累計相談数
10
万件超
累計サイト訪問数
3,866
万件超
※2024年12月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 交通事故後の対応 >  交通事故証明書は交番では発行できない!申請用紙の書き方や申請の流れを解説
キーワードからコラムを探す
更新日:

交通事故証明書は交番では発行できない!申請用紙の書き方や申請の流れを解説

旭合同法律事務所
久保田 美月
監修記事
 交通事故証明書は交番では発行できない!申請用紙の書き方や申請の流れを解説

交通事故証明書は交番や警察署、駐在所では発行してもらえません。

この理由は、法律により交通事故証明書の発行業務は自動車安全運転センターがおこなうと決まっているからです。

しかし、交通事故証明書の申請書は交番などに備え付けられているため、必要書類を集めることはできます。

本記事では、交通事故の被害に遭った方に向けて、以下の内容について説明します。

  • 交番で交通事故証明書をもらえないこと
  • 交通事故証明書のもらい方・申請の流れ
  • インターネット上からの交通事故証明書の申請方法 など

本記事を参考に、交通事故証明書の取得に必要な手続きについて理解しましょう

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

交番では交通事故証明書を発行してもらえない!

交通事故証明書は、自動車安全運転センターが発行します。

これは、自動車安全運転センター法第29条5項で定められています。

警察署や交番、駐在所などでは発行してもらえないため注意しましょう。

交通事故証明書のもらい方・申請の流れ

交通事故証明書は、以下の手順で取得することができます。

  1. 警察に交通事故の届け出をする
  2. 交通事故証明書申請用紙を入手する
  3. 交通事故証明書申請用紙を作成する
  4. 郵便局や自動車安全運転センター事務所などの窓口で申し込む

ここでは、交通事故の発生から交通事故証明書を申請するまでの流れを説明します。

1.警察に交通事故の届け出をする

交通事故証明書は、警察に届け出がなければ発行することができません。

交通事故を起こしたり、巻き込まれたりしたときには、警察に通報して届け出をしましょう。

なお、警察への届け出は後日でもできますが、できる限り早く手続きをおこなうことが望ましいです。

2.交通事故証明書申請用紙を入手する

交通事故証明書を取得するためには、交通事故証明書申請用紙を提出する必要があります。

交通事故証明書申請用紙は、以下のような窓口で手に入れることができます。

  • 自動車安全運転センター事務所
  • 警察署
  • 交番
  • 駐在所

なお、自動車安全運転センターの所在地は、以下のページに記載してあります。

【参考】所在地一覧|自動車安全運転センター

3.交通事故証明書申請用紙を作成する

交通事故証明書申請用紙を手に入れたら、必要事項を記入しましょう。

交通事故証明書申請用紙の記入事項ごとのポイントは、以下のとおりです。

記入事項 ポイント
事故種別 【人身】【物件】欄から該当する事故形態に〇をつける
発生日 【〇年〇月〇日〇時頃】をできるだけ正確に記入する
発生場所 交通事故が発生した場所をできるだけ正確に記入する
取扱警察署 交通事故の処理をした警察署の名称を記入する
申請数 交通事故証明書の必要枚数を記入する
当事者の氏名 申請者と相手方の氏名をフリガナ付きで記入する
申請者・当事者の続柄 本人、父、母など、申請者との関係を記入する
申請者の連絡先 昼間連絡がつく電話番号を記入する
郵送先 そのまま宛名書きになる箇所なので、郵便番号・住所・氏名を丁寧に記入する
申請者側車両番号 ナンバープレートの番号を表示されているとおりに記入する

また、代理人が申請する際は委任状と当事者の本人確認書類を持参する必要があります。

なお、交通事故証明書申請用紙のフォーマットは自治体によって異なるので注意しましょう。

4.郵便局や事務所などの窓口で申し込む

交通事故証明書を作成したら、ゆうちょ銀行や郵便局、センター事務所などの窓口で申し込みましょう。

1.ゆうちょ銀行や郵便局で申し込む

交通事故証明書は、ゆうちょ銀行や郵便局で申し込むことができます。

申請用紙と手数料(1通800円)を持参し、最寄りのゆうちょ銀行や郵便局の窓口で手続きをしましょう。

2.センター事務所窓口で申し込む

交通事故証明書は、自動車安全運転センターの事務所窓口で申し込むこともできます。

必要事項を記入し申請用紙と、手数料(1通800円)を一緒に窓口に提出することで手続きができます。

インターネット上からも交通事故証明書は取得可能

交通事故証明書の取得申請は、自動車安全運転センターの「Webサイト」からもおこなえます。

インターネットで交通事故証明書を取得する際の大まかな流れは、以下のとおりです。

交通事故証明書のインターネット申請の流れ
  1. メールアドレスを登録する
  2. メールに記載されたURLにアクセスする
  3. 申込みフォームに必要事項を入力し申請する
  4. コンビニ、ペイジー、ネットバンクなどで手数料を支払う

なお、代理申請が認められていないなどいくつか注意点があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

交通事故証明書のもらい方についてよくある質問

最後に、交通事故証明書の取得に関するよくある質問に回答します。

交通事故証明書の料金はどのくらい?

交通事故証明書の発行手数料は、1通につき800円(消費税非課税)となっています。

また、振込手数料や金融機関が定める費用などが別途発生することがあります。

交通事故証明書の発行にどれくらい時間がかかる?

交通事故証明書の発行目安は、即日から10日程度と幅があります。

申請方法によって発行期間の目安が異なるため、以下にまとめておきます。

申請方法 目安期間
ゆうちょ銀行、郵便局 ✔申請から10日程度
自動車安全運転センターの事務所窓口 ✔交通事故の資料が警察から届いている場合:即日
✔交通事故の資料が警察から届いていない場合:後日発送
✔ほかの都道府県の事故について申請する場合:後日発送
インターネット ✔入金から3~10日程度

さいごに|交番では交通事故証明書申請用紙を入手できる

交通事故証明書は、警察署や交番、駐在所などでは取得できません。

しかし、交番では交通事故証明書申請用紙を手に入れることが可能です。

交通事故証明書申請用紙に必要事項を記入したら、ゆうちょ銀行や郵便局で申請します。

内容に問題がいなければ、申請から10日程度で交通事故証明書を取得することができるでしょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す
この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
【被害者専門の相談窓口】北千住支店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
【被害者専門/全国対応】立川支店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
【被害者専門/全国対応】町田支店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
旭合同法律事務所
久保田 美月 (愛知県弁護士会)
幅広い経験を持つ弁護士が多数在籍しており、それぞれの得意分野を活かした多角的な問題解決への取り組みが可能です。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

交通事故後の対応に関する新着コラム

交通事故後の対応に関する人気コラム

交通事故後の対応の関連コラム


交通事故後の対応コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら