むちうちの症状や治療法|後遺障害等級の認定基準・申請方法を解説

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2018.1.5

むちうちの症状や治療法|後遺障害等級の認定基準・申請方法を解説

Mutiuti

むちうちとは、交通事故やスポーツによって首に不自然な力が加わり、「首が痛い・首が回らない」といった症状を発症する怪我の一種です。首に力が加わる際に、首がS字にしなる事が、鞭を打った様な形になるため「むちうち症」と呼ばれています。

主に頚椎捻挫(けいついねんざ)、バレー・ルー症状型がむちうち症の大部分で、その名の通り首に負荷がかかる事で起きた「首の捻挫」でしょう。むちうちの治し方としては医師の診断のもと、整形外科や整骨院で専門のマッサージやリハビリに励むことになります。

 

例えば、交通事故で事故に遭い、「首はちょっと痛いけど目立った怪我は無かった。良かった~」と思っていても、実はむちうちだったというケースはよく聞きます。ただの首の捻挫と軽く考えていても、ひどい場合神経や脊髄を傷つけている場合もあります。

 

そのまま6ヶ月以上症状が改善しない場合は「症状固定」となり、後遺障害等級14級〜12級あたりの等級が認定されるケースが多く、等級認定された場合は、最大290万円の慰謝料が請求できます。


今回は、むちうちの種類と症状、むちうちの治療方法とチェックリストを記載します。

また、交通事故でむちうちになった方は、むちうちが後遺障害認定されるだけで損害賠償も大きく変わってきますのでそちらについても少し触れていきます。

 

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むちうちの種類と症状

冒頭でもご説明したとおり、鞭を打つような形で首に不可が掛かって首周辺を損傷してしまうことをむちうちと言います。大部分が「頚椎捻挫」というもので、首の痛みはもちろん神経を傷つけていると、手足のしびれや倦怠感、めまいなどの症状も併発してしまいます。

しかし、むちうちの場合、レントゲン上でも異常は見られず、医師からも「異常がない」と診られてしまうことも往々にしてあります。それを鵜呑みにせず、しっかりと自己の症状と照らしあわせてみてください。
 

頚椎捻挫型(けいついねんざ)

むちうちの大部分がこの「頚椎捻挫」です。いわゆる、首の捻挫ですが頭部を支える首を負傷することで、首・肩・背中のコリや痛みなどの弊害が及びます。
 

バレー・ルー症状型

衝撃が首の骨を通り越して、自律神経まで傷つけた際に発症するものを「バレー・ルー症状」と言います。自律神経を傷つけた症状としては、めまいや耳鳴り、息苦しさなどがあります。
 

神経根症状型

神経を支える根本が引き伸ばされたり、圧縮され負荷を受けるケースです。身体の各部位に痺れを感じたり、力が入らないような症状が出ます。
 

脊髄症状型

直接脊髄まで損傷してしまう症状です。脊髄の損傷により、体にマヒが残り、知覚障害や歩行障害を併発してしまうことがあります。そして、この場合後遺障害として今後も残ってしまう可能性がある、非常に危険な症状です。
 

脳髄液減少症

非常に珍しいケースですが、事故の衝撃により脳髄液が漏れだして、様々な症状を併発してしまう場合もあります。症状としては主に、全身の痛み、聴力・資力・味覚障害、倦怠感、自律神経症などがあります。
 

 

あなたは大丈夫?むちうちの症状チェックリスト

いかがでしょうか、むちうちの症状を書き綴りましたが、むちうちは、X線やレントゲン検査でも映らず、医学的にも認められないケースも多々有ります。その場合に重要になってくることが、自覚症状です。
 
ですので、医者に「ちょっと安静にしていれば大丈夫でしょう」と診断されても、いつまでも症状が良くならない場合、神経や脊髄を損傷している可能性もあります。以下の自覚症状に当てはまる方は、医者に自覚症状を詳しく伝えるようにして下さい。
 
・医者の診断は「骨に異常なし」だったが、症状が良くならない
・症状に波はあるが、長期間にわたっている
・痛む場所が変わる
・少しの運動や仕事をすると症状が出てくる
・天候の変化や湿度、温度で症状が出てくる
・以前より集中力が無くなり、長時間の作業が困難になる
・頭痛・倦怠感・疲労感・不眠・めまいなど以前より、体調がすぐれない
 
