交通事故の慰謝料|適正な金額を得るための完全ガイド

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交通事故の慰謝料|適正な金額を得るための完全ガイド

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交通事故で相手方に求めるものは、なんといっても「慰謝料」です。交通事故を起こした相手に謝ってほしいという気持ち以上に、誠意を見せてほしいというのが多くの人のホンネと言えます。

 

今回、交通事故にあった際に受け取れる慰謝料の額から、慰謝料の額を高額にして受け取るにはどうすれば良いか、その方法を体系的かつ具体的にご紹介しようと思います。

少し長くなりますが、今回の内容を把握していただければ、交通事故の慰謝料に関して、あなたが今後の人生で困ることはないと断言します。
▶︎▶︎▶︎目次へ移動する

 

交通事故慰謝料における弁護士基準とは?

弁護士基準(べんごしきじゅん)とは、交通事故において裁判所の判例などを参考に東京三弁護士会の交通事故処理委員会が公表しているもので、文字通り弁護士が交通事故の問題を保険会社や加害者と戦う際に用いる基準であるためで、弁護士に依頼するだけで慰謝料が100万円以上の大幅増額する可能性が非常に高くなっています。



一般の方が保険会社と交渉しても聞く耳持たないのが現状で、慰謝料の増額には弁護士への依頼が必要不可欠です。まずは、弁護士への依頼でどれくらいの増加が見込めるのか、具体的に相談されるのをオススメします。

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【目次】

1:交通事故の慰謝料を知る
2:交通事故で知っておきたい慰謝料の種類と特徴
3:交通事故の慰謝料を計算する方法
4:基準別の交通事故の慰謝料(損害賠償)の相場
5:交通事故の慰謝料を増額させる要素と具体的な手順
6:交通事故でよくある症状と後遺障害認定
7:後遺障害の等級認定を受ける為に
8:交通事故の慰謝料問題を相談できる相談先一覧
9:交通事故の慰謝料を弁護士基準で獲得する方法
10:最後に



 

1:交通事故の慰謝料を知る

まずは交通事故の慰謝料がどういったものであるかをご理解頂きたいと思います。

 

1-1:交通事故の慰謝料とは?

交通事故の慰謝料とは、被害者の精神的・肉体的な苦痛を金銭に換算したものですが、特に精神的な苦痛を数値化するのはなかなか難しい問題です。そこで、数値化の基準として『自賠責保険基準』『任意保険基準』『弁護士基準』の3つの基準があります。

 

実は違う慰謝料と損害賠償

一般的に考えられている慰謝料というのは、

【治療費用+入院雑費+休業損害+入通院慰謝料+後遺障害慰謝料(死亡慰謝料)】

この総額の損害賠償額を慰謝料と呼んでいます。総額での算出金額は2,000万円を超えるケースが多く、「慰謝料が2,000万円」と混同されて呼ばれたりもしますが、正確には別物であることを覚えておきましょう。
参考:交通事故の損害賠償をする人が知らないと損をする7つのこと

 

慰謝料の種類に関しては、次項の「2:交通事故で知っておきたい慰謝料の種類と特徴」を、損害賠償に関しては「交通事故の損害賠償|4つの特徴と知って納得の回答21選」をご覧ください。

 

1-2:交通事故の慰謝料が受け取れる人

原則として、交通事故で被害を受けた方が慰謝料を受け取ることができます。ケガの程度や精神的苦痛、「後遺症」が残ったり、万が一死亡した際は慰謝料の額はさらに高額になっていきます。

 

1-2-1:被害者が死亡した場合は相続人が受け取る

万が一被害者が死亡してしまった場合は、原則として死亡者の相続人が慰謝料を受け取ることになります。その順番は①:妻、②:子供、③:父母、④:兄弟姉妹の順で受け取ることになります。

 

図1:交通事故で被害者が死亡した際の相続人:子が受け取る場合

子が受け取る場合

 

図2:交通事故で被害者が死亡した際の相続人:親が受け取る場合

親が受け取る場合

 

図3:交通事故で被害者が死亡した際の相続人:兄弟が受け取る場合

兄弟が受け取る場合

 

1-2-2:父母には固有の慰謝料請求権がある

交通事故で死亡した人に対する慰謝料とは別に、遺族は別途で慰謝料を請求することができます。これは死亡した被害者が「生きていたら得られていたはずの所得の補償金」と、「家族を失ったことに対する慰謝料」となります。(民法711条)

 

【第711条】

他人の生命を侵害した者は、被害者の父母、配偶者及び子に対しては、その財産権が侵害されなかった場合においても、損害の賠償をしなければならない。

 

1-3:交通事故の慰謝料が受け取れない人

交通事故で相手にケガをさせたり、後遺症を残したり、死亡させた加害者は、自分がケガをした場合でも原則として慰謝料を受け取ることができません。
参考:物損事故と人身事故大きな違い


 

2:交通事故で知っておきたい慰謝料の種類と特徴

交通事故の慰謝料には3つの種類があり、それぞれ、「ケガをした場合の入通院慰謝料」「後遺症が残った場合の後遺症慰謝料」「死亡した場合の死亡慰謝料」に分けられています。
参考:交通事故の被害者が受けられる保障一覧

 

請求項目
内容
入通院慰謝料

交通事故が原因で通院または入院した場合に請求できる慰謝料

後遺障害慰謝料

交通事故が原因で後遺症や後遺障害となった場合に請求できる慰謝料

死亡慰謝料

交通事故が原因で被害者が死亡した場合に遺族が請求できる慰謝料

 

2-1:骨折などのケガをした時の入通院慰謝料

入通院慰謝料とは、交通事故で退院後も通院を強いられた場合に、被害者が被った肉体的・精神的な損害を賠償するためのもの。被害者は長期間に渡って苦痛に耐える必要が生じますので、これらの損害に対する迷惑料のようなものだとお考えください。

 

また、交通事故におけるこの入通院慰謝料の金額は、入通院を強いられた期間と怪我を負った部位や怪我の程度により決定されます。
参考:交通事故被害に遭った人が適正な入通院慰謝料を獲得する手順

 

2-2:後遺症が残った時の後遺障害慰謝料

後遺症とは、交通事故でうけたキズなどが残ってしまった機能障害、神経症状などを言います。このような後遺症状には、むち打ちの痛みや手足の痺れといった比較的軽微なものから、足が動かなくないという重度のものまで、幅広い症状が含まれています。

 

後遺症と後遺障害の違いなどに関して、詳しくは「交通事故の後遺障害|適正な慰謝料を得るために知るべきこと」をご覧ください。

 

2-3:死亡した際の死亡慰謝料

被害者が死亡した場合、そのご遺族に対して慰謝料が支払われます。この死亡慰謝料は亡くなった方ご本人に対する慰謝料と、ご遺族に対する慰謝料とに分かれています。
参考:交通事故で被害者が死亡した場合の責任と慰謝料相場

 

 

3:交通事故の慰謝料を計算する方法

交通事故の計算をするにあたり、以下の3つ基準が大きく左右することになりますので、まずはこちらからご説明します。

 

3-1:慰謝料を決める3つの基準

慰謝料の算定には3つの基準があり、自動車を持っている人が強制加入を義務付けられた「自賠責保険基準」、任意で保険会社の提示する自動車保険に入る「任意保険基準」、弁護士が入って裁判で争う「弁護士基準」があります。

 

3-1-1:自賠責保険基準

自賠責保険とは、自動車を運転する人が必ず加入する保険のことです。交通事故が起こった際、まずは自賠責保険から保険金の支払が行われるため、自賠責保険基準は交通事故が起きた場合の最低限補償基準となっており、3つの基準のなかでも最も低い基準です。
参考:自賠責基準で出された損害賠償金額を少しでも上げるための方法

 

3-1-2:任意保険基準

自賠責保険でカバーできない損害部分を補償するための保険として加入するのが任意保険です。「自動車保険」と言われているのがこの任意保険だと考えてまず間違いないでしょう。
参考:任意保険基準とは|慰謝料を請求する際の3つの基準

 

自賠責保険で賄えない部分を全て補償することを目的とした保険のため、自賠責基準よりは高い基準と言えますが、保険会社で基準が異なること、非公開であることから基準が出しにくいという問題があります。

 

3-2-3:弁護士基準

裁判所基準とも言い、東京三弁護士会の交通事故処理委員会が裁判所の考え方や判例などを参考に公表しているもので、慰謝料額の算定基準として運用されているものです。2つの基準と比べて、公正かつ客観的な判断に基づくもので、金額の基準も高額となっています。
参考:弁護士基準で交通事故の慰謝料を計算すると増額する理由

 

具体的な慰謝料の相場は、「4:基準別の交通事故の慰謝料(損害賠償)の相場」をご覧ください。

 

 

3-2:慰謝料の額を左右する要素

慰謝料の金額を決める要素としては以下の6つがあげられますので、それぞれ順番に解説していきます。

 

3-2-1:怪我の治療にかかった通院期間

交通事故でケガをおい通院することになった場合、その通院期間が長いほど慰謝料の金額は高額になっていきます。通院するにも被害者には負担がかかっており、その精神的・肉体的苦痛による損害が大きくなると考えられています。

 

3-2-2:怪我で入院した日数

骨折などをして万が一入院するような大怪我を負った場合、入院期間が長いほど慰謝料の額も比例して高額になっていきます。また、慰謝料との直接的な関係はありませんが、入院期間中の付き添い人の有無によっては、損害賠償の金額が変わってきます。

 

付添人がいる場合の介護費用に関しては「交通事故の損害賠償|4つの特徴と知って納得の回答21選」の【積極損害】をご参照ください。

 

3-2-3:過失割合の有無

過失割合とは、交通事故の当事者間における、お互いの不注意(過失)の程度を割合化したものです。被害者側に責任のある場合、加害者が負担する理由はありませんので、被害者に対して実際に負担する損害額は、被害者の過失割合分を引いた額ということになります。

 

交通事故の過失割合については、「交通事故の過失割合|損をしないために知っておくべき全情報」に詳しい内容がありますので、こちらをお読みいただければ過失割合が原因で損をすることはなくなります。

また近年、自転車事故による被害も多くなっていますので、「自転車事故の過失割合|過失割合の算出方法と損害賠償の手順」も参考にして頂くのが良いかと思います。

 

3-2-4:休業損害の有無

交通事故に遭わなければ得ることが出来ていたであろう収入の損害を「消極損害」と言い、この消極損害の1つに「休業損害」というものがあります。交通事故によって傷害を負ったために休業を余儀なくされた場合に,交通事故による休業がなかったら得ることができていたであろう収入・利益を損害したものとして賠償請求できるというものです。
参考:休業損害を正しく計算して損をゼロにする全知識

 

詳しくは「交通事故の慰謝料|一般的な相場と慰謝料を引き上げる方法」をご参照ください。

 

3-2-5:後遺症の有無

後遺症があるかないかで、慰謝料の金額は大きく変わりますので、交通事故の慰謝料を増額させるために最も大切な要素だとお考えください。後遺症のなかでも等級に認められたものを後遺障害と呼びますが、この認定を受けられるかどうかがポイントになります。
参考:後遺障害の全て|慰謝料を増額する為に知っておくべきこと

 

3-2-6:後遺障害等級の有無

後遺障害等級には第_1級~第14級までが設定されており、この等級が低くなるほど後遺症の程度は重くなり、慰謝料の金額も高額になっていきます。下記に後遺障害の等級と、その主な症状は「後遺障害認定の全てがわかる|後遺障害認定を得る全知識」「」に記載しておきますので、参考にしていただければ幸いです。
参考:後遺障害の申請方法と適切な後遺障害認定を得る為の全知識

 

3-3:慰謝料の計算式

慰謝料を計算する規定は、公には公開されていないものもあるため、ここでは現在確認できるものと、裁判で参考にされるものを抜粋してご紹介いたします。

 

3-3-1:計算式は自賠責基準しか公開していない

 基本的には自賠責と同じような計算方法を利用しているはずですが、保険会社は詳細を提示しておらず、弁護士基準は過去の判例など参考にし、最適な金額を出すものですので、一概に「この計算方法を使えば全てカバーできる」というわけではございません。

 

しかし、慰謝料を計算する上で一つの指標にはなりますので、参考にしていただければ幸いです。

 

3-3-2:入通院慰謝料の計算式

自賠責保険では、1日あたり一律で4,200の支給額が決まっており、これに治療の期間を足した総額を算出することになります。

 

自賠責保険で言うところの「治療期間」には2つの計算方法があり、

1:入院期間+通院期間
2:実通院日数(入院期間+通院期間の中で実際に病院に通った日数)×2

この2つの計算式を比べて、日数が少ない方を採用するとしています。

 

例)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

交通事故の治療で38日間入院し、

通院期間が88日間(実際は44日)だった場合

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

1:38 + 88 = 126日
2:82 × 2   = 164日

 

となるので、126日 × 4,200円 = 529,000円という数字になります。

これにより、自賠責法に基づく交通事故の慰謝料の相場額は529,000円となります。

 

因みに、自賠責保険は1人あたり最高1,200,000円までしか出ませんので、えた部分に関しては任意保険か加害者本人に請求する必要があります。
 

 

【入通院慰謝料の計算ツール】

入院期間
通院期間
実際の通院日数0

 

 

3-3-3:休業損害の計算方式

【自賠責基準における休業損害】

実際に休んだ日1日につき5700円が休業損害として請求できます。

休業損害 = 5700円 × 休業日数

 

ただし、1日の休業損害が規定の額である5700円を超える場合、実際にかかった金額を1日当たりの金額として算定します(上限は19,000円)。

 

【弁護士基準における休業損害】

計算の仕方は自賠責基準と大差ありませんが、1日当たり5700円だったものが、弁護士基準では「1日あたりの基礎収入」に変わります。

休業損害 = 1日当たりの基礎収入 × 休業日数

 

休業損害の算出自体はそれほど難しくはありませんが、基礎収入をどのように計算すべきかという考え方にはばらつきがあるようですから、もし加害者側と争いになるようなことがあれば、早急に弁護士に相談したほうが無難です。
 

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3-4:後遺障害の等級別慰謝料

後遺障害には症状の重さ別で等級が設定されており、弁護士基準で後遺障害慰謝料を計算する際にはいくつかの種類はありますが、多くの場合、以下の基準となります。

 

表3:等級別の後遺障害慰謝料の相場

等級

自賠責保険基準

任意保険基準(推定)

