事故の状況
知人の運転する乗用車の後部座席に乗っていたところ、知人がカーブを曲がりきれずに電柱に衝突してしまいました。
依頼内容
約1年半に渡って入通院を続け、ようやく症状固定を迎えましたが、残念ながら腰に痛みやしびれなどの症状が残ってしまいました。
そこで、後遺障害の等級認定を申請したいと考え、今後の流れについても疑問点があったため、交通事故に詳しい弁護士の話を聞きたいと、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
ご依頼後、弁護士はさっそく後遺障害の等級認定申請の準備を始めました。
Uさんの主治医に書いてもらった治療経過や症状経過を踏まえた後遺障害診断書とともに申請したところ、「神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として、5級2号が認定されました。
すぐさま弁護士は、認定結果を踏まえて、相手方の保険会社と示談交渉を開始しました。逸失利益の喪失年数について、保険会社は20年までと主張してきましたが、弁護士が粘り強く交渉して増額を認めさせ、5,700万円以上を獲得しました。
また、後遺症慰謝料と入通院慰謝料についても、適切な金額となるように交渉した結果、後遺症慰謝料は裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額である1,400万円となり、最終的な賠償金額は8,100万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。