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トレーラー事故とは?実際のニュースや事故動画をYouTubeで検証

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公開日:2018.6.19  更新日:2019.12.24
運転中のトラブル 弁護士監修記事

トレーラー事故とは?実際のニュースや事故動画をYouTubeで検証

一般的な交通事故とは異なるトレーラー事故では、その被害も通常より大きく、より一層の注意が必要です。一瞬の不注意や、思わぬところで事故は発生します。

 

トレーラー事故の全体像をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

 

トレーラー事故とは?

トレーラーとは、エンジンの搭載されていない、トラックなどのトラクターから牽引されるための装置をもつ車のことです。一般的なところでいうと、キャンピングカーもトレーラーに含まれます。

 

 

そのほかトレーラーには、

 

  • セミトレーラー
  • フルトレーラー
  • ポールトレーラー

 

などがあります。このような車による事故のことを、トレーラー事故といいます。

 

海上コンテナによるトレーラー事故が多い

国土交通省が行った調査によると、横転・転落事故の割合のうち、全体の40%を占めるのが海上コンテナ(輸入貨物)を積んだトレーラー事故だそうです。一般トラックが全体の9%ですから、海上コンテナを積んだトレーラー事故がどれだけ多いかがわかりますね。

 

参考:衆議院

 

輸入貨物での事故が多い原因は、コンテナ内の貨物のバランスが悪かったり、しっかりと固定されていなかったりしたとしても、それを日本国内で確認することができないからです。

 

貿易契約上、コンテナの貨物の所有権はその貨物の所有者にあり、一度施錠をしてしまうと、その後は確認をせずに走行することになります。

 

そのため、海外からの輸入コンテナのトレーラー事故が全体の40%を占めるという結果になっていることが考えられます。

 

また、トレーラーは一般車両とは異なり車体も大きく、バランスを取るのが難しいですから、スピードを出したままカーブに差しかかることで横転することも多いです。

 

トレーラー事故の実際のニュースと動画

トレーラー事故のニュースはなかなか後を絶ちません。

 

26日午前5時ごろ、福岡県小竹町の国道200号で、トレーラーと軽乗用車が衝突した。事故のはずみでトレーラーが国道から滑り落ち、JR筑豊線の敷地内の信号機にあたって止まった。

 

直方署によると、軽乗用車を運転していた北九州市八幡西区の会社員女性(20)が足の骨を折るなどの重傷を負った。トレーラーを運転していた福岡県宮若市の男性(60)にけがはなかった。

引用元:朝日新聞DIGITAL

 

神戸市中央区のポートアイランド内の交差点で1月30日、乗用車に衝突した大型トレーラーが歩道に突っ込み、歩行者2人をはねた事故で、兵庫県警神戸水上署は1日夜、歩行者の大阪府守口市梶町、会社員、渡辺大祐さん(30)が死亡したと発表した。死因は脳挫傷とみられる。

引用元:産経WEST

 

こちらの動画では、実際に起きたトレーラー事故が映し出されています。

 

 

コンテナなどのトレーラーを積んだ車での事故は、こちらの動画からもわかるように、バランスを失い車体が振られることから発生します。

 

種類別トレーラー事故の原因と対策

それではここで、種類別トレーラー事故の原因と対策について、3つの事例から解説していきます。

 

コンテナ脱落事故

コンテナが脱落する事故の原因としては、以下のことが考えられます。

 

コンテナ脱落事故の原因

  • トレーラーの重心が高く、車体が振られやすい
  • コンテナを固定するロックのし忘れ、ロックの緩さ
  • 急ブレーキによるバランスの崩れ

 

これを防止する対策としては以下のとおりです。

 

コンテナ脱落事故の対策

  • 急ブレーキがかからないように常に速度を抑える
  • コンテナを固定するロックの確認の徹底

 

トレーラーの横転事故

トレーラーが横転する事故の原因としては、以下のことが考えられます。

 

トレーラー横転事故の原因

  • カーブに差しかかる前に減速をしていなかった
  • 積載するコンテナが高く、遠心力が通常よりも大きく伝わった
  • コンテナ内の貨物がバランスを崩し、カーブの際に転倒した

 

この事故を防ぐ対策として、以下のことが講じられています。

 

トレーラー横転事故の対策

  • 高い背のコンテナを運ぶ際の運転マニュアルを別で用意し、運転手に徹底させる
  • カーブに差し掛かる前に十分に減速する
  • バランスを崩すことをあらかじめ想定しておく

 

荷下ろし中の事故

トレーラーに積んだ木材が荷下ろし中に落下したという事故から、原因と対策を考えていきたいと思います。

 

実際にあった事例をご紹介します。

 

この災害は、工場新築工事現場に運搬してきた鉄骨梁をトレーラーから荷降ろし作業中に発生したものである。

 

荷降ろしの作業は、工事現場で鉄骨の組み立てを行う3次下請が移動式クレーン(吊り上げ荷重35t)を使用して行った。


最初に、最上段に積まれていた2枚のラックを降ろし、次に5本ずつ2段に積まれている鉄骨梁を荷台の左側から2本降ろし、次いでその隣の2本を降ろすため、それぞれの梁にクランプを2個づつ掛けて2本を一緒に地切りしたところ、そのうちの1本の張り出しプレートが残っていた1本の張り出しプレートの下に重なっていたため残りの1本が押し上げられ、右側に押し倒された形で荷台の下に落下し、丁度そこにいた被災者に激突し、頭蓋骨骨折等により死亡した。

引用元:厚生労働省

 

荷下ろし中の事故の原因

この事故が起きた原因としては、以下のことが考えられます。

 

  • 合図での連携ができていなかった
  • トレーラーへの積載が適切ではなかった
  • 立ち入り禁止区域を設けていなかった

 

これらを防ぐための対策としては、以下のことが挙げられます。

 

荷下ろし中の事故の対策

  • トレーラーからの積荷が落下することを想定して、あらかじめ立ち入り禁止区域を設ける
  • 荷台への適切な積載を徹底する(走行中でも荷崩れしないようしっかり固定する)
  • 安全規則の周知を徹底する

 

参考:労働安全衛生規則

 

まとめ

一般車両とは異なるトレーラーでの事故は、その被害も一般的な交通事故より大きくなる可能性が高いです。また、車に大きな積載をしているということで、車体のバランスを取ることが難しかったり、死角も多いです。これらが原因で、思わぬ事故が起きてしまうこともあります。

 

ご自身の車の近くをトレーラーが走行している際は、いつも以上に車間を開けたり、譲り合う気持ちをより強く持つなどして、より一層事故への警戒を強めるようにましょう。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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