事故の状況
歩行者が信号の無い交差点を横断中に一時停止無視の直進車両に衝突された事故。
かなりのスピードで衝突されたため、脳挫傷、くも膜下出血、硬膜下血腫など重篤な状態であった。
依頼内容
事故から3ヶ月程度後に家族から相談の連絡があった。
入院中も退院してからも本人の様子が事故前と違うので、高次脳機能障害ではないかと考えている相談。
高齢であったが認知機能に問題はなかったので、認知症とされてしますのは避けたいとのことであった。
対応と結果
救急車で病院に搬送されていた際の救助記録を取り寄せ、事故直後の意識障害が深刻であったことを確認したのち、病院で主治医と面談し高次脳機能障害について必要な記憶テストなどを実施を依頼。
外傷箇所やテスト結果から高次脳機能障害と診断されたため、診断書上でも認知症ではないことを明確に記載して貰うことが出来た。
その後、自賠責の調査事務所へ後遺障害申請をしたところ、3級3号の認定を受けることが出来た。