事故の状況
信号のある交差点をバイクで直進中、右側の道路から進入し右折しようとしていた乗用車に衝突するという事故に遭ってしまいました。
依頼内容
その後、通院による治療を続け、半年が経過した頃に医師に症状固定と判断されましたが、まだ手に痛みが残っており、このまま示談に応じてしまっていいのか疑問に思いました。
そこで、今後の流れやどのような補償を受けることができるのかなどについて、交通事故に詳しい弁護士に話を聞いてみたいと考え、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
弁護士はいただいた資料を拝見し、後遺障害等級が認定される可能性があると判断しました。
そこで、後遺障害等級についてご説明し、ご依頼いただければ、弁護士が後遺障害の等級認定申請から今後の保険会社との示談交渉までトータルでサポートさせていただくとご説明したところ、正式にご依頼いただきました。
ご依頼後、弁護士はすぐに必要な資料の収集を行い、後遺障害等級の認定申請を行いました。
その結果、左手関節の可動域制限が「1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」として、12級6号が認定されました。
認定後、弁護士はすぐさま保険会社と示談交渉を開始しました。
まず、入通院慰謝料と後遺症慰謝料について裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)を認めるように主張を行いました。
その結果、後遺症慰謝料は裁判所基準の満額、入通院慰謝料についても150万円以上を獲得しました。
また、逸失利益については労働能力喪失期間について粘り強く交渉した結果1,000万円以上を獲得し、最終的な賠償金の総額は1,500万円以上で示談が成立しました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。