事故の状況
大通りを自転車で横断しようとした自転車(依頼者)と大通りを進行していたバイク(相手方)の衝突事故でした。
この事故により依頼者・相手方供に負傷しましたが、依頼者に対する補償処理が進まない一方、相手方からは高額な補償請求がされており、対応に困難を覚えた依頼者から弁護士介入を求められました。
依頼内容
加害者側からの請求カット及び依頼者側の補償処理
対応と結果
まず、加害者側の請求の当否を慎重に検討した結果、本来認められない後遺障害(12級)について補償を求められている可能性が確認されました。
そのため、相手方の医療記録を全て精査し、相手方の請求が過剰であることを積極的に主張しました。
他方、依頼者側の負傷内容について必要な医学検査を完了し、専門医による医学意見も取得して、後遺障害申請を行い、13級の後遺障害等級が認定されました。
これらの結果を踏まえ、裁判所で協議した結果、相手方側の請求額は1600万円から400万円に減額される一方、依頼者側には650万円の補償が認められました。