事故の状況
徒歩で車道を横断中に車両に衝突される(被害者:加害者=30:70)
依頼内容
後遺障害申請、示談交渉
対応と結果
【事案の概要】
被害者請求により、後遺障害併合8級が認定されたところ、訴訟の結果、後遺障害慰謝料・逸失利益を中心に、約2714万円の増額による和解となった。
【コメント】
後遺障害の申請方法は、相手方の保険会社に任せる事前認定と弁護士に対応を任せる被害者請求という方法があります。
相手方の保険会社は被害者の方と対立関係にあるため、事前認定による場合は、提出すべき資料を提出しなかったり、逆に、提出すべきでない資料を提出されたりすることで、適切な認定を受けられない可能性があります。被害者請求により後遺障害申請を行ったことが、後遺障害認定の獲得につながりました。
また、後遺障害12級を超える場合は、賠償金額が特に高額となるため、訴訟などの第三者を入れた手続きに移行しなければ適切な賠償額を引き出せない傾向にあると感じています。
今回のケースも訴訟による解決に移行した結果、後遺障害慰謝料や後遺障害逸失利益を中心に、訴訟前の提示額から大幅に増額した和解を引き出すことができました。