弁護士基準

1級

11,000,000円

13,000,000円

28,000,000円

2級

9,580,000円

11,200,000円

24,000,000円

3級

8,290,000円

9,500,000円

20,000,000円

4級

7,120,000円

8,000,000円

17,000,000円

5級

5,990,000円

7,000,000円

14,400,000円

6級

4,980,000円

6,000,000円

12,200,000円

7級

4,090,000円

5,000,000円

10,300,000円

8級

3,240,000円

4,000,000円

8,300,000円

9級

2,550,000円

3,000,000円

6,700,000円

10級

1,870,000円

2,000,000円

5,300,000円

11級

1,350,000円

1,500,000円

4,000,000円

12級

930,000円

1,000,000円

2,800,000円

13級

570,000円

600,000円

1,800,000円

14級

320,000円

400,000円

1,100,000円

 

 

4:基準別の交通事故の慰謝料(損害賠償)の相場

交通事故には「3つの基準」で支払われる慰謝料に差があることをお話ししました。ここでは基準別で異なる慰謝料の相場をご覧いただきたいと思います。

 

4-1:自賠責保険基準で計算した場合の相場

自動車を運転する人が必ず加入する自賠責保険は、3つの基準のなかで最も低い基準になっています。

 

4-1-1:損害賠償の相場一覧

下記の表は、平成24年度の死亡事故、および後遺症が残った際の損害賠償金の平均を示したものです。

 

表4:死亡事故及び後遺障害の平均慰謝料額

車種

死亡事故

損害および後遺傷害

平均相場

平均相場

乗用自動車

843万円

13.9万円

営業用乗用車

251万円

21.6万円

軽四輪自動車

848万円

13.4万円

自家用貨物車

837万円

21.1万円

営業用貨物車

104万円

17.7万円

バス

910万円

10.5万円

二輪車

415万円

21.9万円

原付自転車

340万円

191万円

ダンプカー

929万円

238万円

特種用途自動車

1001万円

19.9万円

工作車

800万円

53.1万円

レンタカー

930万円

24.6万円

平均

714万円

14.9万円

 

4-1-2:入通院慰謝料の相場:25万~100万円

交通事故の入通院慰謝料は、通院期間が長いほど、また通院期間が長ければ長いほど、慰謝料は増額していきます。

 

表5:自賠責基準の入通院慰謝料の相場

通院期間と入院期間

自賠責基準

①通院のみ3か月(実通院日数30日)

25万2000円

②通院のみ6か月(実通院日数60日)

50万4000円

③入院1か月・通院3か月(入院30日・実通院30日)

50万4000円

④入院1か月・通院6か月(入院30日・実通院60日)

75万6000円

⑤入院2か月・通院6か月(入院60日・実通院60日)

100万8000円

参考:交通事故被害に遭った人が適正な入通院慰謝料を獲得する手順

 

4-1-3:後遺障害慰謝料の相場:32万~1100万円

後遺症のなかでも等級に認定されるほど重度の症状には「後遺障害」の認定を受け、第1級から第14級までのうち、その等級が低いほど、後遺障害慰謝料の額は増大していきます。

 

表6:自賠責基準の等級別慰謝料の相場

等級

自賠責保険基準

等級

自賠責保険基準

1級

11,000,000円

8級

3,240,000円

2級

9,580,000円

9級

2,550,000円

3級

8,290,000円

10級

1,870,000円

4級

7,120,000円

11級

1,350,000円

5級

5,990,000円

12級

930,000円

6級

4,980,000円

13級

570,000円

7級

4,090,000円

14級

320,000円

 

どういった症状がどの級に該当するか、また後遺障害認定の詳細な受け方は「後遺障害認定の全てがわかる|後遺障害認定を得る全知識」をご覧ください。

 

4-1-4:死亡慰謝料の相場:350万円

 

表7:自賠責基準の被害者別慰謝料の相場

被害者本人の立場

自賠責基準

一家の支柱

350万円

子ども

350万円

高齢者

350万円

上記以外(配偶者など)

350万円

※「一家の支柱」とは、家族の生活を収入面から主に支えている方です。

 

また、被害者の遺族にも支払われるのが慰謝料ですので、交通事故でなくなった被害者の遺族がもらえる慰謝料の相場も示しておきます。
参考:交通死亡事故で遺族がすべき対応と慰謝料請求する手順まとめ​


表8:自賠責保険による、遺族がもらえる慰謝料の相場

自賠責保険による、遺族がもらえる慰謝料の相場

本人の慰謝料

350万

遺族の慰謝料

被害者に被扶養者がいる場合

被害者に被扶養者がいない場合

請求権者1人の場合

750万

550万

請求権者2人の場合

850万

650万

請求権者3人以上の場合

950万

750万

 

任意保険は公開されておらず、弁護士基準は事故のケースによってまちまちになるので、詳しく知りたい方は弁護士にご相談いただくのが早いかと思います。

 

4-2:任意保険基準で計算した場合の相場

保険会社によってその金額にはばらつきがあり、公開している保険会社も少ないため、下記の金額が必ずもらえる訳ではありません。あくまで目安にとどめておくと良いでしょう。

 

4-2-1:損害賠償の相場一覧

表9:任意保険の死亡慰謝料及び後遺障害の慰謝料相場

車種

死亡

損害および後遺傷害

平均相場

平均相場

乗用自動車

2719万円

60万円

普通貨物

2547万円

82万円

普通自動車

2411万円

71万円

小型貨物

2659万円

76万円

小型二輪および軽自動車

2362万円

57万円

特殊および緊急自動車

2550万円

81万円

商品自動車

2799万円

84万円

特種用途自動車

2679万円

69万円

非けん引自動車

0円

43万円

原付自転車

2453万円

66万円

平均

1951万円

59万円

 

4-2-2:入通院慰謝料の相場:自賠責保険以上、弁護士基準以下

厳密な表として公開されているものはありませんが、下記の表をもとに計算すると良いかと思います。

 

表10:任意保険の入通院慰謝料の相場(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

通院

 

25.2

50.4

75.6

95.8

113.4

128.6

141.2

152.4

162.6

170.2

1月

12.6

37.8

63.0

85.6

104.7

120.9

134.9

147.4

157.6

167.6

173.9

2月

25.2

50.4

73.0

94.6

112.2

127.2

141.2

152.5

162.6

171.4

176.4

3月

37.8

60.4

82.0

102

118.5

133.5

146.3

157.6

166.4

173.9

178.9

4月

47.8

69.4

89.4

108.4

124.8

138.6

151.3

161.3

163.8

176.4

181.4

5月

56.8

76.8

95.8

114.6

129.9

143.6

155.1

163.8

171.4

178.9

183.9

6月

64.2

83.2

102.0

119.8

134.9

147.4

157.6

166.3

173.9

181.4

185.4

7月

70.6

89.4

107.2

124.3

136.7

149.9

160.1

168.8

176.4

183.9

188.9

8月

76.8

94.6

112.2

128.6

141.2

152,4

162.6

171.3

178.9

186.4

191.4

9月

82.0

99.6

116.0

131.1

143.7

154.9

165.1

173.8

181.4

188.9

193.9

10月

87.0

103.4

118.5

133.6

146.2

157.4

167.6

176.3

183.9

191.4

196.4

 

 

4-2-3:後遺障害慰謝料の相場:40万~1300万円

表11:任意保険の等級別慰謝料の相場

等級

任意保険基準(推定)

等級

任意保険基準(推定)

1級

13,000,000円

8級

4,000,000円

2級

11,200,000円

9級

3,000,000円

3級

9,500,000円

10級

2,000,000円

4級

8,000,000円

11級

1,500,000円

5級

7,000,000円

12級

1,000,000円

6級

6,000,000円

13級

600,000円

7級

5,000,000円

14級

400,000円

 