繰り返しますが、交通事故やスポーツなどで強い衝撃を受けて以降、このような状態があるようでしたら、必ず病院の診断と検査を受けるようにして下さい。
 
一度、診断を受けて「異常ありません」と診断された方も、それは骨に以上がないだけかもしれません。何らかの神経症状が生じている可能性は十分にあります。神経症状はMRI検査をしなければ分からないこともありますので、もう一度しっかり診てもらうようにしましょう。

 

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むちうちは目に見えない後遺障害

交通事故でむちうち症状を引き起こすのは、9割が車の追突事故と言われています。首は身体の中でも非常に不安定な場所と考えられ、衝撃にも弱い作りとなっています。交通事故の衝撃で前後に大きく揺さぶられると、首の周りの筋肉や靭帯などを損傷し、痛みや違和感を引き起こします。

 

これを「むちうち症」と呼びます。生じる症状は首や肩、背中、腰、膝などの痛みだけでなく、知覚障害やしびれ、耳鳴り、めまい、顎関節痛と症状が幅広いことも大きな特徴です。「むちうち症」というのは、このようなさまざまな症状をまとめて呼ぶときに使うもので、傷病名ではありません。

 

交通事故の直後のむちうちは痛みを感じないことも・・・

むちうち症状は、事故直後には強い痛みを感じないこともあります。事故後、時間が過ぎてからじわじわと痛み出すケースもあります。交通事故で別の治療も行っている場合、痛みや違和感が弱いことから、治療を後回しにしてしまうケースも多いようです。

 

しかし、交通事故でかかる関節への負担は私たちが想像する以上に大きなものです。湿布などで一時的に痛みが引いたとしても、仮に靭帯が損傷していたら、治すことはできません。

 

違和感を抱いたらすぐに、整形外科などの受診をしましょう。初めて受診する日が、交通事故から1週間以上離れていると、交通事故が原因ではないと判断され、後遺障害等級認定に通らない可能性も出てきます。

 

痛みの特徴から病院選びをしよう

むちうち症の最大の特徴は、症状が個人でさまざまであるということです。傷みだけがある人もいますし、シビレと傷みがある人もいます。だるさだけが残っているという人もいます。今回は診断名に沿って、代表的なむちうち症に該当する病名をご紹介します。

 

頚椎捻挫(けいついねんざ)の場合

主な症状:首や肩の傷み、首の運動制限(前後左右に動かせる範囲が狭まるなど)、頭痛

検査が可能な病院:整形外科

 

むちうち症の中で、最も多いのが頚椎捻挫型です。肩や首が痛いという他、寝違えたような首の痛み、肩こりに似た症状が出ます。レントゲンやMRIで撮影を行っても頚椎に異常が見つかる可能性は非常に低いのですが、椎間板や靭帯の損傷が原因で、症状が出ると考えられています。

通常、2週間前後で完治しますが、重症の場合、3週間からそれ以上の期間、違和感が残ることがあります。

 

神経根症状(しんけいこんしょうじょう)型の場合

主な症状:首の痛み、腕の知覚異常、シビレ、脱力症状、顔の違和感、後頭部や顔面の痛み

 

検査が可能な病院:整形外科、神経内科

 

病名にある「神経根」とは脊髄の知覚神経、運動神経が集まる場所です。椎間孔(椎骨の間にあるすき間がひろがって穴のようになった部分)から腕の方向へ伸びている神経が、上下の頚椎に挟まれて、痛みやシビレなどの症状を引き起こしています。

 

首を動かしたり、せきやくしゃみをしたりすると、痛みを強く感じる特徴があります。レントゲンやMRI検査では頚椎を撮影し、椎間板や頚椎に所見がある場合には手術を行う可能性もあります。神経学的な検査には、スパーリングテストやジャクソンテストがあります。

 

・スパーリングテストとは

患者に座ってもらい、医師が患者の後ろに立ちます。後方から患者の頭を掴んで、痛みやシビレのある方向へ傾けます。同時に後ろに倒して、神経根の領域を圧迫します。神経根の通っている範囲に痛みやシビレが出る場合、陽性と考えられます。

 

・ジャクソンテストとは

患者に座ってもらい、医師が患者の後ろに立ちます。患者の頭を後方へ倒しながら、圧迫します。肩や上腕、前腕、手などに痛み、シビレがある場合、陽性と考えられます。

 

バレ・リュー型

主な症状:頭痛、後頭部、うなじ付近の痛み、めまい、耳鳴り、耳詰まり、食べ物が飲み込みにくくなる、息苦しさ、腕のシビレ、注意力の散漫

 

