事故の状況
ご依頼者様は60代主婦の方であり、信号無視の車両に衝突され、首と腰を受傷しました。
依頼内容
6ヶ月間にわたる治療の後、相手方保険会社に進められるまま相手方保険会社を通じての後遺障害等級認定(事前認定)に進みましたが、結果は非該当でした。
対応と結果
当事務所の弁護士が、受任してすぐに相手方保険会社の保有する診断書、レセプト、MRI画像等の資料を収集し、検討を行いました。
また、MRI画像については医療画像鑑定を専門とする機関に鑑定を依頼し、事故を原因とする頚椎腰椎の変化を突き止めました。
同時に、当初非該当とされた理由について、法律に基づいて詳細な理由を明らかにするように申立を行い、その理由を明らかにさせました。
また、主治医に医療照会を行い、また事故当初からの神経学的所見の推移を記載した書面をもらいました。
以上の調査の結果を踏まえ、非該当とされた根拠を丁寧につぶして異議申立を行いました。
異議申立の結果、併合14級の後遺障害等級認定を得ました。
そして、併合14級を前提とする和解が行われ、ほぼ請求の満額近い約310万円の解決を得ました。
当事務所にご依頼いただくまでは認められていなかった休業損害も認められ、また逸失利益、後遺障害慰謝料もほぼ請求通り認められました。
当事務所に依頼前の提示金額が約55万円程度であったことを考えると、最終解決金額は6倍近くになりました。