累計相談数
90,200
件超
累計サイト訪問数
3,598
万件超
※2024年02月時点
無料法律相談Q&A
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 過失割合 > ドライブレコーダーによる事故防止と証拠として使うメリット
キーワードからコラムを探す
更新日:

ドライブレコーダーによる事故防止と証拠として使うメリット

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
ドライブレコーダーによる事故防止と証拠として使うメリット
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

ドライブレコーダーをご存知でしょうか? 価格の低下もあいまって、最近になって普及が進んでいるので、既に搭載されていらっしゃる方も多いかもしれませんが、簡単に説明するとドライブレコーダーとは自動車に搭載することで様々なデータを記録することができるカメラ装置です。
 
運転の様子を記録してくれて便利なドライブレコーダーは交通事故とも密接に関係しています。ここではドライブレコーダーを利用することで得られる交通事故に対するメリットを紹介していきます。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

 

ドライブレコーダーの交通事故における役割とメリット

ドライブレコーダーを搭載することで運転の記録を付けられるようになりますが、これは交通事故が起きた際に非常に大きなメリットがあります。ここではドライブレコーダーの交通事故におけるメリットを見ていきましょう。
 

ドライブレコーダーを活用するメリット

交通事故において、ドライブレコーダーを活用する際に最も大きなメリットはズバリそのまま事故が起きたときの記録を残すことができることです。

ドライブレコーダーの種類にもよりますが、信号や道路状況といった周囲の映像を残すものだけでなく音声を録音することができるものもあるため、事故が起きてしまった時の周囲の様子だけでなく、事故が起きてしまった後に行われた相手方との口論や事故現場の音を情報として残しておくことができます。
 

ドライブレコーダーの役割

交通事故が起きた時に頼りになるドライブレコーダーですが、平時にも心強い存在になってくれます。
 

ヒヤリハットによる安全意識の向上を目的にしている

「突発的な出来事やミスでヒヤッとしたり、ハットしたりすること」はヒヤリハットという言葉になってしまうほどですが。、交通事故はいつの時も突然やってくるヒヤリハットの代表例です。ドライブレコーダーで残した記録は後ほど確認することができますから、交通事故だけでなくヒヤリハットの記録も残すことができます。

そして、その記録を実際に自分や周囲の人とみてみることで安全意識や危険対策の意識を向上させることもできるのです。これは国土交通省などでも認められていて、自動車を多く使う事業者には積極的にドライブレコーダーの搭載を推奨しています。
 

交通事故後の処理を迅速にする

ドライブレコーダーの記録は事故が起きた後の事後処理にも使うことができます。交通事故が起きた負傷者の救護などを行う必要がありますが、その中に含まれる警察への通報を行った後、事故状況を説明するためにドライブレコーダーの記録は非常に大きな手助けとなるのです。

この記録があることによって、パニックを起こしている人たちの事情聴取をするよりも正確な情報を迅速に提供することができるようになるのです。
 

交通事故内容の証拠映像となる

事故が起きた直後の処理で警察に渡すことでも力を発揮するドライブレコーダーの記録ですが、その力は事故処理だけには留まりません。もし、交通事故で怪我を負って救急搬送されてしまった場合などは、警察の実況見分に立ち会うことはできません。そうすると相手方の主張だけで事故調書が作成されてしまうことにもなりかねません。

しかし、ドライブレコーダーの記録があれば、後からでも自身の主張を警察に訴えることができるのです。さらに、事故の処理だけでなく、運転中の前方の映像を中心にデータをきちんと残していた場合はその記録は証拠映像として示談の時や裁判の時にも利用することができますよ。
 

ドライブレコーダーの種類

そんな便利なドライブレコーダーですが、既に様々な種類が発売されています。従来のドライブレコーダーは衝撃を感知することによって、衝撃が起きた前後数十秒の映像を記録するものでした。

しかし、今では運転中の映像のほとんどを記録するものだけでなく、駐車中の映像も記録するのもでてきています。また、記録される情報も自動車の前方後方だけでなく、時刻や位置、ウィンカー操作やブレーキ操作まで記録してくれるものまであるのです。

価格も低下してきており、以前は5万円程度していたものが2万円代になっているものも少なくありません。従来の衝撃感知型の機能では1万円を切るものも出てきていますので、見てみるとよいでしょう。

 

ドライブレコーダーを交通事故の裁判で利用する場合

ドライブレコーダーの記録は映像証拠として利用できるという話をしました。実際に裁判でもドライブレコーダーの記録を証拠品として利用されているものもありますので、ここでは裁判で利用する場合についての説明をしていきましょう。
 

証拠能力が高いものになる

ドライブレコーダーには実際の事故映像が記録されていますから、事故の相手が嘘をついてきたとしても、映像をもって正当性を主張することができます。たとえば赤信号の交差点に飛び込んできた相手が「青信号だから交差点に入ってきた」と言っても、ドライブレコーダーの中にある記録ではきちんと赤信号の映像は残っていましいす。

近年の映像技術が使われたドライブレコーダーならば、解像度も高く、記録したものがわかりにくいということも少なくなっています。このように自身の訴えの正当性を物的証拠として提出できるわけです。
 

当たり屋への対応策になる

ちなみにドライブレコーダーの記録はは、偶然起こった事故だけでなく、意図的に自動車に接触して慰謝料を請求する“当たり屋”への対応策としても高い効果があるとされています。

記録をとっておくことで相手がどのような角度から自動車に向かってきたかがわかるのです。また、運転中以外の記録もしておくことで愛車を守ることができます。走行中以外の例としても車上荒らしや当て逃げなどに対しても被害に遭った場合の証拠としても利用可能だからです。

記録をとっておくことで映像を警察に提出することで逮捕が、裁判の際に証拠品として活用することで慰謝料が見込めます。
 

自分に不利な映像も録画されている可能性もある

ここまで非常に強力な味方となってくれていたドライブレコーダーですが、時には自分にとって不利なものにもなってしまいます。

ドライブレコーダーはありのままの状況を記録するものであるため、自分自身が信号無視をしていたり、一時停止を怠ったなどの過失をした場合はその映像が残ることになります。

また、後方やサイドミラーの状況なども記録してくれる高性能のレコーダーを使うと運転状況だけでなく、運転中によそ見をしたり携帯電話を触っていたりする映像も残ってしまうことがあります。
 

弁護士などの専門家に相談しておく

自身にとって不利な情報も記録することになってしまうドライブレコーダーですが、その記録を裁判などで活用するかどうかはあなた次第です。

そのため、不利な情報が多い場合はドライブレコーダーで記録をしているものの、証拠品として提出しないという選択肢もあります。すでに警察に提出しているものを裁判の際には提出しない、という一貫性のない行動を取ってしまうと疑われてしまう点もありますが、選択肢としては頭に入れておくとよいかもしれません。

またどのような記録がどのような影響を与えるかわからない時には弁護士に相談するとよいでしょう。裁判の際の力にもなってくれますし、どの記録を提出するべきかというサポートもしてくれます。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。国土交通省からも活用が勧められているドライブレコーダーですが、利用してみることで、事故防止のための危機意識の醸成や交通事故が起きてしまった時の証拠品として多くのメリットがあります。
ぜひ活用してみるとよいでしょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で
交通事故に強い弁護士を探す

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
Office info 202206241850 22071 w220 【事故の被害者サポート】町田・ベリーベスト法律事務所

【事故被害者は初回相談料・着手金0円交通事故専門チームが迅速に対応いたします。◆示談金の大幅な増額実績多数まずは無料でお気軽にご相談ください【「町田駅」より徒歩3分】

事務所詳細を見る
Office info 202212281519 73291 w220 弁護士法人葛飾総合法律事務所

【初回面談無料】事故直後からご相談可能!「依頼者第一主義」をモットーに、交通事故被害でお困りの方に寄り添います。クイックレスポンスで対応◎不安なこと、分からないこともお気軽にご相談下さい。

事務所詳細を見る
Office info 202403011716 39251 w220 【事故被害者/来所不要】錦糸町・ベリーベスト法律事務所

【来所不要・交通事故の被害者は初回相談料0円豊富な解決実績◆示談金の大幅な増額実績多数交通事故専門チームが丁寧に対応します。まずは無料でご相談ください。【「錦糸町駅」南口から徒歩9分】

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

過失割合に関する新着コラム

過失割合に関する人気コラム

過失割合の関連コラム


過失割合コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら