説明することを心がけております

初回ご相談時にまずは解決までの流れをご相談者様に分かりやすくご説明することを心がけております。

殆どの方は、交通事故に遭ったことが初めての方であるかと存じます。

初めての経験のため、将来が見えないという不安を抱えていらっしゃる方は少なくありません。

そのため、まずはこのような依頼者の不安を払しょくするために、解決までの流れを説明しております。

初めてのご経験であるため、ご相談時に分からないことも出てくるかと存じますが、都度ご質問下さい。

初回相談料無料

これまでにもお伝えした通り、交通事故問題を満足な結果で解決するためには、出来るだけ早くご相談頂くことが重要です。

お気軽にご相談頂くために、初回相談料は無料(60分)とさせて頂いております。

交通事故でお悩みの場合は、まずはご相談ください。