検査が可能な病院:整形外科、神経内科、自律神経科

 

バレ・リュー型の自覚症状に多いのは頭痛です。ほかにも首の痛みやめまい、耳鳴りなどが伴う場合もあります。治療法は他のむちうち症に準じることが多いですが、必要に応じて神経ブロック注射をうつ、抗交感神経薬の服用が考えられます。

 

脊髄症状(せきずいしょうじょう)型の場合

主な症状:足のシビレ、頭痛、めまい、吐き気、集中力・思考力の低下、視力障害、尿や便が出にくくなる

検査が可能な病院:整形外科、神経内科、脊髄外来

 

頚椎には、頚椎を支える役割を担う「脊柱管」という管があり、この管の中を脊髄が通っています。脊髄が傷つくと、足に伸びている神経が損傷、足のシビレや歩行障害などを引き起こします。

 

症状が神経根型に似ているので整形外科を選んでしまう人が多いのですが、MRIで脊髄損傷は確認を取ることが可能です。画像診断は検査料が非常に高くなるデメリットはありますが、神経や脊髄は損傷してしまうと、一生シビレや違和感を残す可能性が高いものです。

 

また、脊髄に損傷が認められた場合、専門外来である脊髄外来へ転院が必要となります。慢性的な足のシビレなどが多いようです。

 

脳髄液減少症(のうずいえきげんしょうしょう)の場合

主な症状:頭痛、吐き気、めまい、耳鳴り、背中の痛み

 

検査が可能な病院:脳神経外科

 

脳を保護する層である、くも膜や硬膜に何らかの原因で穴があき、そこから脳を安定させるための脳髄液が漏れてしまう症状です。通常、脳は衝撃を受けないよう、膜の中で水にプカプカと浮いていると考えられています。

 

しかし交通事故などで脳を保護する膜に傷がついてしまい、その中の水が漏れてしまうことで、頭痛や吐き気などを伴うことがあります。後遺障害に認定されるのは非常に難しいと言われているむちうち症で、ごく最近見つかったタイプと言われています。

 

立証することが難しいため、弁護士などに相談し、裁判を行うことが多いようです。

 

症状が変わらないときは担当医に相談し、専門外来へ

むちうちの症状は「どれも似たような痛みやシビレがあるにもかかわらず、損傷している部位によって受診する科が違う」というのが大きな問題です。素人ではもちろん判断ができません。

 

症状は同じでも湿布などの効果も思わしくない場合には、神経を疑う必要もあります。そのような場合は担当医に「症状が改善しない」と伝え、必要に応じて専門外来へ紹介状を書いてもらいましょう。

 

ツライむちうちの症状を治療する方法

むちうちの症状に悩まされている方は、少しでもこのつらい症状を抑えたいものです。しかし、神経・脊髄を傷つけている場合もありますので、自分でやってしまうと余計に症状を悪化させてしまう可能性もあります。
 
ですので、むちうちの治療に関しては、医師の診断の上、専門家に治療してもらうようにして下さい。以下の様な方法があります。
 

整形外科

まず、病院にも色々あります。「むちうちの診断は何科でしてもらったらいいのか?」と思われる方もいるのではないでしょうか。骨折などと同じく整形外科で診察を受けて下さい。
 
そこで、そのまま検査や治療、リハビリをしてくれますし「整骨院と鍼治療はどちらが良いですか?」と今後の治療の方針のアドバイスをもらうこともできるでしょう。
 

整骨院・接骨院

肩や首の痛み・コリの場合、整骨院・接骨院が良いでしょう。ここで気をつけてほしいことは、繁華街などによくある整体マッサージを利用しないことです。整体マッサージは専門知識にも乏しい場合が多く、余計に症状を悪化させてしまうことがあります。
 
整骨院や接骨院は柔道整復師という資格者がマッサージ、矯正、安静など症状に適した治療法を行うことが期待されます。しかし、整骨院や接骨院の中には過剰な施術を行い、多額の費用を保険会社に請求しようとするところもありますので注意しましょう。
 

鍼灸治療(しんきゅうちりょう)

鍼灸治療とは、(はり)治療やお灸での治療のことです。肩や首の痛み・コリにも効果的ですが、めまいや手足のしびれ、倦怠感などのむちうちから来る症状にも適しています。

ただ、一般的には交通事故の治療で鍼灸治療まで認めるかどうかは疑義がありますので、通うのであれば医師や相手保険会社に相談して通いましょう。

 

