事故の状況
夫が運転する乗用車に同乗中、交差点で対向車線のトラックが無理やり右折したため衝突されてしまいました。
依頼内容
治療後、症状固定を迎えましたが、残念なことに背中と腰に痛みが残ってしまいました。そこで後遺障害の等級認定申請を行ったところ、11級7号が認められました。
加害者側の保険会社から示談金額の提示がありましたが、この金額が妥当であるのかわかりませんでした。そこで交通事故に詳しい弁護士に一度相談してみようと思い、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
弁護士はいただいた資料を拝見し、保険会社が提示してきた賠償額は低額であるとお話しました。特に入通院慰謝料について大幅に増額できる見込みがあるとご説明したところ、正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後、弁護士は相手方の保険会社と示談交渉を開始。通院・入院日数をもとに算定する入通院慰謝料については、総治療期間での再計算を行いました。また逸失利益についても、症状固定時の年齢が若く将来の収入に影響が出るため、年齢による女性の賃金センサスなどをもとに計算し直すべきであると主張しました。
その結果、入通院慰謝料は約3.7倍、後遺症慰謝料は裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額となり2.2倍以上、逸失利益は1.3倍以上の増額を認めさせることに成功。最終的に賠償金の総額は約1,290万円で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。