事故の状況
お子さまを交通事故で亡くされた相談者は、死亡事故の賠償金について不安を抱え、当事務所にご相談いただきました。
依頼内容
保険会社の提示する賠償金は適正金額とは限りません。
交通事故で家族を亡くした場合、精神的なショックの中で事件の対応や保険会社との交渉を行わなければなりません。
この事例では、賠償金獲得に向けた代理交渉などをサポートさせていただきました。
対応と結果
子供が死亡した場合の死亡逸失利益は「基礎収入×(1-生活費控除率)×労働能力喪失期間」で計算されます。
今回のケースに当てはめると、死亡逸失利益は2389万8763円。
また、ご両親の精神的ダメージや、被害者女児の兄が事故の瞬間を目撃してしまうという悲惨な状況などもあったため、子供の死亡慰謝料だけでなく遺族固有の慰謝料も認められることになりました。これらの慰謝料は、合わせて2900万円となりました。
さらに、民事裁判を起こしたことで発生した遅延損害金・弁護士費用が加わり、最終的には7000万円の損害賠償を獲得することが出来ました。