事故の状況
被害者が駐車場を歩いていた際に、後方から加害者の運転する車両に轢かれ、お亡くなりになられた事案
依頼内容
ご遺族であるご相談者様は、保険会社が被害者に25%の過失割合があると主張し、また被害者が年金生活者であったことから、逸失利益について年金分しか認めていないことに納得がいかないとのことでご相談にいらっしゃいました。
対応と結果
担当弁護士が事故現場へ赴いて確認・調査し、刑事記録などを精査した上で、事故の状況や形態について詳しく分析・反論した結果、過失割合を5%に抑えることができました。さらに、被害者の生活環境を丁寧に説明したことで、家事労働に関する逸失利益も認められました。
また、死亡慰謝料については、過去の判例に基づいて、被害者の怪我の深刻さや加害者の重大な過失、ご遺族である依頼者の深い喪失感、葬儀の様子、加害者の態度などを具体的に主張・反論することで、裁判所は一般的な基準を上回る2200万円の支払いを認めました。