事故の状況
夜間の緩い坂道における轢過事故
依頼内容
被害者は依頼者のお母様でした。死亡事故なので、供述は当然不可能で、資料も警察が聴取した加害者の供述調書くらいしかありませんでした。
しかし、どうしても依頼者は当該資料の内容や、これを前提とした相手方保険会社の主張に納得できず、過失割合を争ってほしいとの相談でした。
対応と結果
まず、刑事事件としての資料を全て検討し、加害者の供述を精査しました。
その上で幾度も事故現場に足を運び、時間や季節を考慮の上、視界の良し悪しや、傾斜角度、被害者の目線や加害者の目線を分析し、写真撮影を行い報告書を作成しました。
これを基に、保険会社に、二度にわたり過失割合の修正を認めてもらうことができ、その結果大幅に賠償金額が変わりました。