事故の状況
横断歩道を歩行中によそ見した相手自動車にはねられたというもの
依頼内容
ムチ打ち症でカラダがしんどいなか、保険会社と交渉するのは大変なので、依頼したい。
対応と結果
持参頂いた診断書には「脳損傷」と診断されており、相談者の言動がちぐはぐで記憶内容があいまいなところも多々見られたこと、すぐに高次脳機能障害を疑いました。
高次脳機能障害を負っていても、その診断をしない医師が多いことから、弊所提携の専門医を紹介して検査を実施したところ、やはり高次脳機能障害と診断されました。
それから、依頼者とご主人に同障害の注意点などを説明して日記をつけてもらいました。
事故から1年ぐらい経過したところで症状固定とし、日記やご主人の陳述書、医師の詳細な診断書を添付して後遺障害の等級認定請求を行ったところ,想定通り5級の認定を受けることができました。しかしながら,相手保険会社はこの後遺障害を否定して債務不存在確認請求訴訟を起こしましたが,裁判所は高次脳機能障害を認め,最終的に上記金額で裁判上の和解が成立しました。