累計相談数
10
万件超
累計サイト訪問数
3,844
万件超
※2024年11月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 交通事故後の対応 > 事故車は修理か?買取か?損をしないための判断基準5つ
キーワードからコラムを探す
更新日:

事故車は修理か?買取か?損をしないための判断基準5つ

事故車は修理か?買取か?損をしないための判断基準5つ

事故車を買取に出すべきか、修理するべきか迷っていませんか?

 

この記事では、主に次の3点について説明します。

  • 事故車を買取に出すか、修理するかの判断基準5つ
  • 事故車買取を選ぶ3つのメリット
  • 事故車買取を利用する際の注意点と補足

事故車をどうするべきか判断しかねている方は参考にしてみてください。

事故車を買取に出すか、修理するかの判断基準5つ

事故車を買取に出すべきか

次の5つの判断基準を元に、事故車をどうするべきなのか検討していきましょう。

  1. 修理費用の見積額はどのくらいか
  2. 骨格・フレームに損傷はあるか
  3. 新車で購入してからの年数は何年か
  4. 車の走行距離はどのくらいか
  5. 安全性はどうか

1.修理費用はどのくらいか

まずは修理費用がいくらかかるのか把握しましょう。修理費用が数万円程度で済むような軽微な被害であれば、買取に出すメリットは少ないでしょう。

 

一方で、修理費用が以下の金額を上回る場合は、買取で得たお金を新車購入に回した方が、トータルで得になる可能性が出てきます。

買取を検討するべき修理費用の目安

  • 30万円(国産車)
  • 50~60万円(外国車)

2.骨格・フレームに損傷はあるか

事故に遭ったからといって、必ずしも買取査定額が大きく下がるわけではありません。査定額への悪影響が大きいのは事故車でなく修復歴車です。

 

修復歴車とは、フレーム(骨格部分)を交換・修理した車のことを言います。

<車のフレームイメージ画像>

車のフレームイメージ画像

フレームにあたる具体的な箇所は…

  • フレーム
  • クロスメンバー
  • インサイドパネル
  • ピラー
  • ダッシュパネル
  • フロア
  • トランクフロア

一方で、バンパーやボンネット、ドアやフロントガラスなどの外部部品が壊れたというだけであれば、修復歴車にはならないので、大きく査定額が下がる直接の原因にはなりません。ただ、将来的に車を買取に出す場合、外付けの部品を交換した形跡が見られれば、慎重に査定される可能性があることは留意しておく必要があります。

3.新車で購入してからの年数は何年か

修理費用に対して、保険でいくらくらいまかなえるのか確認しましょう。保険金額が安くなる根拠の一つが、新車を購入してからの年数です。

 

保険金額は車の市場価格によって決定されます。車を購入してからの年月が過ぎるほど時価が下がっていくため、期待できる保険金額も下がっていきます。

4.車の走行距離はどのくらいか

車の寿命走行距離10万~15万キロ程度です。車の寿命が近づいており、なおかつ修理費用が高額になるようであれば、買取に出してしまった方がいいかもしれません。

5.安全性はどうか

フレームが歪むほどの事故に遭った車の場合、今は普通に運転できているように見えても、再び事故に遭った際に衝撃を吸収できなくなっているおそれがあります。もちろん、車がダメージを負った箇所や程度によりますので、安全性に関しては修理業者と相談した上で検討するべきです。

事故車買取を選ぶ4つのメリット

車の骨格にダメージがなく、修理費用は数万円という程度であれば、修復歴も付かないため修理の方がおすすめです。一方で、「フレームが歪んでいるかもしれない」という方は、以下の内容も参考にしていただければと思います。

 

ここでは、事故車を買取に出すメリットをご紹介します。

  1. 将来的な故障のリスクを心配せずに運転できる
  2. 高く買い取ってもらえる可能性がある
  3. 世界のどこかで再利用されることがある
  4. 新車購入の足しにできる

1.将来的な故障のリスクを心配せずに運転できる

事故車を修理すれば外観は綺麗になりますが、内部を事故前の状態に戻すのは困難です。修理に出す場合は、将来の故障の可能性について、納得行くまで業者に確認しましょう。

 

一方、新車を購入した場合は、「いつか故障するんじゃないか」と気にしながら車を運転することはなくなります。特にご家族を乗せる車であればよくよく検討したいところです。

2.高く買い取ってもらえる可能性がある

なぜ事故車でも買い取ってもらえるのかご存知でしょうか?

事故車を買い取ってもらえる理由はたとえば…

  • 海外では日本車の需要があるから
  • パーツを売れるから
  • 金属資源として再利用できるから

具体的にいくらで売れるのかは査定を受けてみなければわかりませんが、査定額が高額になるかどうかは、その業者がどの程度の販売網を持っているかによります。販売網が多いほど、生き残っているパーツを高く売れる先を選びやすくなります。

3.世界のどこかで再利用されることがある

事故車とはいえ、大切に乗っていた車がただのスクラップとして処分されてしまうのは、持ち主にとっては心が痛むことではないでしょうか。

マレーシア・クアラルンプール

これは、マレーシア・クアラルンプールの光景です。上でお伝えしたように、事故車は買い取られたあと、世界に向けて販売されます。

 

欧米や日本に比べて、東南アジアでは基本的に安い車の需要が高い傾向があります。

 

しかし一方で、一定の所得を持つ人の間では、安全性のある車(日本車)の需要があることも事実です。上の画像をよく見ると、ホンダやトヨタの車を確認できるでしょう。

 

もちろん上の画像のようにきれいな姿で走ることはかなわないかもしれませんが、生き残った部品の一部は、世界のどこかで走り続けるかもしれません。事故に遭って乗れなくなってしまった車であってもどこかで再利用される可能性があるのは、自動車の持ち主にとっては嬉しいことではないでしょうか。

4.新車購入の足しにできる

事故車の対価として得たお金を、新車購入に回せます。

車買取・中古車一括査定サービスなら「ナビクル」

事故車買取を利用する際の注意点と補足

事故車買取を利用する際の注意点と補足

事故車を買取に出すべきか、修理するべきか、なんとなく検討がついてきましたでしょうか?最後に、事故車買取を利用するにあたっての、注意点と補足についてお伝えします。

修復歴がある場合は必ず申告する

自動車を査定に出す際は、修復歴があることを事前に告知する義務があります。故意に報告をしなかった場合、減額されるおそれもあるので気をつけましょう。

中古車の場合は修復歴を確かめる

事故に遭った車が中古車だった場合、どのように修復歴を確認すれば良いのでしょうか?日本自動車査定協会に依頼すれば、修復歴の有無を有料で確かめてもらえます。

 

費用をかけたくない方は、買取業者に聞くのもいいかと思います。

評価損の補填はされにくい

相手に過失があったのに査定額が下がるのは、納得の行かないことです。この場合、事故減価額証明書を日本自動車査定協会に発行してもらい、事故減価額を請求することもできます。

 

しかし、事故車になったことによる評価損に対する補填はされにくいのが実際のところです。

売るつもりなら修復に出さない

「車をきれいな状態にしてから売った方が良いんじゃないか?」と考える方もいらっしゃいますが、買取に出すのであれば、修復を依頼しない方が良いでしょう。『修理にかかった費用<査定で増額され得る金額』になることはほとんどないためです。

まとめ|まずは査定を受けよう

事故車を買取に出すか修復に出すか決めるためには、修復にかかる費用を把握した上で、新車を購入するのとどちらが得になるか検討しましょう。また、できるだけ高額で買い取ってもらうには、豊富な販売網を持つ買取業者を選ぶと良いでしょう。

 

以下の業者に買取を依頼すると、次のようなメリットを期待できます。

  • 0円以上買取保証
  • レッカー費用や解体費用0円
  • どんな車でも買取対応
  • 年中無休

見積額を出したい方は、HPを確認した上で、良さそうな業者お選びください。査定額に疑問があったり、お時間があったりする場合は、複数業者に見積もりを依頼すると、ざっくりとした相場観がつかめます

この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
春田法律事務所 東京オフィス(虎ノ門・新橋)

人身事故被害者の方へ】事故直後・通院中いずれの場合もまずはご相談ください。弁護士への依頼で、結果が大きく変わるかもしれません。初回面談無料】【着手金無料プランあり】【オンラインで全国対応可能】

事務所詳細を見る
【事故被害者/来所不要】立川・ベリーベスト法律事務所

【来所不要・交通事故の被害者は初回相談料0円豊富な解決実績◆示談金の大幅な増額実績多数交通事故専門チームが丁寧に対応します。まずは無料でご相談ください。【「立川」駅北口より徒歩6分】

事務所詳細を見る
【本気で解決を目指すなら】弁護士法人ガーディアン法律事務所

何度でも相談料0円/着手金0円!完全成功報酬※保険会社との交渉に自信!まずはご面談ください●累計相談2000件以上/賠償金約300万円増額実績あり《詳細は写真をクリックあなたの持つ権利をお守りします

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

交通事故後の対応に関する新着コラム

交通事故後の対応に関する人気コラム

交通事故後の対応の関連コラム


交通事故後の対応コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら