事故の状況
友人が運転する自動二輪車に乗っていた10代女性の被害者は、赤信号で停止しているところを後ろから自動車に追突されました。頭蓋骨骨折と脳挫傷により、被害者は救急搬送されました。
依頼内容
無料相談をご利用いただいたのは、被害女性のお母様。当時被害者が就職活動中だったこともあり、娘の将来について大きな不安を抱えておられました。
対応と結果
適切な後遺障害等級の認定を受けるため、お母様には被害者の日々の様子を詳しく観て頂くようにアドバイスを行いました。
弁護士は被害者が抱える日常生活の不便を主治医に伝え、高次脳機能障害の診断書を作成してもらいました。
後遺障害認定手続きを行ったところ「高次脳機能障害9級10号」が認められ、自賠責保険からは616万円が支払われることに。
さらに弁護士は、自賠責保険を超えた部分の慰謝料として、4200万円余りを保険会社に請求しました。
「事故の後に就職出来ているのだから、その金額は高すぎる。1100万円が適当だ」と主張する保険会社でしたが、弁護士は徹底的に反論。脳機能障害によって仕事にどんな影響が現れているかを具体的にまとめて主張を行ったところ、3600万円の支払いが認められました。
結果、自賠責保険と合わせて総額4200万円を獲得することが出来ました。