事故の状況
依頼者が車両停車中、相手方車両が後方から追突した事案
依頼内容
相手方保険会社が自賠責保険に対し、事前照会し、交通事故と負傷との間に因果性がないとの判断を受け、一切支払いはしないという対応を取られてしまった事案でした。ご本人は首と腰が痛く、通院をしたいというご要望がございました。
対応と結果
まずは、状況をヒアリングすると、仕事中の事故であることが判明したので、労災申請をすることといたしました。
労災は、事故と負傷との因果性は当然肯定し、治療費を含む各種費用が支払われました。
その労災の判断を基に、加害者の自賠責保険に対し、異議申立てを行いました。その結果、かねて因果性がないと判断した点は覆り、無事に、支払いをしていただけることとなりました。
労災保険を利用した治療完了後、相手方保険会社に対し、労災保険では不足する損害の請求を行いました。
交渉の結果、当初の0円の提示から大幅に増額した70万円(+依頼者は労災保険からも数十万円受け取っております)を獲得することができました。