事故の状況
交差点での追突事故で後遺障害等級12級13号に該当。3ヶ月の交渉で250万円→1,200万円に増額した事例
依頼内容
ご依頼者様は、赤信号で停車中、加害車両から追突される事故に遭い、左TFCCを損傷されました。その後、半年以上治療を継続したものの症状は改善せず、後遺障害等級12級13号に該当する神経症状を残しました。
この段階で、相手方保険会社から賠償案が提示されたことから、これが適正かどうかを確かめるために、弊所にご相談いただきました。
当法人の弁護士が提示された賠償案を検討したところ、相手方保険会社の提示した賠償案は、裁判基準と比べて低額なものであり、特に後遺障害部分が自賠責分しか提示されていなかったことから、増額の見込みが高いと判断し、ご依頼者様からご依頼を受けました。
対応と結果
当法人の弁護士は、受任後、相手方保険会社に対し、直ちに裁判基準に基づいて損害賠償請求をしました。
そうしたところ、相手方保険会社からは、慰謝料こそ裁判基準まで増額したものの、逸失利益を全て否定するとの回答が返ってきました。相手方保険会社が逸失利益を否定した理由は、事故による減収が認められないからとのことでした。
しかし、当法人の弁護士が、後遺障害により業務に支障がでていること、事故後配置転換されたこと、それに伴い一定の減収が生じていることなどを丁寧に主張・立証した結果、最後には相手方保険会社も逸失利益を認めました。
結果的には、ご相談いただいてから、3か月の交渉によって、既払金を除いて1200万円という額で示談することが出来ました。
当法人の弁護士が迅速に損害賠償請求し、相手方保険会社の主張に屈することなく、証拠に基づいて丁寧に立証したことで、ご依頼者様にとって良い結果を導けた事案だと言えます。