事故の状況
依頼者は、追突事故によって頚椎捻挫(むち打ち)の症状を抱えており、適切な補償を受けるために弁護士に相談しました。
依頼内容
相手の保険会社が提示した31万円の示談金が適正かどうか確認と、後遺症が残っているため、後遺障害等級の申請を行い、適切な賠償を受けたいとのことでした。
対応と結果
弁護士が介入し、まずは適切な治療を継続することを依頼者にアドバイスしました。
むち打ちは外見から判断しにくい症状であり、医学的な立証が難しいため、通院記録を確実に残し、後遺障害認定を目指す方針を立てました。
後遺障害申請を行った結果、後遺障害が認定されました。
その後、相手方保険会社との示談交渉を進めましたが、当初の提示額は低いものであったため、弁護士が粘り強く交渉を続けました。
その結果、当初の提示額31万円から約8.5倍となる264万円での示談が成立しました。
弁護士が関与することで適正な補償を受けることが可能です。
交通事故の示談では、保険会社の提示額が本来受け取るべき金額よりも低いケースが多く見られます。
特に、むち打ちのような自覚症状を伴う怪我の場合、後遺障害の認定を適切に受けることが、賠償額を大きく左右します。
今回のケースでは、弁護士が後遺障害申請のサポートを行い、適正な補償を求めるための交渉を粘り強く続けたことで、約8.5倍の増額に成功しました。