事故の状況
依頼者(警察官)が当該事故の前に起こった別の交通事故を処理するために交通誘導を行っていたところ、相手方が指示を無視して自動車を動かそうとしたため、依頼者はこれを制止しようとしましたが、なおも相手方は進行し、避けようとした依頼者が転倒した事案。
依頼内容
保険会社から提示された示談金額に納得がいかないという相談でした。
対応と結果
裁判基準により計算をし、約2500万円(既払い金を除く)を提示することにしましたが、加害者側はこの請求に対して過失相殺(過失割合50:50で相殺)を主張してきました。そのため、交渉では合意に至らず、裁判所に持ち込むことになりました。結果、裁判での和解が成立し、過失割合も90(相手方):10(依頼者)で合意になり、1100万円(既払い金を除く)が依頼者に支払われました。