事故の状況
停車中の追突事故
依頼内容
事故後3か月で保険会社が治療費を打ち切ろうとしているがまだ通院したため交渉をしてほしい。また、損害賠償を最大限回収してほしい。
対応と結果
1 治療打切に対する対応
主治医と協議したうえで、通院継続必要という内容の診断書の作成を依頼しました。また、同時に、主治医に対して、「保険会社に通院治療の継続が必要である。」との働きかけをしてもらうよう依頼した結果、事故後6か月超の通院期間が認められました。
2 後遺障害等級取得のための準備
事故後5か月の時点で、依頼者様らは完治に至っていないため、後遺障害等級認定の必要があると考え、依頼者様に後遺障害診断書の作成に関する助言を行いました。
依頼者様は適切に医師に依頼し、内容的に問題のない後遺障害診断書を持参されました。こうした資料に加えて、当職作成の依頼者らの陳述書を同時に提出する形で、自賠責保険の被害者請求の手続を行いました。結果、妻のみ14級の等級が認定されました。
3 その後、保険会社との交渉を行いました。自賠責保険分も含め、夫分として、傷害慰謝料95万円、後遺障害慰謝料110万円、後遺障害に伴う逸失利益として120万円を回収しました(自賠責保険からの回収を含む)。
また妻分については、傷害慰謝料87万円(通院回数が夫に比べて少なかったことから少額となった、)、後遺障害慰謝料110万円、後遺障害に伴う労働能力喪失分の賠償として75万円を回収したほか、通院期間中の主婦としての休業損害として金95万円を回収しました。