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交通事故のむちうちで後遺障害認定されると損害賠償が増額する

いかがでしょうか。むちうちのことを理解していただけましたでしょうか。医者から「異常なし」の診断を受けていても、むちうち症は体の中に残ります。医者を信用しすぎず、自覚症状があるようでしたら、もう一度、診察・治療を行って下さい。
 
そして、むちうちの原因として最も多いものが、交通事故です。交通事故のむちうち症で1点とても大事なことがあります。それは、「むちうちが後遺障害に認定されると、損害賠償が跳ね上がる」ということです。
 
お金の話に抵抗がある方もおられるかもしれませんが、交通事故で被害にあってその後の生活で苦労するのは自分です。その分の損害賠償がしっかりと貰えるのであれば、しっかり貰っておきたいところです。
 

後遺障害認定とは?

後遺障害とは、治療が終わっても身体に残る障害のことで、いわゆる後遺症のことですが、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)に関する用語です。

 

後遺障害は第一級から、第十四級まであり、支払われる自賠責保険の金額に影響します。
▶︎後遺障害の申請方法と適切な後遺障害認定を得る為の全知識
 

後遺障害慰謝料の相場

等級

自賠責基準

任意基準(推定)

裁判基準

第1級

1100万円

1600万円

2800万円

第2級

958万円

1300万円

2370万円

第3級

829万円

1100万円

1990万円

第4級

712万円

900万円

1670万円

第5級

599万円

750万円

1400万円

第6級

498万円

600万円

1180万円

第7級

409万円

500万円

1000万円

第8級

324万円

400万円

830万円

第9級

245万円

300万円

690万円

第10級

187万円

200万円

550万円

第11級

135万円

150万円

420万円

第12級

93万円

100万円

290万円

第13級

57万円

60万円

180万円

第14級

32万円

40万円

110万円

 

むちうちを後遺障害等級として認定してもらう方法

それでは、どういう方法を取ればむちうちを後遺障害と認定してもらうことができるでしょうか、病院に行っただけで医者の方から「今回は、症状が重いため後遺障害になるでしょう」と言われることは、むちうちではまず無いと言っていいでしょう。
 
かと言って、自覚症状があるというだけで簡単に後遺障害に認定されるわけでもありません。以下に、後遺障害と認定されるためのポイントを記載しましたので、交通事故でのむちうちの症状が続く方は、一度目を通してみてください。
 

医学的に証明できていること

繰り返しますが、後遺障害はむちうちの自覚症状のみでは認定される可能性はありません。医学的に「今後も身体に障害が残るおそれがある」と診断されなくてはなりません。例えば、MRIの写真にむちうちにより神経を圧迫しているなどの画像があれば証明できます。
 
ですので、医師の診察を受ける際は、自覚症状を伝え、治療を行っていくだけでなく、MRIや他の検査を受けられないかの相談もするようにして下さい。
 

後遺障害認定書を書いてもらう

後遺障害を受けるには、医師からの後遺障害認定書を書いてもらう必要があります。これは、整骨院や接骨院の先生ではなく、医師しか書くことが出来ません。ですので、上記のようにしっかり検査をしてもらった後に、後遺障害認定書を書いてもらいましょう。

 

診断書の書き直しは基本的にできないので注意が必要

後遺障害診断書の書き直しは原則できませんので、一番効率が良いのは自分の目の前で書いてもらうようお願いすることです。もし無理なようであれば、一旦医者に任せておいて、書いてもらった後すぐに内容のチェックをしましょう。

 

もし、「後遺障害診断書の書き直しはできない」と断られた場合、「事実と異なる内容がある、このままでは問題がある」とお伝えすれば、医者と直接話せる可能性が高まります。

 

後遺障害診断書に詳しい医師の見つけ方

交通事故の案件に慣れている医師を探すのは至難の業です。

 

知り合いや保険会社から紹介してくれればある程度は信用性が高いと思いますが、確実ではありませんので、「後遺障害等級の認定に詳しい弁護士」に相談してみるのが無難かと思います。交通事故を専門に扱う弁護士であれば、その医師にも精通している可能性は高いため、選択肢のひとつと言えますね。

 

弁護士に相談する

医師からの後遺障害認定書を書いてもらったとしても、次に出てくる問題は、請求先の保険会社とのトラブルです。保険会社は、支払額を抑えようとしてきますので、むちうちが後遺障害に認定されることを嫌います。
 
相手は事故処理のプロです。交通事故でむちうちに遭い、右も左も分かっていない被害者に「適切」な対応をして、損害賠償の金額を抑えます。そこに立ち向かえるのは、交通事故を得意とする弁護士です。
 
事故後の損害賠償の請求から、後遺障害認定の手助けなど、専門的な知識でサポートしてくれます。「事故後のむちうちの症状が良くならない」「損害賠償で提示された金額が納得行かない」とお考えでしたら、一度弁護士に相談してみるのもありです。
 
以上の内容は、「むちうちの後遺症を獲得し慰謝料を200万円アップする全手順」に詳しく記載してありますので、関心の有る方や、以上の内容に当てはまりそうな方は一度目を通してみてください。

 

まとめ

いかがでしょうか。むちうちは目に見えにくい症状で、医学的にも証明しづらい怪我です。しかし、自覚症状がいつまでも続き、ツライものです。これは本人しかわからないものです。
 
いつまでも症状が続くようでしたら、医師にしっかりと検査をしてもらいましょう。更に、交通事故でのむちうちの場合、損害賠償の請求額も大きく変わってきますので、後遺障害認定されないのかどうかを一度弁護士に相談されてみるのも良いでしょう。

 

むちうちの後遺障害等級の獲得、保険会社との示談交渉、損害賠償金を適正に獲得するなら、むちうちに詳しい弁護士に相談しよう

むちうち被害に遭った場合の後遺障害等級の申請などは、加害者側の保険会社が行うのが通常ですが、「不備のある診断書」「細かい症状が記載されていない」などが起こり、「後遺障害等級が認められない」、あるいは「通常よりも低い等級認定」となってしまうケースがほとんどです。
 

また、保険会社も後遺障害にして多額の賠償金を支払いたくないという思惑から、後遺障害として認定される前に、被害者に対して示談を持ちかけてくるケースが多くあります。


もしあなたが、「むちうちの後遺障害等級を獲得したい」「適正な等級なのか判断したい」「後遺障害慰謝料の増額をしたい」「何から始めればいいのかわからない」とお考えであれば、保険会社との示談交渉が進む前に「むちうち問題を得意とする専門の弁護士」へ相談をされる事をおすすめします。

 

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出典元

国土交通省|後遺障害等級

国土交通省|支払までの流れと請求方法

損害保険料算出機構(損保保険料機構)|自動車保険の概況

『交通事故の法律知識[第3版] 弁護士 有吉 春代 他(自由国民社)』

『交通事故民事裁判例集[第48巻第4号] 不法行為法研究会/編(ぎょうせい)』

この記事を監修した法律事務所

Thum_umezawa
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

交通事故のトラブル解決の為に、何をどうすれば良いかわからない方へ


交通事故の9割は示談交渉で決着がつくと言われていますが、実際に自分が示談を進める際に出てくる交渉相手は、相手側保険会社の示談担当員です。

被害者自身やその家族が示談交渉に応じるのが一般的ですが、実際に何年も交通事故の示談交渉を続けてきたプロ相手に、実際の相場よりも低い金額で応じてしまい泣き寝入りをする方も多いのが実情です。

その結果、示談交渉では話し合いが進まず訴訟に発展するケースが増えています。2005年には6,035件だった訴訟件数が、2015年までの10年間で約3.24倍の19,559件に増加しているというデータがあります。

交通事故で被害に遭ったのは自分達の方なのに、適正な保障がされず、大きな後遺症が残った場合は今後の生活への不安も大きくなるでしょう。

もし、『できるだけ損をしたくない』『適正な保障をしてほしい』とお困りの方は、交通事故の問題に長年取り組んできた弁護士に相談してみましょう。

2015年現在、弁護士に依頼する割合は93.6%(訴訟時)という高い割合で利用されており、交通事故に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のメリットが望めます。

・保険会社との示談交渉を任せられる
・弁護士基準という慰謝料や示談金を増額できる基準が使える
・事故の過失を適正な割合で計算してくれる
・後遺障害(後遺症)の正しい等級を認定しやすくなる など

弁護士に依頼するのは費用がかかると思われるかもしれませんが、自動車保険の特約(弁護士費用特約)が付いていれば、弁護士費用は300万円まで保険会社が負担してくれます。

交通事故に関わる問題でお困りの事を、【交通事故を得意とする弁護士】に相談することで、有利な結果となる可能性が高まりますので、お一人で悩まず、まずは『無料相談』をご相談ください。

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編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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