事故の状況
飲食店の敷地内にて、法人が所有する車両が別の車両を損傷させた、物損事故の事例です。
依頼内容
加害車両が任意保険に加入していなかったため、どのように賠償金を回収するかが問題となった事案です。金額は高額なものではなかったものの、加害車両が法人名義でありながら、実態が曖昧な法人であり、どのように財産を抑えればよいかがわからないとのご依頼でした。
対応と結果
法人に対して訴訟を起こし、勝訴した後に、財産調査を開始しました。
調査によって、法人が飲食店を経営していることが判明しました。当該法人は名称を変えながら複数法人で運営していることが明らかになったため、飲食店が法人によって経営されていることを確かめるため、飲食店の営業許可について弁護士会照会を行いました。
照会の結果、当該飲食店が加害車両を所有していた法人が経営しているものであることが確認できたため、売上金を押さえることになりました。
飲食店の営業日が分からない状態だったため、1週間程度現地に張り込んだ結果、特定の曜日に開店していることが明らかとなったため、当該曜日に動産執行を行うこととなりました。
最終的に動産執行に成功し、店舗に社長がいたため、その場で賠償金の支払を受け、回収を完了することができました。