死亡事故案件で相手方任意保険会社提示の低い賠償額から裁判で大幅に増額できた事例

事故の状況

青信号で被害者様が横断歩道を歩行していたところ、後方から交差点に進入した加害自動車が右折し、被害者様に気づかず衝突した事案。

依頼内容

被害者様が亡くなられてから間もなくご遺族がご相談に来られ、今後の手続きについてご不安に感じられていました。

対応と結果

相手方の自賠責保険や任意保険へ請求を行うための書類の取り付け、死亡慰謝料や死亡逸失利益等の賠償額を算定して相手方任意保険会社へ請求・示談交渉を行いましたが、相手方任意保険会社からは到底納得のできない賠償額での提示がなされました。
ご遺族とお打ち合わせをし、裁判を提起する方針になり、裁判の対応も引き続き行いました。
裁判でも相手方は死亡慰謝料や死亡逸失利益等の損害を認めず、当事務所では死亡慰謝料では被害者様を突然亡くされたご遺族の計り知れない精神的苦痛や死亡逸失利益の相当性等を主張したところ、和解金が裁判所より提示され、相手方も提示額で和解に応じることになりました。
裁判手続きは解決までに時間を要しますが、相手方任意保険会社から当初提示されていた賠償額から大幅に増額することができ、ご納得のいく賠償額での解決となりました。