事故の状況
乗用車に同乗中、片側一車線の道路で、被害者の方がいる車線に、対向車線から居眠り運転をした乗用車が入り込んできたため、正面衝突してしまいました。
依頼内容
約11ヵ月間に渡り治療を続け、症状固定を迎えましたが、残念なことに首、肩、膝に痛みが残ってしまいました。
後遺障害の等級認定申請を行ったところ、首、肩、膝の痛みについて、それぞれ14級9号が認められ、併合14級と認定されました。
ほどなくして、保険会社から示談金額の提示がありましたが、このまま示談することに不安を感じていました。
そこで、交通事故の被害に詳しい弁護士に相談したいと思い、当事務所にご相談くださいました。
対応と結果
弁護士が資料を拝見したところ、保険会社の提示した示談金額は極めて低いことがわかりました。
そのため、交渉次第で増額できる見込みが十分にある旨をご説明しました。
また、ご家族の保険に弁護士費用特約が付いていたため、費用の心配をせずに依頼いただけることをご説明しました。
ご依頼後、弁護士はすぐさま示談交渉を開始。事故当初、依頼者の方は無職でしたが、弁護士の交渉により、40万円以上の逸失利益を認めさせることに成功しました。
また、後遺症慰謝料については裁判所基準をもとに増額を求めた結果、裁判所基準の満額を認めさせることにも成功しました。
そのほかの賠償項目も増額となり、最終的な賠償金の総額は590万円以上。
さらに、素早い対応を心がけた結果、交渉を始めてから約半月で示談成立にまで至りました。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。