 

4-2-4:死亡慰謝料の相場:1100万~2000万円

表12:任意保険の被害者別慰謝料の相場

被害者本人の立場

任意保険基準(推定)

一家の支柱

1,500万円〜2,000万円

子ども

1,200万円〜1,500万円

高齢者

1,100万円〜1,400万円

上記以外(配偶者など)

1,300万円〜1,600万円

 

 

4-3:弁護士基準で計算した場合の相場

過去の判例をもとに、弁護士が適切だと思われる金額を算出するため、保険会社や最低限保証の自賠責保険よりも高額になっています。

 

4-3-1:入通院慰謝料の相場:73万~181万円

表13:通常の弁護士基準による入通院慰謝料の表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

53

101

145

184

217

244

266

284

297

306

314

321

328

334

340

1月

28

77

122

162

199

228

252

274

191

303

311

318

325

332

336

342

2月

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

322

329

334

338

344

3月

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

326

331

336

340

346

4月

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

328

333

338

342

348

5月

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

330

335

340

344

350

6月

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

332

337

342

346

 

7月

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

334

339

344

 

 

 

8月

139

170

199

226

252

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

9月

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

 

10月

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

 

 

 

 

 

11月

150

179

207

234

258

278

296

312

324

332

 

 

 

 

 

 

12月

154

183

211

236

260

280

298

314

326

 

 

 

 

 

 

 

13月

158

187

213

232

262

282

300

316

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

162

189

215

240

264

284

302

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

164

191

217

242

266

288

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表14:むち打ち症で他覚症状がない場合に適用される入通院慰謝料表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

204

211

218

223

228

1月

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

206

212

219

224

229

2月

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

207

213

220

225

230

3月

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

208

214

221

226

231

4月

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

209

215

222

227

232

5月

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

210

216

223

228

233

6月

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

211

217

224

229

 

7月

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

212

218

225

 

 

8月

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

213

219

 

 

 

9月

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

214

 

 

 

 

10月

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

 

 

 

 

 

11月

117

135

150

160

171

179

187

193

199

204

 

 

 

 

 

 

12月

119

136

151

161

172

180

188

194

200

 

 

 

 

 

 

 

13月

120

137

152

162

173

181

189

195

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

121

138

153

163

174

182

190

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

122

139

154

164

175

183

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめるとこのような感じになります。

通院期間と入院期間

裁判所基準

①通院のみ3か月(実通院日数30日)

73万円(53万円)

②通院のみ6か月(実通院日数60日)

116万円(89万円)

③入院1か月・通院3か月(入院30日・実通院30日)

115万円(83万円)

④入院1か月・通院6か月(入院3日・実通院60日)

149万円(113万円)

⑤入院2か月・通院6か月

181万円(133万円)

 

4-3-2:後遺障害慰謝料の相場:110万~2800万円

表15:弁護士基準の等級別慰謝料の相場

等級

弁護士基準

等級

弁護士基準

1級

28,000,000円

8級

8,300,000円

2級

24,000,000円

9級

6,700,000円

3級

20,000,000円

10級

5,300,000円

4級

17,000,000円

11級

4,000,000円

5級

14,400,000円

12級

2,800,000円

6級

12,200,000円

13級

1,800,000円

7級

10,300,000円

14級

1,100,000円

 

 

4-3-3:死亡慰謝料の相場:1800万~3600万円

表16:弁護士基準の被害者別慰謝料の相場

被害者本人の立場

弁護士基準

一家の支柱

2800万円〜3600万円程度

子ども

1800万円〜2600万円程度

高齢者

1800万円〜2400万円程度

上記以外(配偶者など)

2000万円〜3200万円程度

 

交通事故で実際に支払われた慰謝料の相場まとめ

1:80歳女性に対して人身事故を起こした事例

交通事故慰謝料:事例1

事故の概要

駐車場から安全確認をせずに2車線道路に発進した加害者車両が、両サイドの車と衝突、過失割合95%、損害賠償金401万7928円の請求を受ける

被害者

過失割合

後遺障害

被害者の傷害

慰謝料

80歳・女性

被害者:5%
加害者:95%

なし
(要介護2に該当)

軸椎骨折
粉砕骨折
左大腿骨骨折
閉鎖性外傷性血気胸
出血性ショック 他多数

401万7928円

引用元:交通事故の慰謝料|一般的な相場と慰謝料を引き上げる方法


 

2:後遺障害11級に認定|慰謝料総額2000万円を超えた事例

交通事故慰謝料判例:2

事故の概要

走行中のタクシーに衝突し、複数の巻き込み事故を起こす。被害者の男性は後遺障害11級に該当し、慰謝料660万円、損害賠償合計2121万8461円の請求がでた判例

被害者

過失割合

後遺障害

被害者の傷害

50歳・男性

被害者:5%
加害者:95%

第11級
(併合ルール適応)

下顎骨折
咬合時違和感
両上皮痺れ
両肩痛み 他

慰謝料および損害賠償額

傷害慰謝料

後遺障害慰謝料

治療費関係

260万円

400万円
(自賠責:331万)

200万2592円

休業損害

後遺障害逸失利益

その他損害額

115万7391円

1157万4230円

11万5752円

損害額合計

2121万8461円

引用元:交通事故の慰謝料|一般的な相場と慰謝料を引き上げる方法

 

3:後遺障害8級が認定|逸失利益1300万円がでた判例

事故の概要

バイクが対向車線の車と正面衝突し、後遺障害8級、慰謝料2004万円が認められた判例

被害者

過失割合

後遺障害

被害者の傷害

41歳・男性

被害者:15%
加害者:85%

第8級

右開放性頚骨骨折
右前形骨筋筋ヘルニア 他

慰謝料および損害賠償額

入通院慰謝料

後遺障害慰謝料

治療費関係

270万円

830万円
(自賠責:324万)

159万2105円

休業損害

後遺障害逸失利益

その他費用

293万3380円

1370万5681円

3580円

損害額合計

2004万6449円

引用元:交通事故の慰謝料|一般的な相場と慰謝料を引き上げる方法


 

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5:交通事故の慰謝料を増額させる要素と具体的な手順

ここでは交通事故の慰謝料を増額させる要素をお伝えするとともに、どのような手順を踏めば慰謝料を増額できるかの、具体的な手順をご紹介します。

 

5-1:過失割合を下げる

被害者の方にも過失がある時には、その程度に応じて加害者側の負担する慰謝料を減らすのが公平だということを言っており、加害者の過失の割合を下げるよう要請してきます。

 

5-1-1:交通事故判例タイムズを引き合いに出す

判例タイムズ社の発行する「交通事故判例タイムズ」という書籍が参考になります。この「交通事故判例タイムズ」に書かれた比率は裁判書でも重要視する書籍ですので、是非参考にしてください。

保険会社にこの書籍を持って、

「過失割合は判例タイムズの何ページを参考にされたのでしょうか?」
「そのページを印刷して私に送ってください。」

 

といえば、保険会社が過失割合の要請に応じたケースがあります。判例タイムズは図書館に置いてあることもありますので、必要な箇所を印刷して交渉してみましょう。

 

5-1-2:車の修理費用を持つ代わりに、過失割合を10対0にしてもらう

通常のセオリーとはすこし違いますが、保険会社にとってもこの交渉は良いことがあります。保険会社で払う金額は物損事故の修繕費用となり支出が確定してしまいます。この費用を被害者が負担してくれるだけで保険会社の支出がなくなるため、保険会社はこの条件に応じてくれやすい傾向があります。

