累計相談数
10
万件超
累計サイト訪問数
3,844
万件超
※2024年11月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 交通事故後の対応 > 交通事故後に記録すべき加害者の情報と聞き出す際に注意すること
キーワードからコラムを探す
更新日:

交通事故後に記録すべき加害者の情報と聞き出す際に注意すること

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
交通事故後に記録すべき加害者の情報と聞き出す際に注意すること

交通事故が発生したら、加害者の情報を記録しておくことが大切です。

この記事では、一体どういった情報を加害者から聞き出すべきなのか、また、どのようにして聞き出せばいいのかについて解説していきます。

交通事故後はパニックになることも考えられますが、冷静な判断をするためにぜひこの記事を参考にしてください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

 

交通事故が起きたら記録すべき加害者の情報

交通事故で記録するべき加害者の情報

交通事故の被害に遭った際は、必ず加害者の情報を記録しておきましょう。

保険金や損害賠償を受け取るためにも加害者の情報は必要です

通常は事故直後に警察を呼べば、警察が必要な加害者情報はすべて確認してくれますので心配は無用です(したがって、必ず警察には通報してください)。

しかし、加害者が警察到着前に逃走してしまう可能性もまったくないとはいえません。もし、加害者が不審な動きをしており、逃走が疑われるような場合は、以下のとおり加害者情報を確認しておいた方が無難です。

加害者の情報として記録するべきものとしては、以下の6つが挙げられます。

  1. 名前
  2. 住所
  3. 車のナンバー
  4. 加入している保険会社
  5. 事故直後の証言
  6. 車両や車両ナンバーを携帯電話で撮影


なお、加害者がこれらを隠す場合、少なくとも加害者の車両や車両ナンバーを携帯電話で撮影しておきましょう。

もしも可能なのであれば、事故直後の加害者の証言を記録しておくのも重要です。

文字に残すのは難しいと考えられますので、スマートフォンの録音機能などを使い、加害者の証言を証拠として残せるといいでしょう。

加害者の情報を聞くときに注意すること

では、上で挙げた加害者の情報を聞くには一体どのようにすればいいのでしょうか?

その際に注意することについて、解説していきます。

その場で示談をしない

当事者同士で示談の話を進めるのはやめましょう。

警察に報告をしないことは法律違反となります。また、加害者側は被害者から不当な支払いを求められるリスクが、被害者側は後々必要な補償を受けられなくリスクがあります。示談や補償の話はまずは保険会社に委ねましょう

冷静に対応する

被害を受けたことで、相手に対して怒りの気持ちをぶつけたくもなるでしょう。しかし、相手も事故を起こしたくて起こしたわけではありませんし、もしかしたら自分にも非があるかもしれません。

一方的に怒りをぶつけるのではなく、冷静に対応するようにしてください。

事故以外のところでトラブルに発展してしまっては本末転倒です。もしも加害者から情報を聞き出すことが困難だと思った場合、無理矢理聞き出そうとはせず、警察を交えての話し合いの中で聞き出すようにしましょう。

加害者の刑事処分の結果を知る方法

加害者の処分を下すのは警察ではなく、検察庁です。事故の処理を終え、加害者がどのような刑事処分を受けたのかを知るためには、警察ではなく検察庁に連絡しましょう。

ただ、その前に取扱い警察署に連絡して『交通事故証明書』の事故照会番号を伝え、事故の送致日と送致先検察庁を確認する必要があります。

送致日と送致先検察庁が分かれば、大抵教えてくれます。ただ、警察署によっては送致日や送致先を回答してくれないこともありますので、その場合は弁護士に相談してみましょう。

まとめ

交通事故の被害に遭った際は、加害者の情報を記録しておきましょう。保険金や損害賠償を受け取るために、必要となってきます。

交通事故の発生で気が動転することも考えられますが、まずは落ち着いて警察に報告しましょう。その後は警察の指示を仰ぎながら、冷静に対応してください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

 

参照元一覧

国土交通省
日弁連交通事故相談センター

この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
【事故被害者/来所不要】立川・ベリーベスト法律事務所

【来所不要・交通事故の被害者は初回相談料0円豊富な解決実績◆示談金の大幅な増額実績多数交通事故専門チームが丁寧に対応します。まずは無料でご相談ください。【「立川」駅北口より徒歩6分】

事務所詳細を見る
春田法律事務所 東京オフィス(虎ノ門・新橋)

人身事故被害者の方へ】事故直後・通院中いずれの場合もまずはご相談ください。弁護士への依頼で、結果が大きく変わるかもしれません。初回面談無料】【着手金無料プランあり】【オンラインで全国対応可能】

事務所詳細を見る
【被害者専門の相談窓口】池袋本店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

交通事故後の対応に関する新着コラム

交通事故後の対応に関する人気コラム

交通事故後の対応の関連コラム


交通事故後の対応コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら