事故の状況
交通事故に遭った被害者は、多発性脳挫傷を負いました。
依頼内容
強い頭痛などの症状が残った被害者は、弁護士のサポートを受けるために当事務所にご依頼いただきました。
対応と結果
弁護士が診断書作成のサポートを行ったことで、後遺障害12級13号の認定に繋がりました。
しかし、保険会社より「脳挫傷による影響が仕事に現れるのは10年~15年程度である」との反論があり、補償額について争うことになりました。
弁護士は「脳組織に回復の見込みがないこと」や「事故や後遺症が原因で被害者は希望する仕事に就くことが出来なかったこと」などを挙げて主張し、保険会社に対して徹底的に反論を行いました。
「脳挫傷の影響は67歳まで続く」と保険会社が認めたことで事態は終結。
過失割合の影響で2割減にはなりましたが、1300万円余りの示談金を受け取ることが出来ました。