 

5-2:休業損害を弁護士基準で受ける

交通事故によって傷害を負ったために休業を余儀なくされた場合に、交通事故による休業がなかった場合に得ることができた収入・利益を損害したとして賠償請求できますが、これにも自賠責基準と弁護士基準があります。

これを弁護士基準で受けることで、慰謝料が増額する可能性が高まります。
計算式は「3-3-3:休業損害の計算方式」をご覧ください。

 

5-3:後遺障害の等級認定の認定を受ける

後遺障害認定を受けることはかなり重要な要素になります。【後遺障害の等級認定を受けられるか否かで慰謝料の金額は大きく変わってきます。

詳しくは【交通事故の後遺障害で等級認定が重要な3つの理由】に記載がありますので、そちらをご確認ください。

 

5-4:逸失利益の認定を受ける

後遺障害の等級とセットで考えられるのに「逸失利益」があり、被害者が「後遺症により事故前と同じように働けなくなった」など、労働能力を喪失したために、後遺症がなければ得られたであろう収入の減少をいいます。
参考:逸失利益を計算する方法と適正な慰謝料を獲得する為の手順

 

逸失利益の計算方法は「交通事故の慰謝料|一般的な相場と慰謝料を引き上げる方法」をご覧ください。逸失利益を具体的に取得する方法は「交通事故の後遺障害|適正な慰謝料を得るために知るべきこと」にまとめてありますので、そちらをご参照いただければと思います。

 

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6:交通事故でよくある症状と後遺障害認定

交通事故で負った「損害には様々な種類」がありますが、よくある症状や後遺障害認定を受けているものをご紹介します。

 

6-1:主な7つの自覚症状

最もよくあるもので、明らかに自覚症状が認められるものを7つ選抜しました。
 

6-1-1:首の痛み(むち打ち)

交通事故で後ろから車が追突した場合、首に痛みが残るのが最もよくあるケースでむち打ちと呼ばれるものになります。首の稼動範囲以上に首が大きく振られることで、筋肉や靱帯などが損傷し、頚椎捻挫型と呼ばれる症状がそれです。

このむち打ちが、交通事故全体の約70~80%を占めていると言われています。
 

6-1-2:手首の痺れやだるさ

最初は首頭の重みや痛み、そして肩こりとして現れる症状が悪化し、手、腕のしびれ、痛みとなる傾向があります。また、腰痛、腰の違和感が進行、悪化した結果、お尻から足にいたるしびれといった症状になることが多くあります。

 

6-1-3:腰の痛み

むち打ちは上半身に症状が表れるものとよく勘違いされますが、むち打ち症による痛みの半分近くは腰痛にあると言っていいでしょう。むち打ちの腰痛の主な原因として、ギックリ腰が挙げられます。むち打ちの場合、外部から強い衝撃によってギックリ腰のような症状が表れるわけです。

 

なかなか治らなければ、慢性化の痛みになる恐れもありますので注意が必要です。

 

6-1-4:頭痛・吐き気

交通事故後の症状の中で比較的起こりやすく、何をするにもとにかく辛いのがこの頭痛です。レントゲン検査では異常がない場合がほとんどで、人には理解されない辛さがあります。また、吐き気や気持ち悪さも頭痛と共に出やすい症状で、

頭を強く振られる、痛みが強い場合などに出やすくなる症状があります。

 

6-1-5:めまい

めまいもむち打ちに続き比較的多くみられる症状の1つです、追突外傷が原因で起こる障害など、これらが関連して発生する首の影響によるものと言われており、精密検査で異常がみられないケースがほとんどです。

 

6-1-6:脱力感

もし神経を損傷してしまった場合、全く力が入らなくなる麻痺を起すこともあります。しかし、そういったケースは珍しく、痛みによるものや筋肉が原因になっているものの方が多いようです。

 

6-1-7:その他の症状

病院のレントゲン検査をしても、その時は問題がなかった場合でも、レントゲンで写らない部分が一番ダメージを受けているケースが多くあります。一箇所の病院ではなく複数の病院でセカンドオピニオンを受けることも、検討してみると良いかと思います。

 

その他の後遺障害と認められる症状を、等級別に列挙しておきますので、参考にしてみてください。等級違いで同じ症状が被っているものもありますが、症状の重さの程度によっても認定される後遺障害の等級は変わってきますので、その点はご了承ください。

 

■後遺障害等級第1級となる症状

頭部外傷

外傷性クモ膜下出血

胸椎圧迫骨折

硬膜下水腫

脳幹損傷

外傷性クモ膜下出血

脳挫傷

慢性硬膜下血腫

頭部挫創

びまん性脳損傷

脳室内血腫

外傷性脳内出血

胸椎脱臼骨折

頚髄損傷

骨盤骨折

急性硬膜下血腫

頚髄損傷

脊髄損傷

硬膜水腫

頚椎脱臼骨折

髄液漏

脳挫傷

両肺挫傷

左急性硬膜下血腫

両肺挫傷

脳挫傷

頭蓋骨底骨折

外傷性頚髄損傷

遷延性意識障害 など

 

後遺障害等級第2級となる症状

自排尿不能

高次脳機能障害

左片麻痺

性格変化

けいれん発作

腸骨骨採取

下肢不全対麻痺

歩行障害記憶障害

意欲低下

頭部打撲

外傷性てんかん

外傷性くも膜下出血

頭部外傷

脳挫傷

頭蓋骨骨折

脳挫傷

馬尾損傷

頭部挫傷

第一腰椎破裂骨折

脳内出血

膀胱直腸障害

頭部外傷

両肺損傷

びまん性軸索損傷

右血気胸 など

 

 

後遺障害等級第3級となる症状

上下肢麻痺等

両上肢巧緻障害

脳脂肪塞栓症

脳挫傷

高次脳機能障害

左目の視力障害

外傷性頚髄損傷

急性硬膜外血腫

歩行困難

脳挫傷

左耳聴力障害

記銘力低下

右前腕骨骨折

坐位保持困難

急性硬膜下血腫

頭部傷害後の症状

精神障害

頭部外傷

片足起立不能

外傷性クモ膜下出血

頭蓋骨骨折

外傷性硬膜外血腫

下肢不全麻痺

四肢麻痺

脳挫傷

知能の著しい低下

びまん性軸策脳挫傷

頚髄損傷

頭蓋骨骨折等

下腿骨骨折

頭蓋骨多発骨折など

 

 

 

 

 

後遺障害等級第4級となる症状

胸腹部臓器の障害

記銘・記憶力低下

脳挫傷

体動時めまいふらつき

右上肢機能障害

上下肢の痺れ

集中力及び問題解決能力低下

右上眼瞼瘢痕拘縮

左大腿部切断

短腸症候群

頭部打撲 など

 

 

 

 
 

 

後遺障害等級第5級となる症状
  • 高次脳機能障害

  • 神経系統の機能障害で服することができる労務が相当程度制限されるもの

  • ​脊柱変形運動障害

  • 左肩関節機能障害

  • 脊椎固定術に伴う骨盤骨変形

  • 左手関節機能障害など​
 
後遺障害等級第6級となる症状
  • 左側下顎頭頚部骨折

  • 咀嚼障害

  • 頚髄損傷左眼窩底骨折

  • 上・下顎骨骨折

  • 腸骨からの骨採取

  • 口腔内裂傷

  • 腰背部挫傷

  • 外傷性くも膜下出血 など

 

後遺障害等級第7級となる症状
  • 右下肢醜状痕

  • 右膝関節機能障害

  • 右手関節用廃

  • 骨盤骨変形、

  • 右下肢の瘢痕

  • 右下肢奇形障害

  • 脊柱の変形

  • 右下腿開放骨折等

  • 右足関節開放性脱臼骨折

  • 頭部打撲等

  • 左足関節外果骨折

  • 肋骨骨折

  • 腰椎圧迫骨折

  • 頚椎捻挫 など

 

後遺障害等級第8級となる症状
  • 記銘力障害

  • 左膝神経症状

  • てんかん発作

  • 頭蓋骨骨折等

  • 外傷性腸管膜損傷

  • 腹腔内出血左大腿部皮膚欠損、左側腹部皮膚欠損、

  • 顔面及び左下腿醜状痕

  • 両眼に半盲症を残すもの

  • 左膝関節可動域制限

  • 左大腿挫傷

  • 骨盤骨折

  • 左両下腿骨開放性粉砕骨折後変形治癒

  • 左の骨折後感染症など

 

後遺障害等級第9級となる症状

右下肢の短縮障害

骨盤骨変形

失語症

右足瘢痕

左足第1趾・第2趾機能障害

骨盤骨変形

右下肢短縮

左足関節機能障害

頚髄損傷に伴う神経症状

左膝に頑固な神経症状

右手指欠損障害

記憶力低下

左下腿醜状痕

左肘関節打撲

右拇趾及び第2趾欠損

右膝関節機能障害

左足関節機能障害

頭蓋骨陥没骨折

頚椎捻挫

急性硬膜外血腫

外傷性くも膜下出血等

左下腿開放骨折等

左恥坐骨骨折

左足伸筋腱断裂

左膝複合靭帯損傷

 

 

後遺障害等級第10級となる症状
  • 左足短縮、脊柱変形障害

  • 右下肢醜状障害

  • 歯牙障害、左腓骨頭骨折後の膝痛等の症状

  • 右脛骨プラトー骨折後の右膝痛等の症状

  • 脊柱の変形、腸骨採取、骨盤骨変形

  • 脊柱変形、骨盤骨変形、左足指機能障害

  • 左大腿骨骨折、頭部挫傷、左鎖骨開放性骨折

  • 歯槽骨欠損等、外傷性頚椎椎間板ヘルニア など

<<後遺障害等級第11級となる症状>>

右大腿骨骨折

両肘部打撲左

右足関節部打撲

左膝蓋骨開放性脱臼骨折等

右臼蓋骨骨折

腰背部挫傷

手背打撲

てんかん

外傷性肝破裂

右拇趾MTP関節の機能障害

腰部打撲

左大腿下腿打撲

右肘頭開放粉砕骨折

頸髄損傷 など

 

 

後遺障害等級第12級となる症状

局部神経症状

右拇指機能障害骨盤変形

回内外制限

右下腿疼痛

頚部捻挫

外貌醜状

右下肢痛

右環指運動痛

大腿骨骨折

左肘打撲傷

咀嚼障害

右下肢醜状痕

頸髄損傷

右脛骨下端骨折

​右下腿打撲傷等

右頬線状痕

右足関節機能障害

左上肢の疼痛

左中指マレットフィレガー左示指中節骨骨折

右足の醜状障害

肘の運動痛

頚背部痛

右手関節部創瘢痕

右第一趾末節骨開放骨折

左手・左膝挫創 など

 

 

後遺障害等級第13級となる症状
  • 下肢短縮障害

  • 右肋骨骨折

  • 腓骨開放骨折等

  • 左鎖骨骨折

  • 歯牙損傷

  • 顔面打撲挫傷

  • 骨盤骨骨折 など

後遺障害等級第14級となる症状

右下肢醜状痕、背部・臀部の瘢痕、神経症状、臀部のしびれ、頚部神経症状、頚部椎間板ヘルニア、両下腿打撲擦過傷、左足関節外果挫創、左足打撲、頚椎捻挫、右腕神経叢障害、右膝内障、外傷性頚椎ヘルニアなど

 

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6-2:「むち打ち」は後遺障害認定を受けやすい!?

交通事故の被害で被った症状のうち、非常に多いのが頚椎捻挫やむち打ちと呼ばれるものです。交通事故の後遺障害認定としてはよくあるむち打ちですが、実は客観的に「異常がある」と判断できる要素が少ないため、基本的には自覚症状と事故申告で判断してくことになります。

そのため、後遺障害認定を受けるのが非常に難しい症状と言えます。
参考:むちうちの種類と症状|その後の治療法と交通事故での対処法

 

6-2-1:「むち打ち」と判断される症状まとめ

「むちうち症」の具体的な症状としては、下記の症状があります。

 

表17:むち打ち症と判断される症状一覧

頚部痛

頭部、頚部のしびれ

上肢のしびれ等

頭痛

めまい

耳鳴り、難聴

吐き気、嘔吐

自律神経症状

 

これらの症状の中でも、「頚部痛」、「頭部、頚部のしびれ」、「上肢のしびれ」などが多くみられ、事故から数週間後、あるいは翌日に症状が出現することも珍しくありません。事故後に違和感を覚えたときは、早く病院で診察を受けることが大切です。

 

6-2-2:「むち打ち」でもらえる慰謝料の額

むち打ちについて後遺障害と認められた場合でも、その等級で慰謝料は大きく変化します。

 

後遺障害14級の慰謝料の相場

保険会社は基準の公開を行っていませんので、自賠責保険と裁判所の過去の判例を元にした裁判基準をご紹介します。

 

自賠責基準=32万円

裁判基準=110万円(参考:『民事交通事故訴訟 損害賠償算定基準』(通称:赤い本))

 

自賠責基準と裁判基準では、3.5倍近い慰謝料の違いが出ることが明らかになっています。これが12級になると、慰謝料の相場は更に大きな差を作ります。

 

後遺障害12級の慰謝料の相場

自賠責基準=93万円

裁判基準=290万円(参考:『民事交通事故訴訟 損害賠償算定基準』(通称:赤い本))

 

等級が12級になるだけで、裁判基準による後遺障害の慰謝料は100万円以上の差額が生じます。詳しい解説は「むち打ちの慰謝料で損しないために知るべき慰謝料のルール」をご覧ください。

 

6-2-3:「むち打ち」の後遺障害認定を受ける方法

もしむちうち症が治らなかった場合、後遺障害認定を受けられる場合があります。

 

(1)後遺障害診断書の作成

(2)必要書類の提出

(3)自賠責保険会社から損害保険率算出機構の自賠責調査事務所への請求書類の送付

(4)自賠責損害調査事務所での請求内容の調査

(5)自賠責調査事務所の調査結果報告

(6)後遺障害の認定

 

必要な書類や詳しい手順に関し当ては「後遺障害認定の全てがわかる|後遺障害認定を得る全知識」【後遺障害認定を申請する手続きの流れと手順】にまとめてありますので、合わせてご覧いただければと思います。

 

6-3:顔に傷が残った場合

交通事故で顔に傷を負った場合、程度の大きさによっては後遺障害として損害賠償の請求ができますが、それには幾つかのポイントがあります。

 

6-3-1:男女によって後遺障害に差がある

交通事故が原因で自分の顔に傷が残った場合も、後遺障害等級に該当すれば損害賠償請求の対象にはなります。この時、男女別で後遺障害等級の認定には差が生じるケースがあります。

 

6-3-2:見た目に影響する傷はどう判断されるのか?

1:外貌に著しい醜状を残すもの

2:外貌に相当程度の醜状を残すもの

3:外貌に醜状を残すもの

 

基本的には上記の3つの認定基準に対して、顔・頭部・首といった比較的目立つ場所であること、ケガの大きさなどで3段階に分かれています。

 

6-3-2:女性の場合:7級~12級

被害者が女性の場合、顔に大きな傷が残ったときには、後遺障害等級第7級と認定され、小さな傷の場合は第12級と判断されるケースが多くあります。第7級の場合には1,051万円、第12級の場合は224万円の慰謝料が請求できます。

 

6-3-3:男性の場合:12級~14級

男性の顔に大きな傷が残った場合、後遺障害等級第12級、小さな傷になると後遺障害は第14級ですが、第14級の場合の慰謝料は、わずか75万円とされています。

 

 

6-3-4:2011年に厚生労働省が障害等級を改正|いまは原則男女差はなし

2011年2月に障害等級の男女差を改正する動きが行われ、それまで男女で差があった等級も、「外貌に相当程度の醜状を残すもの」として新設されました。

 

表18:顔にキズがある場合の後遺障害等級|改正前と改正後

改正前
改正後
後遺障害等級
後遺障害
後遺障害等級
後遺障害
第7級

12 女性の外貌に著しい醜状を残すもの

第7級

12 外貌に著しい醜状を残すもの

第9級

第9級

11の2 外貌に相当程度の醜状を残すもの

第12級

13 男性の外貌に著しい醜状を残すもの

第12級

13 −

15 女性の外貌に醜状を残すもの

14 外貌に醜状を残すもの

第14級

10 男性の外貌に醜状を残すもの

第14級

10 −

 

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7:後遺障害の等級認定を受ける為に

後遺障害等級を受けることで慰謝料の額が増額することはもうお伝えした通りですが、後遺障害の等級認定をうけるには幾つかの手順が必要になりますので、まずはその流れなどを見ていきましょう。

 

7-1:後遺障害認定を受ければ慰謝料は3.5倍になる

後遺障害の等級で慰謝料の額はかわりますが、基準によっても金額は大きくかわります。

 

■7-1-1:自賠責基準による後遺障害14級の慰謝料:32万円

法律で定められている強制保加入険で、14級の慰謝料は32万円と決まっています。

 

■7-1-2:任意保険基準は原則非公開、裁判基準よりは低額

ここでいう保険会社は任意保険と呼ばれるものです。通常、自賠責保険でカバーされない損害部分を支払うために利用されています。

 

■7-1-3:弁護士基準による後遺障害14級の慰謝料:110万円

裁判所は過去の先例の集積から、交通事故の被害の損害賠償額について一定の目安を持っています。

 

このように、自賠責基準と裁判基準では、3.5倍くらいの慰謝料の差があることがわかります。最低基準と最高基準の差額が非常に大きいため、後遺障害等級認定は、たかが14級と考えるのは危険と言えます。

 

7-2:後遺障害等級は14級が最も取れる可能性が高い

後遺障害となるのはなかなか大きなケガでないと受けられないケースが多くありますが、苦痛は訴えないと後遺障害認定をうけることもできませんので、長く続く痛みがあればすぐに医師に相談しましょう。

 

7-2-1:後遺障害14級に認定された統計データ

下記の図は平成25年度の、交通事故で負ったケガのデータと後遺障害に認定された統計のデータになります。

 

後遺障害14級に認定された統計データ

参考:損害保険料算出機構|平成25年度事業概況

 

上記の図からも軽度障害(障害度1)が83.6%を占めており、大半が軽度の損傷であり、後遺障害14級と認定されたものの大半になります。

 

■7-2-2:後遺障害認定が重要な理由

 

後遺症の保証を受けるため

後遺障害と認定されないと、「症状固定」決定後の保証を受ける事が出来ません。交通事故で後遺症だと思われる症状が認められた際は必ず後遺障害の認定を受けるようにしましょう。

 

正当な慰謝料を請求するため

保険会社の支払う後遺障害の賠償額は最低限の保証しかしてくれないため、自賠責保険、任意保険の金額だけでは不十分な部分をカバーでするため。

 

将来的に最低限苦労のない生活を送るため

交通事故の後遺障害認定がされなかった場合、後遺症が残ったとしても、交通事故での後遺症分の慰謝料を受けることが出来ません。そのほかにも、後遺障害をうけるためのポイントなどがありますので、詳しくは「交通事故の後遺障害で覚えておくと便利な6つの豆知識」も合わせてご覧ください。

 

7-3:後遺障害14級となる症状の一覧

表19:後遺障害14級となる症状

等級
後遺障害
14級

1号:1眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの

2号:3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの

3号:1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの

4号:上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

5号:下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの

6号:1手のおや指以外の手指の指骨の一部を失ったもの

7号:1手のおや指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなったもの

8号:1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃したもの

9号:局部に神経症状を残すもの

 

各症状について、詳しい解説は「後遺障害14級の慰謝料の相場と慰謝料を増額させる方法」をご確認ください。

 

■7-3-1:高次脳機能障害は隠れた後遺症

交通事故の後遺障害となる症状のひとつに「高次脳機能障害」という障害があります。これは交通事故の衝撃などが原因で、脳の一部を損傷してしまい起こる障害ですが、これも近年後遺障害として認められるようになっていましたので、知識として知っておくと便利です。

 

詳しい内容は「高次脳機能障害によくある症状と知っておくべき注意点」をご確認いただけますと幸いです。

 

7-4:後遺障害認定がされないケース

後遺障害ではないと判断される要因に下記4つがあり、ここをクリアすれば後遺障害と認められます。

 

事故が軽微であった場合

交通事故としてはラッキーなケースですが、事故が軽微だった場合には、「その程度の事故でそのように大きな被害が出るはずがない」という判断から、非該当と評価されることがあります。

 

通院実績が乏しい

「忙しくて通院する時間がなかった」場合、「通院する必要がなかった」と評価されてしまいます。そのため、通院は月1回程度であるなど通院がわずかである場合、「症状は通院する必要がない軽微のものだった」と判断されることがあります。

 

症状に一貫性や連続性が見られない

後遺障害は等級に限らず、「一貫し、かつ連続した所見があること」が条件です。訴えている痛みの部位や内容が一貫しない、症状に継続性がないもの、事故によるものではないと評価されることがあります。

 

重篤な症状でない、常時性のある症状でない

後遺障害の条件は、「常に後遺症の症状がそれなりにあること」です。だるいだけ、ちょっと張った感じが抜けない、雨が降ると痛いなどの場合「連続性のある症状」とは言えません。

 

7-5:後遺障害認定後に慰謝料に関する対応

具体的な後遺障害認定をうける手順や医師に相談する方法、後遺障害の認定がされなかった場合の対処法は、

 

後遺障害14級を取るための手順なら・・・

後遺障害14級の認定を取るための条件と14級慰謝料の相場

 

後遺障害の適正な慰謝料を獲得するなら・・・

交通事故の後遺障害|適正な慰謝料を得るために知るべきこと

 

後遺障害14級の相場を知りたいなら・・・

後遺障害14級の慰謝料の相場と慰謝料を増額させる方法

 

後遺障害の認定を受けたいなら・・・

後遺障害認定の全てがわかる|後遺障害認定を得る全知識」こちらをご覧いただければと思います。

 

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8:交通事故の慰謝料問題を相談できる相談先一覧

 

表20:総合的に相談できる一覧とその主な特徴

相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度
交通事故のトラブルに関すること全般
全国
☆☆☆☆☆
主な特徴
相談費用

交通事故を得意とする弁護士が総合的に相談に乗る。オンラインでの匿名無料相談も可能

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

無料相談窓口の斡旋。

全国
☆☆☆☆☆
主な特徴
相談費用

交通事故に関すること全般。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

被害者や加害者の損害賠償問題、示談の方法保険の手続きなど

全国
☆☆☆
主な特徴
相談費用

具体的な手続きや対応については弁護士や行政書士に依頼する必要がある。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

示談、保険会社の斡旋、審査業務など

全国
主な特徴
相談費用

裁判の手続きによるものではないので保険会社が動かない場合がある。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

共済事業に関わる苦情、紛争解決支援など

☆☆
主な特徴
相談費用

共済事業に関する苦情や紛争について処理する。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

交通事故で揉めた際の和解

全国
☆☆
主な特徴
相談費用

センターの相談担当弁護士が被害者と保険会社との間の交渉を仲介、仲裁する。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

損害保険に関する相談

☆☆☆
主な特徴
相談費用

保険会社への苦情処理や保険会社とのトラブルの仲介を行う。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

自賠責保険の支払いについて納得いかない場合

全国
☆☆☆
主な特徴
相談費用

後遺障害等級認定等自賠責関連の紛争、トラブルについて対応する。

無料
相談先
相談できる事
対応地域
おすすめ度

特定の相談に答えてくれる機関ではなく、担当者が要望に応じた弁護士を紹介

全国
☆☆☆☆
主な特徴
相談費用

相談料などを法テラスが立て替え、分割で返済することが可能。

無料

 

 

表21:個別に相談できる相談先のメリット・デメリット

相談先
相談できる事
メリット
おすすめ度

・事故発生時の事務処理

・交通事故のトラブルに関すること全般

☆☆
デメリット

・自身の無過失を主張する場合交渉不可・主張立証に限界がある。

相談先
相談できる事
メリット
おすすめ度

・当事者同士の揉め事・慰謝料の増額・後遺障害等級の相談

・交渉の代行を一任・交渉段階で補償額が増額する可能性が高い・裁判に至った際でも手続を一任できる・保険会社が弁護士費用を負担(弁護士費用特約がある場合)

☆☆☆
デメリット

・弁護士費用を負担する必要がある。(弁護士費用特約に加入していない場合)・解決までに相当の時間がかかる(訴訟手続の場合)

相談先
相談できる事
メリット
おすすめ度

・書類作成・手続き代行

・書類作成や手続申請等の事務処理を依頼できる・弁護士よりも費用がかからない

☆☆
デメリット

・事件処理を一任できない・紛争性のある事件については交渉や事件処理を依頼できない

相談先
相談できる事
メリット
おすすめ度

・ほぼ何でも相談できる

・費用がかからない・投稿も簡単

デメリット

・無責任な回答がほとんどであり、依拠できない・回答自体の信憑性も低い・交渉において根拠として利用できない

 

それぞれの詳しい解説や特徴、メリット・デメリットは「交通事故の無料相談先一覧とそれぞれの主な特徴まとめ」からご確認くださいませ。

 

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9:交通事故の慰謝料を弁護士基準で獲得する方法

もっとも高額な慰謝料を獲得できる「弁護士基準」。その基準で慰謝料を獲得するためにできる事をご紹介します。

 

9-1:慰謝料請求を弁護士に依頼する

弁護士基準を選択することでどのようなメリットがあるのか、改めて確認しておきます。

 

9-1-1:慰謝料の金額が上がる可能性がある

交通事故で悩まされる費用に関して、ほぼ全てカバーするだけの金額を獲得できる可能性が非常に高くなります。治療費などは毎月払い続けるものなので、この心配がなくなるだけでも大きな負担軽減になります。

 

9-1-2:交渉や書類作成をまかせることができる

後遺障害の必要書類をそろえたり、請求書類を書くことは単純ですがストレスにもなります。この苦痛がなくなるのは、仕事を続ける、治療に専念できるという意味でも重要になります。

 

9-1-3:適切な後遺障害認定を受けることができる

後遺障害は等級で大きく金額が変わるため、保険会社の見立ては非常に少なくなります。弁護士に相談し、適切な調査などを行うことで、本来の後遺障害等級を獲得することができます。

 

9-2:被害者自身が交渉をして弁護士基準を獲得するのは難しい

たとえ、あなたが交渉を得意としていたとしても自分で交渉をするのはオススメできません。交渉相手である保険会社は、交通事故の被害者と過失割合や慰謝料に関する交渉を多くこなしています。

もしあなたが、弁護士並みの知識をお持ちで、訴訟まで見据えた交渉をご自身で行う自信があれば良いのですが、そのような方は多くないでしょう。

 

・訴訟になっても明らかに保険会社の分が悪い

・被害者に落ち度となるような事実がほとんどない

・物事を冷静に考え事実ベースで交渉を進められる

 

あなたが、以上の条件に当てはまるようであれば、弁護士基準に近い形で慰謝料を獲得できるかもしれません。ただ、膨大な知識を必要としますし、揃えるべき資料や情況証拠も多岐に渡るため、やはり弁護士に依頼したほうが無難であることをお伝えしておきます。
参考:交通事故を得意とする弁護士の選び方で知っておくべき事

 

9-3:弁護士の探し方

交通事故に関する専門知識を持つ弁護士を探すには、いくつかのポイントがあります。相談に行くときに質問することで、経験豊富かどうかを見抜くヒントになるかもしれません。交通事故を専門に扱う弁護士選びの3つの条件をご紹介します。

 

詳しくは「交通事故の慰謝料問題を弁護士に頼むメリットとデメリット」をご確認ください。

 

9-4:弁護士特約が付いているか確認しよう

弁護士特約とは交通事故であなたが怪我をする。後遺症を残す。死亡する状況に至ったとき、弁護士の依頼費用が負担される特約のことです。
参考:弁護士費用特約のメリットと覚えておくべき使いどころ

 

任意保険にオプションとして付けられるもので、弁あなたが費用を負担することなく、事故直後から相手との面倒な交渉や訴訟を含む示談交渉を弁護士に一任することができます。特約の保険料は、平均的には年間1,400円前後なので、加入しておくと便利な特約と言えます。

 

ご自分の自動車保険に弁護士特約が付いているかどうかを確認し、もし付いていれば特約を活用して弁護士へ慰謝料請求を依頼することをオススメします。
 

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10:最後に

いかがでしたでしょうか?


最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。今回は交通事故の慰謝料を適切に獲得するための方法をお話ししてきましたが、今後も定期的に交通事故の問題を解決できる内容をお伝えしていきます。

交通事故で負傷をしないこと、もっと言えば交通事故にあわないのが一番ですが、もし交通事故に巻き込まれた場合、この内容が少しでも役に立てば幸いです。

 

弁護士へのご相談で賠償金などの増額が見込めます


交通事故に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

・慰謝料の増額をしたい
・保険会社との示談を有利に進めたい
・後遺障害の認定がされなかった

など、交通事故に関わる問題でお困りの事を、【交通事故を得意とする弁護士】に相談することで、有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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