事故の状況
直線道路で右折待機中に、後ろから来た車に追突された事例
依頼内容
頚椎と腰椎の捻挫に加え、事故後から右顎に持続する痛みや関節の異音があり、検査の結果、右顎関節症と診断されました。
医師からは治癒が難しいと言われたため、顎の痛みや咀嚼の障害について賠償を求めるご依頼でした。
対応と結果
依頼者様が右顎関節症と診断されたことに基づき、咀嚼障害や開口障害に関する後遺障害申請のサポートを行いました。
申請の結果、10級3号に認定され、この認定をもとに相手の保険会社との賠償金交渉を開始しました。主な争点は、咀嚼障害が依頼者様の将来の労働能力に与える影響(逸失利益)でした。
依頼者様の症状固定後の兼業主婦としての仕事や生活への影響を詳しく説明し、逸失利益が認定された類似の裁判例を提示しながら交渉を進めた結果、逸失利益を認めていただくことができました。
その結果、賠償金額を大幅に引き上げることができ、依頼者様にもご満足いただける成果となりました。