事故の状況
自分が経営する店のガレージで作業中、侵入してきた乗用車に衝突されるという事故に遭ってしまいました。
依頼内容
全治3ヵ月との診断を受けて治療を続けていましたが、今後どのような流れになるのか知りたいと思い、交通事故に詳しい弁護士の話を聞いてみたいと当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
お話を伺った弁護士は、今後の流れを説明し、治療中のアドバイスから後遺障害の等級認定申請、保険会社との示談交渉までしっかりとサポートさせていただくことをご案内したところ、正式にご依頼いただきました。
その後、依頼者の方は症状固定を迎えましたが、残念ながら背中と右足に痛みが残ってしまいました。弁護士が、症状が残ったことを証明する資料を主治医から取り寄せ、後遺障害の等級認定申請を行ったところ、「脊柱に変形を残すもの」として11級7号、「局部に頑固な神経症状を残すもの」として12級13号が認定され、併合10級が認定されました。
ほどなくすると、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、提示金額は極めて低額でした。
そこで、弁護士が、裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)に基づいた金額を算定して認めるよう主張しました。その結果、後遺症慰謝料に関しては裁判所基準の満額、逸失利益については約700万円を獲得しました。
また、入通院慰謝料に関しても200万円以上を認めさせることに成功し、最終的な賠償金の総額は1,620万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。