事故の状況
車を運転していて赤信号で停車中、前方不注意の乗用車に追突されてしまいました。
依頼内容
治療を開始して1年が経過した頃、相手方の保険会社から治療費打ち切りの打診があり、今後の治療費や賠償金の交渉に不安を覚えて、交通事故に詳しい弁護士に話を聞いてみたいと考え、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
事故から約1年半が経過した頃、症状固定日を迎えました。
頸部痛だけでなく喉のつかえや左上肢のしびれが残っており、後遺障害等級の認定申請を行ったところ、「局部に神経症状を残すもの」として併合14級が認定されました。
認定後、保険会社から示談金の提示がありましたが、極めて低額だったため、弁護士は、裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)に基づいた金額を算定しなおすよう、粘り強く交渉しました。
その結果、入通院慰謝料は裁判所基準の9割5分以上、後遺症慰謝料は88万円以上、さらに逸失利益については、事故時、無職であったものの、休職中でありかつ若年であることから、平均的な賃金を得られる蓋然性があることを強く主張し、70万円以上を認めさせることができました。
最終的に、賠償金420万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。