事故の状況
夫が運転する車に同乗中、後方から前方不注意の乗用車に追突されてしまいました。
依頼内容
通院治療を続けていましたが、しびれや痛みが体に残っており、それまで勤めていたパート先を辞めなければいけない状況でした。
そして、事故から約1ヵ月が経過した頃、今後どのような賠償金が受け取れるのかなどの疑問を抱き、交通事故に詳しい弁護士に話を聞いてみたいと考え、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
事故から約7ヵ月後、Tさんは症状固定日を迎えましたが、右側上半身にしびれや痛みが残っていたことから、後遺障害等級の認定申請を行いました。
しかし、Tさんは数年前にも事故に遭っており、その際に認定された後遺障害の程度が、今回の事故で悪化しているとは評価されなかったため、残念ながら非該当という結果が返ってきました。
しかし、後遺障害は非該当であっても、Tさんの症状は軽微ではないことから、弁護士は診断書などの必要な資料をそろえ、保険会社との示談交渉で入通院慰謝料の増額を強く訴えました。
また、休業損害については、兼業主婦のため、パートの仕事だけでなく家事にも影響が出ていると、あわせて主張しました。
その結果、入通院慰謝料は109万円以上、休業損害も約30万円を獲得し、最終的には初回の提示額から約1.9倍の210万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。