累計相談数
104,700
件超
累計サイト訪問数
3,823
万件超
※2024年10月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 調査・アンケート > 1割以上が雨天時に交通事故を経験していた!3,000人を対象にアンケートを実施!
キーワードからコラムを探す
更新日:

1割以上が雨天時に交通事故を経験していた!3,000人を対象にアンケートを実施!

1割以上が雨天時に交通事故を経験していた!3,000人を対象にアンケートを実施!

首都高速道路株式会社の調査(※)によると、首都高速道路における雨天時の発生件数は、晴天時と比べて死傷事故件数で約4倍、施設接触事故件数では約7倍となっています。

首都高速道路株式会社では視界不良や路面状況の悪化、制動距離が伸びるといった原因があるとしており、雨天時の運転には日頃以上に注意しなければなりません。

また、雨天時の交通事故リスクは高速道路特有のものではなく、歩行者や自転車とも並走する一般道でも共通しています。

実際、雨天時にはどれくらいの人が交通事故に巻き込まれているのか、「ベンナビ交通事故」が主体となり、18歳以上の男女3,000人を対象として、アンケートを実施しました。
雨の日に事故が多発しています|首都高ドライバーズサイト

<当調査の利用に関して>

  1. 当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ベンナビ交通事故(株式会社アシロ)」の表記をお願いいたします。
  2. 出典元として本ページへのリンクをお願いいたします。

<調査の実施概要>
調査対象: 18歳~69歳の男女3,000人
調査割合: 10代(200人)、20代(600人)、30代(600人)、40代(600人)、50代(600人)、60代以上(400人)
調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ
調査日 : 2024年6月24日(月)

<調査サマリー>

  • 61.8%(小数点第二位は四捨五入。以下同じ)の方は、雨天時の歩行において危険を感じることがあった
  • 14.7%の方は雨天時、自身もしくは家族が交通事故に巻き込まれた経験がある
  • 交通事故に巻き込まれた40.6%の方は、交通事故後の示談や治療・リハビリでトラブルを経験している
  • 交通事故に巻き込まれたときの対処法の認知度は35.8%に留まる

6割は雨天時の歩行に危険を感じており1割強は事故を経験している

最初に、18歳以上の男女3,000人を対象として「雨天時の歩行中に危険を感じることはありますか?」と質問したところ、61.8%が「ある」と回答。

コンクリートやタイルといった床材の場合は濡れて滑りやすくなったり、車道を走っている自転車や軽車両が不安定になったりと、さまざまな危険が潜んでいます。

 また、同じ方を対象に「雨天時、歩行中に、自身もしくは家族が交通事故に巻き込まれたことはありますか?」と質問したところ、85.3%の方が「一度もない」と回答。

しかし334人が「ある(自身)」、169人が「ある(家族)」と回答しており、14.7%の方は、自身もしくは家族あるいは両方が事故を経験していることがわかりました。

事故を経験した方の多くが雨天時の歩行に気をつけている

続いて、自身もしくは家族が、雨天時に交通事故を経験したことがある方441人を対象として「事故後、雨天時に歩行する際に、気をつけるようになったことはありますか?」と質問したところ、「足元だけに気を取られず前方を見る」、「歩きながらスマートフォンを見ない」、「いつもより慎重に行動する」、「歩道があるところは歩道を歩く」などを150人以上の方が回答

対象441人に対して合計で1,037件の回答があることから、1人あたり2.4件のことに気をつけていることがわかります。

また、その他として「雨天時にはできるだけ外出を避ける」、「夜間であれば懐中電灯を使う」といった回答もありました。

事故時の対応の認知度は3割強に留まる

続いて、18歳以上の男女3,000人を対象として「交通事故の被害に遭った際の対応を知っていますか?」と質問したところ、「知っている」と回答した方は35.8%に留まりました

また、同じ方を対象として「交通事故に巻き込まれた際の情報として知りたいのはどれですか?」と質問したところ、2,104人が「事故後に取るべき対応」と回答。

次点では1,268人が「事故被害にあったときに受け取れる補償」と回答しており、事故時の対応に関する認知不足が浮き彫りとなりました。

交通事故は、状況によって命やその後の生活に関わることでもあるため、こうした情報の認知拡大が急務となります。

4割が交通事故後にトラブルを経験していた

続いて、自身もしくは家族が、雨天時に交通事故を経験したことがある方441人を対象として「交通事故の事後処理(示談や治療・リハビリ時など)に、トラブルはありましたか?」と質問したところ、40.6%が「ある」と回答

