交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。
ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。
交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。
弁護士保険で法律トラブルに備える
供述調書の内容に納得ができない場合、訂正をしてもらうことはできるのでしょうか?
また、訂正してもらうためにはどのような対処をする必要があるのでしょうか。
刑事事件の供述調書が民事事件で提出されることは多くはありませんが、まったくないわけではありません。
今回は、供述調書の内容に納得がいかない場合の内容を訂正してもらう方法と、訂正できるケースなどについて解説していきます。
人身事故などに巻き込まれてしまった場合、刑事手続きが開始され、関係者の供述調書が作成されます。
供述調書は厳格な刑事手続きの中で作成される資料であるため、証拠として提出された場合、高い信用性があります。
そのため、もしも捜査機関の取調べの結果、事実と異なる内容で供述調書が作成されてしまうと、あなたに不利な証拠となるおそれがあります。
なお、刑事事件では供述調書の任意性や信用性が問題となり得る場合がありますが、民事事件ではほとんどありません。そのため、一度誤った内容の供述調書が刑事手続で作成された場合、これが致命的となってしまう可能性もゼロではありません。
供述調書は基本的に、一度サインすると訂正・変更はできません。後々、内容に誤りがあった旨の供述調書を作成することも不可能ではありませんが、一度作成された供述調書はそれ自体が証拠となります。
そのため、供述調書の内容を訂正したいのであれば、サインする前に内容に不備・不正確な部分がある旨をはっきり伝え、訂正を求めましょう。
供述調書にサインをしてしまうと、その訂正を求めることは困難を極めます。
そういった事態を避けるために、供述調書作成の際には以下のことに注意してください。
供述調書には、加害者・被害者それぞれの主張が反映されます。
しかし、その内容が自分の意図したものとはかけ離れたものであったり、納得できないものだったりすることも考えられます。その際は、内容に納得できるまで絶対にサインはしないようにしてください。
また、あいまいな回答はせず、自分の意見をしっかりと主張するようにしましょう。
取調べを受けている際、自分の主張とは異なる内容が供述調書に書かれた場合、その場で訂正を求めるようにしましょう。必ず訂正されたことを確認し、納得してからサインをするようにしましょう。
被疑者には黙秘権があるので、何も言いたくない場合は黙秘するという方法もあります。
例えば、検察官から「~じゃないのか?」、「~は違うんじゃないか?」など、答えを誘導されるような質問をされてしまうと、「そうかもしれない。」と感じはじめることもあり得ます。
そういったときに、何となく「そうだと思います。」などと言ってしまうことで、それが供述調書に書かれてしまうと、後から訂正することができなくなってしまいます。
このようにあいまいな回答をするくらいなら、はじめから黙秘権を行使して何も言わないようにしましょう。
黙秘権は被疑者に与えられた権利であり、これを使ったからといって不利益を被るということはありません。
何も言わないという選択肢も視野に入れながら、自分の意見に自信を持って主張してください。
供述調書の内容に納得ができない場合には、明確に事実と違う旨を伝えて訂正を求めましょう。
納得ができない供述調書には絶対にサインをしないように気をつけてください。
弁護士に相談するかお悩みの方へ
下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。
弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!
多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。
特約を利用して弁護士に相談する交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。
等です。
詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。
弁護士の選び方について詳しくみる【来所不要・交通事故の被害者は初回相談料0円】◆豊富な解決実績◆示談金の大幅な増額実績多数◆交通事故専門チームが丁寧に対応します。まずは無料でご相談ください。【「六本木一丁目」駅より徒歩3分】
事務所詳細を見る【相談料・着手金無料】治療の打ち切りを迫られている/後遺障害認定に納得がいかない/示談交渉をしてほしい等◆交通事故に遭ったらすぐにご相談を◆経験豊富な弁護士が事故発生直後からあなたをサポート致します!
事務所詳細を見る【賠償金獲得まで費用は0円!】これまでの解決実績は20,000件以上。賠償金額・後遺障害・むちうちなどのご相談は、増額実績多数の当事務所へご相談ください。諦めるのはまだ早いかもしれません!
事務所詳細を見る事故で車が廃車になった際、車の時価額や買い替え諸費用を相手方に請求できる場合があります。本記事では、事故で廃車になった際の車の時価額や買い替え諸費用を相手方に請...
交通事故にあうと加害者から見舞金が支払われることがあります。労災の場合は会社から支払われることもありますが、必ず支給されるわけではないため注意が必要です。本記事...
本記事では、被害者の視点から当て逃げの被害届を出す理由・放置したときのリスク・やるべき手続き・加害者に対する損害賠償請求について、詳しく解説します。当て逃げで泣...
自動車保険を契約する際の弁護士特約について「よくわからないけど、付けた方がいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、弁護士特約をつけること...
本記事では、交通事故証明書の取得方法・取得場所を調べている方に向けて、交通事故証明書に関する基礎知識、交通事故証明書の4つの取得方法、交通事故証明書を取得できな...
交通事故に巻き込まれた際は、できるだけ早く弁護士に相談することが大切です。支払ってもらえる保険金額や逸失利益を計算したい場合もあるでしょう。本記事では、後遺障害...
お酒を飲んで自転車を運転した場合のルール・罰則について本記事で解説します。2024年の法改正により、自転車の飲酒運転に関する取り締まりは厳格になり、懲役や罰金に...
物損事故の場合、慰謝料は請求できないケースが大半です。車の修理費など、請求が認められる損害の賠償を漏れなく請求しましょう。本記事では、物損事故で慰謝料は請求でき...
後遺障害等級の認定に当たっては、後遺症の症状や交通事故との因果関係などが精査されます。本記事では、後遺障害等級の認定は厳しいのかどうかや認定されない理由、非該当...
交通事故の過失割合は、事故の客観的な状況に応じて決まります。本記事では、「動いている車同士の事故に過失割合100:0はありえない」が本当なのかどうかについて解説...
当て逃げに遭ってしまった方へ、少しでも解決に近づけるための対処法をご紹介します。
物損事故とは、怪我人や死亡者がなく車両などに損害が出たにとどまる交通事故のことです。物損事故では相手方と示談交渉で揉めてしまう可能性もありますので、ポイントをお...
交通事故発生後は、警察に連絡、治療(人身事故の場合)、保険会社との交渉と進んでいきます。この記事では、各場面ごとに詳しい対応や、いつ連絡が来るのかなど、期間につ...
交通事故が起きて被害者となった場合、「自分は被害者だから、待っているだけで何もする必要はない」と考えているなら、それは大きな間違いだと言えます。
交通事故が起きたら、物損事故・人身事故問わず警察へ届け出なければいけません。これは法律で義務付けられており、報告を怠ると法律違反として処罰を受ける可能性もありま...
交通事故のうち3割は駐車場で起こっているといわれています。駐車場は私有地になるため、事故が起こったあとの対処が一般道路とは異なる部分があります。本記事では、駐車...
交通事故に遭ったら「警察」に連絡し、加害者の身元、加入保険会社の情報、できれば目撃者の証言も確保しておきましょう。ただ、事故直後は動転し、忘れてしまう事もあるこ...
追突事故を起こした場合はなるべく早く被害者に謝罪すべきですが、謝罪をする際は、最低限のマナーを守り、相手に誠意を見せることが大切です。この記事では、謝罪の手順や...
車でおかまをほられた(後ろから追突された)ときに、どのように対処すればよいかご存知でしょうか。この記事では、車でおかまをほられた際の流れと対処法、示談金などを紹...
接触事故とは、走行中の自動車が車両・物・人などに接触して、損害や傷害が生じた事故のことです。接触事故では「怪我の有無」で賠償金の内容が異なりますので、事故後の流...
法改正により2020年6月30日からあおり運転に対し「妨害運転罪」として懲役刑もしくは罰金刑が科せられるようになりました。また、10種の違反行為に該当すれば、バ...
物損事故が発生した場合、加害者または任意保険会社に損害賠償請求することになります。物損事故の被害に遭った際に不利な状況にならないためにも、この記事にて示談成立ま...
交通事故(追突事故)にあったら警察に事故報告をした後に病院で検査を受ける必要がありますが、その時に受け取る診断書は損害賠償請求をするための重要な役割を担っていま...
事故で車が廃車になった際、車の時価額や買い替え諸費用を相手方に請求できる場合があります。本記事では、事故で廃車になった際の車の時価額や買い替え諸費用を相手方に請...
飲酒事故とは、酒を飲んだ状態で発生した交通事故のことです。飲酒事故の場合、通常の交通事故よりも重い罰則が科されて、賠償金が高額になることもあります。この記事では...
交通事故の被害者にとって弁護士は頼りになる存在ですが、なかには弁護士に依頼して後悔するケースもあります。本記事では、弁護士に事故対応を依頼して後悔するケースや、...
交通事故が起きた際に警察へ電話をすることは法律で義務付けられており、これを怠ることによって様々なリスクが生じる恐れがあります。今回は、交通事故時に警察へ電話をす...
自損事故とは、被害者がおらず運転者が単独で起こした事故のことです。自損事故でも自動車保険を利用できますが、その前に警察への届け出などが必要です。この記事では、自...
自動車保険を契約する際の弁護士特約について「よくわからないけど、付けた方がいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、弁護士特約をつけること...
交通事故が起きて被害者となった場合、「自分は被害者だから、待っているだけで何もする必要はない」と考えているなら、それは大きな間違いだと言えます。
実況見分調書の内容に納得がいかない場合、やり直しを求めることはできるのでしょうか。今回は、実況見分調書の内容に納得がいかない場合の対処法について、解説していきま...
物損事故の場合、慰謝料は請求できないケースが大半です。車の修理費など、請求が認められる損害の賠償を漏れなく請求しましょう。本記事では、物損事故で慰謝料は請求でき...