事故の状況
丁字路の横断歩道を横断中、携帯電話を操作しながら直進してきたトラックに衝突され、救急搬送されたものの出血性ショックで亡くなられた事案です。
依頼内容
ご遺族から提示された金額が妥当な金額なのか、加害者や相手方保険会社の誠意が感じられない対応に不信感があり、ご相談・ご依頼いただきました。
対応と結果
ご依頼後、事故状況や刑事記録を詳細に確認しました。
すると、提示された逸失利益には被害者が受けていた遺族共済年金が一切考慮されておらず、慰謝料もご遺族に対する慰謝料が考慮されていませんでした。
また、ながら運転による事故であり、事故後の加害者の対応が不誠実であることを指摘し、逸失利益と死亡慰謝料は大きく増額できると主張しました。
これに対し、保険会社は慰謝料を増額して再提示してきたものの、適正ではなかったため裁判へと移りました。
その結果、裁判に係る弁護士費用と遅延損害金を含む3300万円の若い金額で解決し、ご遺族は加害者本人と加害者の勤務先から連帯して謝罪を受けることができました。