次項では、回答者の身に実際に起きたトラブルの一例を紹介します。

交通事故後のトラブルの一例

  • 子供時代、母子家庭で交渉の窓口が母だったため、相手方が非常に高圧的で不誠実な態度をしてきた(20代・兵庫県・女性)
  • 口約束していた内容と実際に提示された示談内容が違った(40代・福島県・女性)
  • 合意した示談金の支払い時期に関して、相手方の保険会社と認識のすれ違いがあった(40代・愛知県・男性)
  • 後遺症が残ってしまったが、途中から加害者と連絡がとれなくなり、受けたい医療・介護サービスを受けられるまで1年間も要した(50代・埼玉県・男性)
  • 相手が保険会社に連絡をしておらず治療費の支払で揉めた(60代・北海道・女性)

半数以上は自分の保険会社に相談しており1割は弁護士へ相談している

続いて、自身が交通事故被害に巻き込まれた経験があると回答した334人に対して、「交通事故被害の処理について、誰かに対応の依頼・相談をしましたか?」と質問したところ、半数以上の172人が「自分が加入していた保険会社」と回答しました。

ベンナビが相談を推奨している「弁護士」については、10.8%にあたる36人が相談しており、1割以上が専門家へ相談していることがわかります。

実際に依頼した方に、依頼した経緯と所感を伺ったところ、「自分で対応できるか不安だったが、専門家が代理人になってくれて安心できた」、「慰謝料について相手方と揉めて自分では手に負えなくなったが、無事解決できた」といったお話を伺えました。

交通事故における補償は、自賠責保険基準や保険会社独自の基準がありますが、多くの場合は弁護士が基準する裁判所基準の賠償が最も充実した内容となります。

交通事故被害に巻き込まれた場合には、弁護士や日弁連交通事故相談センターといった、司法サービスの活用を検討してもよいかもしれません。

調査結果のまとめ

交通事故は誰しもが被害者になり得るため、天候や地域に限らず「自分は安全」ということは決してありません。

また、警察庁が発表する運転免許統計(※)によると、令和5年における運転免許証の保有者数は8,186万人であり、被害者になり得るのと同じように、誰しもが加害者にもなり得てしまいます。

特に雨天時においては、前面だけではなくサイドミラーやリアガラスも含めた雨粒による視界不良、路面状況の悪化、自動車の整備不良など、さまざまな条件から交通事故のリスクが高まり、ドライバーの方は特に注意が必要です。

今回の調査では、10人に1人以上が雨天時に交通事故を経験していることが判明しました。交通事故は未然に防止することが何よりも重要ですが、巻き込まれた場合にどう対応するかで、その後の治療やリハビリ、復帰後の生活が左右されます。必要に応じて、専門家への相談も検討すべきでしょう。

「ベンナビ交通事故」では、こうした調査を通じて有益なコンテンツを発信することで、交通事故に巻き込まれた方が納得できる補償を受けられる社会の実現に貢献してまいります。
令和5年版 運転免許統計|警察庁

この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
【事故被害者/来所不要】立川・ベリーベスト法律事務所

【来所不要・交通事故の被害者は初回相談料0円豊富な解決実績◆示談金の大幅な増額実績多数交通事故専門チームが丁寧に対応します。まずは無料でご相談ください。【「立川」駅北口より徒歩6分】

事務所詳細を見る
春田法律事務所 東京オフィス(虎ノ門・新橋)

人身事故被害者の方へ】事故直後・通院中いずれの場合もまずはご相談ください。弁護士への依頼で、結果が大きく変わるかもしれません。初回面談無料】【着手金無料プランあり】【オンラインで全国対応可能】

事務所詳細を見る
品川ユナイテッド法律事務所

【弁護士特約で初回面談・依頼費用0円事故直後から相談OK/提示された賠償金慰謝料に不満があるなら、保険会社との交渉もお任せ!むち打ちから死亡事故まで幅広く対応◎経験豊富な弁護士が最後まで対応いたします【全国対応オンライン面談

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

調査・アンケートに関する新着コラム

調査・アンケートに関する人気コラム

調査・アンケートの関連コラム


調査・アンケートコラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら