事故の状況
被害者は50代女性。歩道を歩いているところを自転車に衝突され、大腿骨を骨折してしまいました。
依頼内容
人工骨頭手術を受けた被害者。保険会社から治療費を払ってもらえなかったことから今後の補償についても不安を感じ、リンクスにご相談いただきました。
対応と結果
本件は自転車による事故なので、自賠責の後遺障害等級認定制度は利用できません。後遺障害の認定を受けるためには、裁判を起こさなくてはなりませんでした。弁護士は後遺障害10級を前提に賠償金を計算、訴訟を起こしました。
弁護士側の主張に対して、保険会社は反論。
人工骨頭に変えた後も家事は問題なく行えていること、子育ても既に終えていることから、休業補償や逸失利益について、減額を要求してきました。
弁護士は、被害者が抱える生活上の不便について詳しくヒアリングを行いました。重いものが持てないこと、自転車に乗れないこと、子供の看護に明確な影響が出ていることなどを挙げながら、事故が及ぼした生活への影響を具体的に証明しました。
こちらの主張が裁判所に認められたことで、1800万円余りの損害賠償を獲得することが出来ました。