累計相談数
10
万件超
累計サイト訪問数
3,844
万件超
※2024年11月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 損害賠償・慰謝料請求 > 接触事故の慰謝料相場|3つの請求事例と増額のポイントを解説
キーワードからコラムを探す
更新日:

接触事故の慰謝料相場|3つの請求事例と増額のポイントを解説

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
接触事故の慰謝料相場|3つの請求事例と増額のポイントを解説

接触事故に限った話ではありませんが、交通事故被害で何かしらの傷害を負わされた場合には、その精神的苦痛に対する保障として慰謝料の請求が可能です。

慰謝料の金額は主に加害者の保健会社との交渉で決定されますが、慰謝料には大体の相場額が定められています。そのため、適切な額の慰謝料を獲得するには保険会社の判断に全て従うのではなく、ご自身でも慰謝料の算出方法を事前に確認しておいた方が良いでしょう。

この記事では接触事故で請求できる慰謝料の相場額(請求例)と慰謝料の金額を決定する3つの算出基準についてご紹介します。接触事故の被害で慰謝料請求を検討されている場合はぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】損害賠償と慰謝料の違い|示談に役立つ損害賠償請求の知識

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で 
損害賠償・慰謝料請求に強い弁護士を探す

 

接触事故で獲得出来る慰謝料や損害賠償の相場

ここでは接触事故の慰謝料についてピックアップしていきます。

接触事故で獲得できた慰謝料の判例

1:バイク走行中に軽トラックにはねられた

事故の概要

被害者

病名

事故様態

過失割合

実通院日数

入院日数

治療期間

被害者

加害者

会社員男性
 

左第5指基節骨骨折、左第4,5指挫創、左第5指指神経損傷

人身事故

15

85

21日

8日

189日

慰謝料

236,355円

2:自転車事故|顔面7.5センチの傷、後遺障害7級12号に認定

事故の概要

被害者

病名

事故様態

過失割合

実通院日数

入院日数

治療期間

被害者

加害者

会社員兼専業主婦

顔面挫傷
腰部打撲
左膝打撲

人身事故

20

80

61日

16日

336日

当初の提示慰謝料

733,000円

3:交差点で後ろから追突

事故の概要

被害者

病名

事故様態

過失割合

実通院日数

入院日数

治療期間

被害者

加害者

主婦

前額部挫創・鼻骨骨折・右肩挫創・左拇指中手骨骨折

人身事故

0

100

29日

13日

208日

当初の提示慰謝料

傷害慰謝料423,000円
休業損害286,000円

 慰謝料の相場を左右する3つの基準

交通事故で慰謝料を算定する際、以下の3つの基準を元に算出します。
 

自賠責保険基準

自賠責保険は自動車を運転する人が必ず加入する保険のことですが、交通事故が起きた場合の最低限補償をしるした基準となっており、3つの基準のなかでも最も低い慰謝料額になります。
 

任意保険基準

自賠責保険では補完できない部分を補償することを目的とした保険で、自賠責基準よりは高い支払い基準ですが、保険会社で基準が異なること、非公開であることから基準が出しにくいという問題があります。
 

弁護士基準(裁判所基準)

東京三弁護士会の交通事故処理委員会が裁判所の考え方や判例などを参考に公表しているもので、慰謝料額の算定基準としては最も高額なものになっています。

高額な慰謝料獲得を望むのであれば、弁護士基準(裁判所基準)での慰謝料計算が有効なので、弁護士を雇うこと自体の意味を確認しておくと良いかと思います。

接触事故の慰謝料を弁護士基準で獲得するには?

慰謝料を相場以上の金額で獲得するには弁護士基準で請求することが最も効果的な方法ですが、根拠もなく自分で弁護士基準を主張しても保険会社に相手にされない可能性もあります。
 
ですので、慰謝料や損害賠償金を出来るだけ増額させたいなら、弁護士に依頼するのが最も効果的な方法になります。そのため、交通事故が得意な弁護士を探して依頼する必要があることを覚えておきましょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ交通事故で 
損害賠償・慰謝料請求に強い弁護士を探す

 

参照元一覧

裁判所-判例

『交通事故の法律知識[第3版] 弁護士 有吉 春代 他(自由国民社)』

この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
【本気で解決を目指すなら】弁護士法人ガーディアン法律事務所

何度でも相談料0円/着手金0円!完全成功報酬※保険会社との交渉に自信!まずはご面談ください●累計相談2000件以上/賠償金約300万円増額実績あり《詳細は写真をクリックあなたの持つ権利をお守りします

事務所詳細を見る
春田法律事務所 東京オフィス(虎ノ門・新橋)

人身事故被害者の方へ】事故直後・通院中いずれの場合もまずはご相談ください。弁護士への依頼で、結果が大きく変わるかもしれません。初回面談無料】【着手金無料プランあり】【オンラインで全国対応可能】

事務所詳細を見る
【被害者専門の相談窓口】北千住支店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

損害賠償・慰謝料請求に関する新着コラム

損害賠償・慰謝料請求に関する人気コラム

損害賠償・慰謝料請求の関連コラム


損害賠償・慰謝料請求コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら