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交通事故が得意な弁護士の選び方|弁護士選びを成功させるポイント

監修記事
交通事故が得意な弁護士の選び方|弁護士選びを成功させるポイント

交通事故に遭ってしまった場合、弁護士であれば、被害者に代わって事故後に必要な手続きを対応してもらえます。手続きにかかる負担を軽減できる上、自力で対応するよりもスムーズな進行が望めますので、特に初めて交通事故の被害に遭った方にはおすすめです。

しかし「弁護士であれば誰に依頼しても同じ」というわけではありません。弁護士といっても一人一人特徴が異なりますので、依頼したい内容に適した弁護士を選ぶ必要があります。

この記事では、交通事故に遭った際に弁護士に依頼する際の選び方、弁護士選びを成功させるポイント、各相談窓口のメリット・デメリットなどについて解説します。

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交通事故が得意な弁護士を選ぶ際に最低限抑えておくべきこと

事故後の対応を弁護士に依頼する場合は、以下の2点を満たしている弁護士を選択しましょう。

「交通事故」を取り扱っている事務所か

まず重要なのは、法律事務所や弁護士の得意分野や専門分野です。弁護士といっても、得意とする分野は様々です。弁護士資格を保有して弁護士会に所属していれば、どんな事案でも代理人となって交渉することはできますが、やはり得意とする分野というものはあります。

交通事故の示談交渉では、他の事案よりも独特な事務手続きが求められますので、必ず交通事故の取り扱い実績がある事務所や、注力分野としている事務所を選びましょう。

人柄はどうか・信用できると感じているか

交通事故の示談交渉は、場合によっては解決までに1年以上を要します。ご自身の主張や伝えたいことは弁護士を経由して保険会社や相手方に伝えることになりますので、弁護士の人柄は非常に重要です。「この人は少し苦手だな」と思う相手と、長期間に渡って話をすることは苦痛を伴います。

また「信用できる」と感じられる弁護士を選ぶことも大切です。交通事故では、怪我の症状によっては数十万円から数百万円の賠償金が支払われることになります。多額のお金についての交渉を一任する弁護士は、「信用できる」と感じられる相手でなければなりません。

交通事故の弁護士選びを成功させる5つのチェックポイント

次に、弁護士選びを成功させる5つのチェックポイントを説明します。弁護士を選ぶ際は、この5点を満たしていると失敗しにくくなります。

1:素人でもわかりやすく説明をしてくれる

交通事故の示談交渉では、様々な専門用語が飛び交います。特に「初めて交通事故に遭った」という場合、わからないことがほとんどです。後遺障害・逸失利益・被害者請求・重過失減額などの専門用語をわかりやすく説明してくれる弁護士を選びましょう。また現状や今後の展望について、きちんと説明できることも重要です。

2:料金体系が明快で相場の範囲内にある

弁護士費用等の料金体系が明快であることと、費用が相場の範囲内であることも確認しておきましょう。弁護士費用は相談料、着手金、成功報酬、日当・実費などで構成されています。

着手金が必要な弁護士の場合は、着手金が10万円から20万円、成功報酬が経済利益の10%から15%です。着手金がない場合は、成功報酬が10万円から20万円+経済利益の10%から15%程度になります。どちらにしても、総支払額はそれほど変わりません。

ただし弁護士費用は、弁護士費用特約があれば全額支払われますし、弁護士費用特約がなくても受け取った賠償金から賄えますので、費用にはさほどこだわらず、弁護士の能力や相性、対応スピードや人格などで選ぶようにしましょう。

3:交通事故の解決実績が豊富にある

交通事故の解決実績が乏しい弁護士よりも、経験豊富で多数の事例を解決している弁護士のほうが、より有利な解決が図れる可能性が高まります。多くの事例を経験することで、様々な解決ルートを検討できるからです。

4:医学知識がしっかりある・医師との連携を怠らない

交通事故の示談交渉では、ときに医学知識が求められます。特に、後遺障害等級申請をする場合は、医学知識があるだけでなく主治医との連携も求められます。弁護士が後遺障害の症状や申請書類について、主治医に逐一確認をとりながら手続きを進めることが大切です。

5:返信などの対応が早く、丁寧

交通事故の示談交渉は長丁場になることが多く、被害者は「いつ解決するのか」「今はどうなっているんだ」という不安を抱えがちです。その際に重要なのは、対応の際のレスポンスのスピードです。

返信が早く丁寧に対応してもらえる弁護士でなければ、弁護士とのやりとりでもストレスを抱えてしまいます。また、弁護士ではなく事務員に任せっきりの事務所では、依頼後も同様の対応になる可能性があるため、おすすめできません。最初から弁護士が丁寧に対応してくれる事務所を選びましょう。

交通事故を相談できる相談窓口のメリット・デメリット

ここでは、交通事故の相談が可能な相談窓口のメリット・デメリットを解説します。

友人・保険会社からの紹介

友人や保険会社からの紹介であれば、探す手間が省けますし、一定の信頼感を持てるというメリットがあります。しかし一方で、交通事故が得意とは限りませんし、相性が合わなかったり、不信感があっても断りにくいでしょう。

また保険会社から紹介された弁護士は、交通事故が得意ではあるものの、あくまで「加害者側での交渉が得意」に過ぎず、「被害者側での交渉は得意ではない」という可能性もあります。

