事故の状況
弁護士費用特約がなくても、事故直後であっても、まずは相談を!
歩道を歩行中、後方から自転車に追突されてしまいました。
依頼内容
加害者が自転車であったため、何も補償を受けられなくても仕方ないと思っていましたが、
幸いなことに、加害者側の火災保険の特約に個人賠償責任保険があったため、自己負担なく治療を受けることができました。
痛みが長引くため、治療を終わらせ後遺障害の認定を受けたところ、14級が認定されました。以前にも交通事故に遭ったことがあり、弁護士に依頼した方がきっちりと補償を受けられることをご存知でした。そこで、当事務所に保険会社との示談交渉を依頼されました。
対応と結果
頚椎捻挫や腰椎捻挫で14級の後遺障害等級が認められた場合、後遺障害逸失利益の補償を受けることができます。本件では、保険会社から5年より短い期間でどうかとの交渉がありましたが、最終的に上限の5年で交渉がまとまりました。
自転車事故は、賠償責任保険がない場合には、手続きが円滑に進みにくいことや、加害者から直接賠償を受けるのが難しいことから、弁護士に依頼することや、適切な解決を期待することが難しいと言えます。本件は、加害者が自転車の事故でしたが、加害者側に個人賠償責任保険があったことから、弁護士に依頼し、無事適正な金額で和解に至った事案です。