事故の状況
住宅街を走行していた自転車(依頼者)と建物から道路に飛び出してきた歩行者(相手方)の衝突事故でした。
この衝突により相手方は足を骨折し、当初は大きなトラブルとなっていませんでしたが、相手方からの要求が徐々にエスカレートしていったため、対応に不安を覚えた依頼者から弁護士介入を求められました。
依頼内容
相手方との示談交渉及び訴訟手続の対応
対応と結果
相手方は依頼者の100%過失を強行に主張していましたが、相手方の飛び出し行為について丁寧に検証し、相手方に20%程度の過失があることを主張しました。
加えて、依頼者も転倒による負傷が認められたため、依頼者の負傷状況について医療記録を揃えて相手方にも相当額の補償義務があることを主張しました。
結果、依頼者・相手方双方に補償を求める権利があることが裁判所で認定され、当初相手方から請求されていた100万円を超える請求は、最終的に2万円まで減額されました。