また「住んでいる場所から遠い」「営業時間が生活と合っていない」などの理由から、相談しにくい事務所の可能性もあります。

日弁連交通相談センター

日弁連交通相談センターでは、弁護士が電話や面談で法律相談を行い、必要に応じて示談の斡旋などを行っています。国が補助をしているため、原則30分を最大5回まで無料相談が可能です。

示談では、ご自身と相手が主となり合意できるよう話し合いを行います。弁護士があなたの代理人になるわけではありませんので、細かい手続きや示談自体はご自身が行わなければなりません。また、相談時間が平日の10時~16時半と限られていますので、仕事などで忙しい方は時間を確保するのが難しいでしょう。

法テラス

法テラスは国営の法律相談所です。世帯年収によっては無料相談ができたり、安い費用でリーガルサービスを受けたりできます。弁護士費用特約に加入しておらず、家庭の収入が少ないために依頼することが難しい方におすすめの相談先です。

ただし、既定の収入を上回る場合は、無料相談などが受けられなくなります。また、手続きに時間がかかる、弁護士が選べない、交通事故が得意とは限らないなどのデメリットもあります。

また現在では着手金無料の事務所も多いので、費用面の問題から弁護士に依頼できず、法テラスが定める条件に合致しているような場合を除いて、あえて法テラスに行くメリットは少ないでしょう。

一般の弁護士事務所

より早く解決したい方は、ご自身で探した一般の弁護士事務所に相談するのが一番の近道です。自力で弁護士を探すメリットは、実績や解決事例、営業時間からご自身に最適な弁護士を選ぶことができる点です。

「ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)」のような弁護士紹介サイトであれば、個人のHPをひとつひとつ検索しなくても、全国の弁護士から希望内容に合う弁護士を比較検討できます。また、相談してみて不安があれば簡単に断れたり、弁護士を変えたりもできるので、変なプレッシャーを感じずに利用できるのもメリットです。

もちろん国営の相談所より費用はかかりますが、弁護士費用特約に加入していれば、最大300万円まで補償されます。また特約に加入していない方でも、加害者から受け取った賠償金から支払うことになれば、現在手持ちに多くのお金がなくても問題ありません。

交通事故の弁護士の選び方でよくある質問

交通事故の弁護士の選び方でよくある質問をまとめました。

Q1.弁護士事務所のサイトとポータルサイトどちらから弁護士を選ぶべきでしょうか?

弁護士事務所のサイトとポータルサイトには、それぞれメリットとデメリットが存在します。

弁護士事務所のサイトのメリットは、事務所のカラーがわかりやすいことです。サイトデザインや掲載写真、挨拶の言葉などから、事務所の方針や雰囲気をくみ取ることができます。デメリットは、サイト運営に力を入れていない弁護士事務所も多く、正しい情報、最新情報を得られない可能性がある点です。また、多くの弁護士事務所を比較することが難しいのもデメリットです。

それに対してポータルサイトのメリットは、多数の弁護士を比較できること、事務所の専門分野や代表の人柄などがわかりやすいことです。ポータルサイトは、弁護士選びに特化しているため、比較検討しやすいことも大きなメリットです。デメリットは、すべての弁護士が登録している訳ではない点です。

以上の点を考慮して、弁護士事務所のサイトとポータルサイトのどちらで選ぶのがベストなのかを検討すると、ポータルサイトで弁護士を選ぶ方が、弁護士選びで失敗するリスクは小さいといえます。

Q2.保険会社の「弁護士紹介サービス」を利用すべきでしょうか?

保険会社の弁護士紹介サービスは、保険会社が提携する弁護士を紹介してくれるサービスです。

保険会社が提携しているため、交通事故を得意とする弁護士を紹介されるという点では安心ですが、事前にどのような弁護士かわからないのが難点です。保険会社の弁護士紹介サービスを利用する場合は、弁護士名を確認してネット上で検索しておきましょう。

ただし弁護士紹介サービスでは、土日対応可能や夜間対応可能などといった条件を指定することは難しいため、日程に制約がある場合はご自身で選ぶのが得策です。

Q3.依頼した弁護士に不信感がある場合、選び直しを検討すべきですか?

依頼した弁護士に不信感がある場合は、セカンドオピニオンとして他の弁護士に相談してみることも有効な手段です。弁護士費用特約に加入している場合は、その費用も賄える可能性があります。

また、市区町村等が開催している無料弁護士相談はもちろん、初回相談無料などを掲げている事務所も多いので、それらを活用すれば費用をかけずに相談できます。

ただし、不信感があって、別の弁護士に依頼し直した場合は、再度着手金等を支払わなければなりません。現在の弁護士から、着手金やこれまでの費用を請求されるおそれがあることも留意しておきましょう。

まとめ

交通事故の対応を弁護士に依頼する場合は、弁護士費用だけでなく弁護士との相性や、弁護士自身の交通事故の解決実績などを基準に選ぶようにしましょう。

弁護士との相性や能力について自分の目で確かめたい方は、ポータルサイトを上手に活用して、交通事故を取り扱っている複数の弁護士を比較検討することをおすすめします。

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交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

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この記事の監修者
岩﨑 陽 (東京弁護士会)
大手損保会社への勤務経験を活かし、年間100件以上の交通事故に関する損害賠償請求事件を解決に導いております。後遺障害認定に向けた通院時の注意や医師への対応についても事故直後からのサポートが可能です。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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