交通事故が横断歩道で起きた場合の歩行者と自動車の過失割合

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交通事故が横断歩道で起きた場合の歩行者と自動車の過失割合
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交通事故が横断歩道で起きた場合の歩行者と自動車の過失割合

Crosswalk

交通事故における過失割合を求める際は、様々なシチュエーションによって細かく割合が設定されていますが、今回は横断歩道がある道路で起きた交通事故における歩行者と自動車について考えてみましょう。
 
そもそも過失割合とは、交通事故における当事者間の不注意(過失)の程度を割合化したものです。この過失割合は非常に重要で、事故によって怪我をした場合の損害賠償金などの金額に直結してきますので、損をしない為に、過失割合の算定はできるだけ詳しく行う必要があります。
 

 

 
 
【目次】
歩行者と自動車の過失割合|横断歩道上の交通事故
信号機がある場合
信号機がない場合
歩行者と自動車の過失割合|横断歩道外の交通事故
信号はあるが横断歩道外を歩行中だった場合
自動車が左折してきた場合
横断歩道の手前
横断歩道における交通事故データ|横断歩行者妨害違反
横断歩行者妨害の定義
横断歩行者妨害違反の死者数
横断歩行者妨害違反で亡くなる方の特徴
歩行者と自動車の事故で自動車に100%の過失がつく理由
過失割合について疑問があれば弁護士に相談
まとめ
 
 

歩行者と自動車の過失割合|横断歩道上の交通事故

まずは歩行者が横断報道上にいつ場合に自動車と交通事故にあった場合を確認していきましょう。横断歩道上の事故では、信号機がある場合とない場合で過失の割合が大きく異なりますので、注意が必要です。
 
さらに、信号の色も大きなポイントになり、基本的な「青」「黄」「赤」の判断に加えて、「青から黄」「黄から赤」などの状況によっても過失割合は変わってきます。
 

信号機がある場合

砲弾歩道と信号機が片側のみの場合

横断歩道上

過失割合(%)

自動車

歩行者

歩行者が青で横断開始

 車が赤で横断歩道を直進

100

0

 車が青で交差点に進入右左折

100

0

歩行者が黄で横断開始

 車が赤で横断歩道を直進

90

10

 車が青で交差点に進入黄で右左折

70

30

 車が黄で交差点に進入右左折

80

20

歩行者が黄で横断、その後赤に変わる

安全地帯のない中央寄り

車が青で直進

70

30

安全地帯の通過直後

車が青で直進

60

40

歩行者が赤で横断開始

 車が青で横断歩道を直進

30

70

 車が黄で横断歩道を直進

50

50

 車が赤で交差点に進入

80

20

歩行者が赤で横断開始、その後青に変わる

車が赤で直進

90

10

車が赤で右左折

90

10

歩行者が青で横断開始したが、
途中で赤に変わる(信号残り)

安全地帯の通過直後

60

40

安全地帯のない道路の中央寄り

80

20

横断終了直前、または安全地帯直前

100

0

車が赤で横断歩道を通過

100

0

 

横断歩道と信号機が両側にある場合


 

横断歩道の直近

過失割合(%)

自動車

歩行者

直進車が横断歩道を通過した後の衝突

車が赤

歩行者が青で横断開始

95

5

歩行者が黄で横断開始

85

15

歩行者が赤で横断開始

75

25

車が青

歩行者が赤で横断開始

30

70

車が黄

歩行者が赤で横断開始

50

50

直進車が横断歩道通過する直前の衝突

車が赤

歩行者が青で横断開始

90

10

歩行者が黄で横断開始

80

20

歩行者が赤で横断開始

70

30

車が青

歩行者が赤で横断開始

30

70

車が黄

歩行者が赤で横断開始

50

50

右左折車が横断歩道を通過した後の衝突

車が青で交差点に進入

歩行者が青で横断開始

90

10

車が黄で交差点に進入

歩行者が黄で横断開始

70

30

参考:歩行者と四輪車の事故
 

信号機がない場合

交差点のない道路

信号機が設置されていない横断歩道

過失割合(%)

自動車

歩行者

通常の横断歩道上

100

0

歩行者からは容易に衝突を回避できるが、車からは歩行者の発見が困難な場合

85

15

横断歩道の付近

70

30

 

交差点のある道路

歩行者:0
自動車:100

 

歩行者と自動車の過失割合|横断歩道外の交通事故

今度は逆に横断歩道がない場合の過失割合をみていきます。
 

信号はあるが横断歩道外を歩行中だった場合

信号機が設置されている横断歩道外

過失割合(%)

自動車

歩行者

歩行者が青、自動車が赤

95

5

歩行者が黄、自動車が赤

85

15

歩行者が赤、四輪車が赤

25

75

歩行者が赤、四輪車が黄

50

50

歩行者が赤、四輪車が青

30

70

 

自動車が左折してきた場合

信号機が設置されている横断歩道外

過失割合(%)

自動車

歩行者

歩行者が青、自動車が青

90

10

歩行者が黄、自動車が青

60

40

歩行者が赤、四輪車が青

30

70

歩行者が黄、四輪車も黄

70

30

歩行者が赤、四輪車が黄

40

60

歩行者が赤、四輪車も赤

25

75

 

横断歩道の手前

信号機が設置されている横断歩道外

過失割合(%)

自動車

歩行者

歩行者が青、自動車が赤

90

10

歩行者が黄、自動車が赤

80

20

歩行者が赤、四輪車が赤

70

30

歩行者が黄、四輪車も黄

50

50

歩行者が赤、四輪車が青

30

70

 
 

横断歩道における交通事故データ|横断歩行者妨害違反

近年、横断歩道で人が待っていても一時停止をせずに過ぎ去っていく車が多くいます。これは最近ニュースでも取り上げられるようになってきており、一時停止をしなかった為に事故に発展することが多いです。
 
 

横断歩行者妨害の定義

道路交通法第38上では、横断歩行中の歩行者を優先させる保護規定を設けており、以下の場合で信号機の有無にかかわらず一時停止の義務が課せられています。
 


引用元:交通事故分析レポート|横断歩行者妨害違反による事故分析


この第38条に違反した場合を、横断歩行者妨害違反になります。
 

横断歩行者妨害違反の死者数

平成20年から平成24年までの5年間で歩行中の死者(7,627人)のうち14%にあたる1,064人が横断歩行者妨害違反で亡くなっています。
 


 引用元:交通事故分析レポート|横断歩行者妨害違反による事故分析


 

横断歩行者妨害違反で亡くなる方の特徴

運転手の年齢は20歳〜60歳までと幅広いですが、歩行者の割合は60歳以上の高齢者が多い結果となっています。
 


 引用元:交通事故分析レポート|横断歩行者妨害違反による事故分析

 

 

歩行者と自動車の事故で自動車に100%の過失がつく理由

交通事故の過失割合では、歩行者と自動車の場合は被害者と加害者の境がハッキリしており、自動車と歩行者がぶつかった場合の衝撃や死亡に至る確率は格段に歩行者の方になります。
 
自動車の方はボディが凹んだり、ウィンドガラスにヒビが入る位の事はあっても、普通ドライバー自身はほとんどダメージを負いませんが、歩行者は最悪の場合、命まで落とす可能性も考慮された結果と言えます。
 
 

過失割合について疑問があれば弁護士に相談

今回ご紹介したような過失割合はあくまで基準であり、過去の裁判の判例に基づくものですが、全く同じ事故というものは存在しません。それぞれの状況に応じて少しずつ割合も変わってきます。
 
もしあなたが交通事故に巻き込まれてしまったとき、保険会社の示す過失割合に納得がいかない時には、弁護士などの専門家に相談したほうがいいでしょう。
参考:過失相殺とは|被害者が知らないと損する過失相殺の全て
 
 

まとめ

横断歩道における歩行者と自動車の事故割合は以上になります。今回は歩行者と自動車の過失割合の算出でしたが、そのほかの割合などを知りたい場合は、下記の記事を参考にしていただければと思います。
 

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編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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